• ALL
  • study hacker
  • for Students

受験にこそパーソナルトレーナーを。4年間、一次試験すら通過できなかった僕が『医学部合格』を勝ち取れた理由

受験にこそパーソナルトレーナーを。4年間、一次試験すら通過できなかった僕が『医学部合格』を勝ち取れた理由

StudyHackerを運営する恵学社(けいがくしゃ)は、医学部や難関大学をめざす個別指導の予備校「学び舎東京」を東京の四谷で、「烏丸学び舎」を京都で運営しています。さらに、「受験の世界にも『パーソナルトレーナー』の仕組みを取り入れ、密度の濃い学びを提供したい」との思いから2016年3月からは東京・恵比寿で「学び舎東京plus」という小規模の予備校をスタートしました。

今回は、その「学び舎東京plus」の一期生で、このたび見事医学部合格を果たした渡名喜尚也さんと、担当の竹村トレーナー(兼・数学担当講師)のおふたりにこの一年間を振り返ってもらいました。

学び舎東京plus、入塾前のこと

——この度は合格おめでとうございます。念願叶って、医学部の学生さんですね! 本日はよろしくお願いします。

渡名喜さん:ありがとうございます! 本日はよろしくお願いします。

——今日は、渡名喜さんと竹村トレーナーがこの一年をどう過ごしてこられたのか、それから受験の「パーソナルトレーナー」って一体どんなことをしてくれるのか、いろいろとお伺いしたいと思います。

竹村トレーナー:よろしくお願いします。学び舎東京plusの竹村です。渡名喜さんの、パーソナルトレーナー兼数学担当講師としてⅠ年間一緒にやってきました。

——まず始めにお聞きしたいのは「受験のパーソナルトレーナー」とはどんなものなのでしょう、ということです。パーソナルトレーナーと講師は違う役割なのですか?

竹村トレーナー:パーソナルトレーナーは、日々の勉強内容や進路についての戦略、各教科の勉強時間のバランスなどを毎日一緒になって考える存在です。成果をだすために必要なことを総合的にサポートしていきます。

講師は、教科の内容をできるだけわかりやすく、力がつきやすいような形で指導していくわけですが、トレーナーは各教科を横断的にケアして合格力を身につけてもらうのです。講師の指導力はもちろん大前提として重要ですが、トレーナーの存在は結果を出すために小さくないと自負しています。

——なるほど、スポーツジムのトレーナーのようにアドバイスをくれるわけですね。

竹村トレーナー:そうですね。それを密度をぎゅっと濃くしたようなものをご想像していただければ。

——それでは、渡名喜さんが学び舎東京plusに入塾する前のことをお聞きします。どんな経緯で学び舎東京plusに入塾されたのですか?

渡名喜さん:高校の頃から医学部に進学したいとは思っていたのですが、現役の高校生のころは正直あまり勉強していなくて……浪人して地元の予備校に通うことになったんです。地元の予備校に入ってからは、それなりに時間をとって毎日朝から勉強をしていたのですが、伸び悩んでしまって。地元の予備校2校で、あわせて3年間浪人することになってしまいました。いわゆる3浪という状態ですね。現役時をあわせると4年間、一次試験すら突破できませんでした。

決してさぼっていたという意識はなかったのですが、やはり地元にいてはどうしても甘えが出てしまうし、良い予備校は東京に集まっていると思ったので、思い切って東京に出てきました。

tonaki-s

渡名喜さん

竹村トレーナー:ご両親に真剣に頭を下げて頼み込んだと聞いています。

渡名喜さん:そうですね。やはりお金もかかることですから……。でもこの一年で絶対に決める覚悟でお願いして、なんとか入塾を許してもらって。感謝してもしきれません。

——学力的にはどうだったのですか?

渡名喜さん:数学がどうしても伸ばしきれずに足を引っ張っていました。他の科目については医学部合格の水準も見えかけていたのですが、数学だけはほんとうに苦手で……。入塾する前の年のセンター試験の数学ⅡBは100点満点中40点と惨憺たる結果でした。

竹村トレーナー:数学の基本の知識、公式や言葉はインプットされていたんです。でも、それを使うということができない状態でしたよね。

渡名喜さん:そうなんです。たくさん勉強しても、問題を前にするとどうすれば良いのか分からなくなる状態でした。

わずか1ヶ月後、数学の模試で自己ベストを更新!

——あー! わかります(笑) 私も学生時代、数学が苦手だったのですが、解答をみても「こんなの思いつかないよ」なんて思っていました。そんな感じですか?

