StudyをHackするというその名の通り、英語学習をHACKすることで学習の生産性をあげ、学習時間を減らしつつ大きな英語力向上を達成しているStudyHacker ENGLISH COMPANY 。2015年にENGLISH COMPANYがオープンされて以来、増えてきた「短期集中型」の英語サービスの中でも、学習時間を「減らす」ことにこだわっていることが特徴です。

短期集中だからといって、1日に何時間も勉強するのでは成果がでるのはあたりまえ。教育ベンチャーであるENGLISH COMPANYは第二言語習得研究という「科学」を用いて、教育業界にイノベーションを起こしています。

今回は、わずか2ヶ月、1日に1〜1.5時間程度の学習量で大きく英語力が向上。海外とのやりとりや、CNN等の英語放送からの情報収集も容易になったという中島智子さんと、トレーニングを担当した鶴丸トレーナーにお話しを伺いました。中島さんは、英語力向上を確認するためのTOEIC®でも680点→945点と、客観的数値でもその伸びを証明されました。

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——60日で大きな実力向上おめでとうございます。TOEIC®でも945点と、かなりのハイスコア帯ですね。本日はよろしくお願いします

中島さん:ありがとうございます。よろしくお願いします。

鶴丸トレーナー:よろしくお願いします。

——まず初めに、中島さんが今回英語に取り組まれようと決めたきっかけ、理由を教えていただけますか?

中島さん:2年ほど前からM&Aしたマレーシアの子会社のスタッフと英語でやりとりをする機会が増えてきました。現地に日本人スタッフもいたり、通訳を介して意思疎通をすることはできるのですが、やはり直接コミュニケーションをしたいと思ったんです。また、M&Aの業務に携わっているのですが、海外案件の際にはアドバイザー、会計士や弁護士の方との英文メールの内容を大まかに把握しておく必要がありました。

現地の会議などでは、集中して聞いていれば途中までは理解できるのですが、聞いているうちにだんだんついていけなくなっていくという状況で、もう1ランク上の英語力を身につけておきたいと思ったことがきっかけとなりました。また、読んだり聞いたりに比べて、アウトプット力が弱いという自覚がありましたから。もっと話せるようになりたいと思っていました。

鶴丸トレーナー:実際に現地に行かれることもあったんですよね。

中島さん:そうですね。トレーニング期間中にも2回、マレーシアに行きました。

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——お仕事で英語を使ってコミュニケーションをする必要があったということですね。これまでも何か取り組まれていらっしゃったのですか?

中島さん:英会話スクールやスカイプ英会話や、良いと聞いた本での学習などに取り組んだことがありましたが、なかなか成果を得られずにいました。

——コミュニケーションが取れるようになりたいということなら、ENGLISH COMPANYでは英会話の練習から行っていったのでしょうか。

鶴丸トレーナー:大きな意味では英会話の練習と呼べるのかもしれませんが、「よく使うフレーズ」を覚えるとか、「スカイプの英会話を教材としていれる」というような、英会話的なことから始めたのではありません。というのも、第二言語習得研究では、十分な受容知識(聞いたり・読んだりして理解できる知識)が整わないと、正しくスムーズな発話はできないと言われています。ですから、すぐに「会話の練習」に飛びつくのではなくて、現時点での課題にきちんと対応することから始めました

中島さん:入会する前に読んだ、ENGLISH COMPANYに関するいくつかの記事にも、そのような第二言語習得のプロセスの話が書かれていました。その頃の私は、まさに「英会話の練習でもすればいつかできるかな……」なんて考えていたんですね。それらの記事を読んで、「その道の専門家を頼った方が、時間が節約できる」と思っていたんです。

——では、まず課題を発見するところから始めたということですね。入会時の中島さんの課題はどういったところにありましたか?

鶴丸トレーナー:文法知識もお持ちでしたし、語彙が少ないということもありませんでした。また、英語の音そのものの聞き取りについてもそんなに苦手としていらっしゃったわけではありませんでした。ただ、数十秒以上の長さの英語を聞いたときに、内容を覚えていられないということがあったんです。

中島さん:聞いている時はわかっているつもりなんですよね。ただ、すべて聞き終わって内容について質問されると、内容が頭に残っていないんです。悔しい思いをしていましたね。

——記憶力に課題があったということでしょうか?

鶴丸トレーナー:記憶力そのものというよりは、脳の使い方の問題です。脳にはワーキングメモリーと呼ばれる作業領域があります。英語のリスニングを行う際には、ワーキングメモリー上で  ①音を聞き分けて単語を認識する ②聞こえてきた単語をつないで意味を把握する ③把握した意味を保持しておく ということが行われると言われています。ワーキングメモリーには限りがありますから、①の「音を聞くこと」や②の「意味の処理」が苦手で、そこに多くの資源を使ってしまうと、③の情報を保持することができなくなってしまうんです。

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聴解処理や意味処理を自動化といって、特に意識を払わなくても処理できるレベルまでもっていくことで、ワーキングメモリーの資源消費が少なくなり、その分短期記憶に多くの容量を回せると理解いただければいいと思います。

——なるほど。具体的にはどのようなトレーニングを行ったんですか?

鶴丸トレーナー:この場合「覚えておけない」という現象に対して、課題は「聴解処理」か「意味処理」だということです。中島さんの場合、音を聞くことそのものは大きな問題がないことはわかっていましたから、意味処理をよりスムーズに行えるようにしていけばいいことになります。

中島さん:こんな精度の課題発見、自分では無理ですよね(笑)

鶴丸トレーナー:ありがとうございます(笑) そこからは、中島さんがどのように意味処理を行っているのかということを観察によって判断しました。観察の方法については割愛しますが、結果的に英語をかなり長い範囲で聴いてそれを日本語に訳しながら意味を理解しているということを発見したんです。ですから、訳さなくても理解できるようにふたつのことを中心にトレーニングをすすめました。「認知文法」と「チャンクリーディング」です。

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——認知文法とはどんなものでしょう。

鶴丸トレーナー:日本の学校教育ではこれまで基本的に、文の形、たとえばbe動詞とingがきたら「〜している」と訳しましょう、というように「訳の方法」を教えることを中心にしてきました。これはこれで、意義のあることなのですが、その方法で文を理解しようとすると、日本語が挟まる分どうしても時間がかかってしまいます。認知文法とは、その言語の母語話者、この場合なら英語ネイティブが「どんな風に世界を認知しているのか」ということをベースにした文法の考え方です。日本語訳に頼らないで、直接イメージできるようにするんですね。「認知文法ではこう考える」というイメージの作り方を知識として学んだ後に、パターンプラクティスという繰り返し練習で身体にしみこませていきます。英語を直感的に使えるように身体化するようなものです。

中島さん:助動詞のイメージなど、おもしろいものがたくさんありましたね。イメージを使いながら、映像を思い浮かべるように文を作る練習をしたりするのです。とにかく「イメージ、イメージ」で、どのように日本語を使わずに映像を浮かべるかということに意識を向けていました。あるときなど、人名でジェニファーというものが出てきて、鶴丸さんが「ジェニファーさんってどんな人ですか」 なんて聞くんです(笑) 「白人で、金髪で……」なんて答えるのですが、これは極端だとしてもイメージをする練習としては効果があったと思います。

鶴丸トレーナー:認知文法の知識を入れて、それを定着させるための教材も社内で開発しています。英語教育の専門性が高いメンバーが多いのがENGLISH COMPANYの特徴です。教材開発、課題発見の方法の研究、アプローチの研究などを一貫して行えることが強みでもあるんです。すぐれた市販教材は既にたくさんあるのは確かなのですが、より「時短」を達成するためには、そのための最適化が必要なので。市販教材の組み合わせだけではやはりロスが生まれてしまいます。

——それに加えて、チャンクリーディングを行ったということですね。これはどんなものでしょう。

鶴丸トレーナー:チャンクとは「かたまり」という意味です。ここでは、単語がいくつか集まった「意味のかたまり」だと思っていただければと思います。
少し例をあげると、My fellow Americans, it has been the honor of my life to serve you. という一文、これはオバマ氏の退任演説の一文ですが、これをチャンクにわけると、

My fellow Americans /      同志であるアメリカ国民の皆さん
it has been the honor of my life / 私の人生にとって名誉なことだった
to serve you. //         皆さんに仕えることは

このように3つのチャンクに分けることができます。ワーキングメモリーは5〜9語くらいの単語数を処理するようになっているので、あまり長いと余計な負荷がかかるんですね。イメージもしにくくなります。中島さんは、文を訳すことを前提に最後まで全部読み切ってから(聞いてしまってから)、後ろから訳すような方法をされていらっしゃいましたから、前から前からチャンク毎に処理していくトレーニングを行いました。

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中島さん:「短く、短く」と言われていましたね(笑) 頭のなかできれいな日本語にしてしまいたくなっていたんです。いったん英語を覚えて、それを日本語に訳そうとするような……。でもそれでは、リソースが足りなくなりますよね。

トレーニングの期間中に、マレーシアに行く機会があったのですが、その際にこれらのトレーニングの効果を実感しました。楽に聞いていられるんですね。とくに構えなくても聞いていられました。マレーシアの方なので、ネイティブではないのですがそれでもとてもうれしくなりました。

——他にもなにか効果を実感されるようなことはありましたか?

中島さん:TOEIC®のスコアが短期間でびっくりするようなもの(680点→945点)になったこともそうですし、CNNがすっと理解できたり、映画を見ていて字幕と実際の台詞のずれを見つけられたり、効果を実感した瞬間はたくさんあります。「困っている、これが課題だ」と感じたら、すっと対応してくれたり、私が気がつく前に手を打っていただいたりしてくれて、引き上げてもらったという感覚があります。

——2ヶ月でTOEIC®で680から945点だと、その期間はかなり勉強されたのですか?

中島さん:最初のころ、慣れるまでは時間のかかることもありましたが、だいたい1時間くらいを目安に1.5時間くらいかかることもあったというくらいです。家で行うトレーニングの時間を細かく設定してもらっていたので、言われたとおりにやっていました。朝、文法を9分でやって、昼は10分で記事を読み、夜はシャドーイングに集中…というような密度の高いトレーニングでした。

鶴丸トレーナー:私たちは受講生の方の時間を1秒も無駄にしたくないと思っています。それぞれの分野でプロとして活躍されて、お忙しいのが前提ですから、それに恥じないようなコンサルティングやトレーニングを行いたいと思っています。たくさんの時間をかけられるならかけた方がもちろん良いのですが、「できるようになるためにはたくさんの勉強時間が必要です」と言うだけなら、トレーナーはいりませんから。

中島さん:課題発見の精度が高く、アプローチが正確なので、言われたことをやれば伸ばしてもらえたという感じがほんとうにあります。

——信頼関係が厚いのですね。3ヶ月終わってみていまの感想をお聞かせいただけますか?

中島さん:TOEIC®で850点を取れば会社から報奨金がでるということもあり、最初に「いけますかね?」みたいな話をしていました。それから、やっぱりアウトプット、話す能力も伸びたらというのがありました。TOEIC®に関しては周囲もびっくりするような結果が返ってきましたし、アウトプットに関してもパターンプラクティスや、短い英作文をくりかえすことで上達してきたと思います。

最初に決めていたのは、トレーナーに言われたことは素直にやろうということでした。ここにきて我流でなにかするよりは、専門家のサポートを100%受け入れた方が良いと思っていました。ただ引き上げてもらったという感じです。

鶴丸トレーナー:いつもほんとうにきっちりやっていただけた中島さんのお力だと思います。いつもこうして謙遜なさいますが。

中島さん:これまでも自分で勉強していましたが、とりあえずなにか良さそうなものをするという感じでした。ここではしっかりと道筋を作ってもらえそれが結果に繋がったのだと思います。そもそも話すためにインプットが大量に必要だなんて知りませんでしたし、それによって聞く力が伸び、知識が増えると確かにアウトプットも上達した気がします。

鶴丸トレーナー:以前よりかなりスムーズになられましたね。チャンクをつなぐ、という意識に慣れて以前より長くて複雑な文がぱっとでるようになってきておられると思います。これからいよいよ楽しくなってくると思いますので、ぜひトレーニングを続けられて下さい。

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科学的であること。効率的であること。ENGLISH COMPANYは、その前身となる予備校の時代から「第二言語習得研究」の知見をベースにその方法をブラッシュアップしてきました。

学習者の課題が細かく発見できるから、何にどう取り組めばよいのかがより正確にわかります。そして、精度の高い課題発見のためには専門的な知見が必要です。大学などで言語習得にきちんと学んだ専門性の高いメンバーがつくった課題発見の手法が、ENGLISH COMPANYで成果が出ている理由です。

「英語ができなかった自分が、この方法でできるようになった」というような”サンプル数1”の我流の方法論はここにはありません。「受講生の時間を1秒も無駄にしたくない」という、鶴丸トレーナーの言葉。そのために、ENGLISH COMPANYは専門性にこだわります。

ENGLISH COMPANYは現在、関東に8スタジオ(四谷、恵比寿、有楽町、品川、神田、新宿、横浜、池袋)・関西に2スタジオ(京都/四条烏丸、梅田/大阪)で展開しています。
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