渡名喜さん:そうですね、とりあえず無理やり詰め込んだ知識はあったので、それを問題文の数字に思いつくままに当てはめていました(笑)

竹村トレーナー:cosθが見えたらとにかくcosθが入っている公式を使っておく、というような状態でしたね(笑)

——その状態をどう脱していったのでしょう。

竹村トレーナー:具体的には、問題を解くときに右のページに「その時に思ったこと」をすべて書いてもらうようにしました。なぜその公式を使おうと思ったのか、なぜその値から取りかかったのか、そういう思考の道筋というか、足跡のようなものをはっきりと可視化してもらったんです。

ttonaki-s2

竹村トレーナー

渡名喜さん:はじめは全然書けませんでした。なにしろ、とりあえずあてはめているだけですからね(笑) そもそも書くことがない。

竹村トレーナー:そうなんですよ。それで、ひとつひとつ意図をもって取り組んでいくことを意識づけていきました。

渡名喜さん:そんなやり方をしたことはなかったのですが、とにかく信じてみようと、右ページに書くべきことを考え続けて、少しずつ書けるようになってきたんです。

竹村トレーナー:そのプロセスがまさに「数学の問題について考える」ということなんですよね。それができるようになれば、あとはシンプルです。考えたことのうち、間違っている部分を修正していくということを授業内で繰り返していきました。正しく考えることができるようになれば、そこから先は式を正しく扱えたり、計算ができたりという技術的なものですね。

渡名喜さん:30日を過ぎるころには、もうすでに大きく力がついてきた手応えを感じていました。

竹村トレーナー:ここからは講師としてというよりパーソナルトレーナーとして、という部分なのかもしれません。毎日の面談の中で「今日克服すべきことはこれ」という具体的な目標をきめて、30日間毎日ひとつずつ乗り越えていってもらいました。大学入試で試されることは有限ですから、きちんとこなしていけば必ず出来るようになるんです。

——確かに。それで5月頭の模試ではすでに形になったということですか?

渡名喜さん:4月頭くらいから初めて、5月頭の模試では数学ⅠA・数学ⅡBともに9割程度の得点を獲得していました。自分でもびっくしりましたが、反面しっかりとした手応えも感じていました。これは伸びるぞ、いけるかもしれないという感触はありましたね。自信ももてましたし。

——順調だったんですね。センター40点のところから30日で90点は確かに励みになりますね。

竹村トレーナー:夏の記述模試では7割の得点を超えていました。前年度の同じ模試では3割程度でしたから、素点で言うと倍増です。偏差値も65を超えており、入塾から4ヶ月で20近く上がったことになります。もう「数学が苦手」という状態ではありませんよ。

tonaki-b

受験の『パーソナルトレーナー』

——夏まででそこまで上げてしまうのは素晴らしいですね。他の教科もそのような上昇を?

竹村トレーナー:いえ、実は夏までは数学をあげることに注力してもらったのです。数学6:英語3:理科2くらいの割合だったと思います。そういう戦略でいこうと、話し合っていました。

——それは思い切った戦略ですね。英語は数学の半分ですか。

渡名喜さん:そうですね。自分でやってたら、もっと均等にやっていたと思います(笑)

竹村トレーナー:英語に関しては、秘策がありました。もともと、私たちの英語の指導は「第二言語習得研究」という学問の知見を応用する形ですすめられているんです。これは、人はどんなプロセスで第二言語(外国語)を習得していくのかを研究する学問です。どんな風に学べば効果的なのかということはわかっていることも多いんですよ。

学び舎東京plusだけでなく、学び舎東京でも烏丸学び舎でもその方法で英語の指導は行われていますし、社会人向けに運営しているENGLISH COMPANYでもそれをもとにしたトレーニングが行われています。シャドーイングなどの音声系のトレーニングや認知文法などを取り入れた文法指導、脳の性質を利用した英単語の覚え方など、かなりの効果がでています。

そういう「秘密兵器」があったので、数学の力がつくまでは、英語にかける時間を抑えながらも実力を着実につけていくということができました。

渡名喜さん:英語の勉強時間を減らすのはこわかったのですが、もう4浪目まで来たら信じるしかないと思ってプラン通りに進めていきました。実際本番の入試でも、英語についてもしっかり手応えがありました。

竹村トレーナー:英語の講師からも、私大医学部の合格水準にはあると聞いていました。もちろん後半、数学が伸びてからは英語や理科の勉強時間も増やしていったんです。

——そのような細かい部分の調整も含めて、パーソナルトレーナーはみていくのでしょうか。

渡名喜さん:毎日面談しましたよね(笑)

竹村トレーナー:そうですね(笑) 日々勉強をしていくわけですから、課題も変わっていくんです。いま何が欠けているのか、ひっかかっているところは何か、何が足りないのか。それをどう乗り越えるのか。そういうことを生徒とワンチームで進めていくのが、パーソナルトレーナーの役割だと思っています。

授業の中で伸びるということももちろんあるのですが、やっぱり自習時間に、自分の机で伸びていくという部分も大きいものです。ですから、どういうことを自習課題として設定していくのか、もっとも効果的な「練習メニュー」を考えていくんです。もちろん押しつけるわけではありませんが、自分ひとりでは気がつかないようなことも、客観的にわたしたちの目から見れば分かることもありますから。

渡名喜さん:それは絶対にそう思います。自習内容って偏ったりしてしまうものですから、そこにアドバイスやプランニングが入るのはとてもありがたいことでした。

僕の場合は、ここに来るまで特にさぼっていたという感覚はないんです。自分なりに勉強していたつもりでした。地元にいたころだって、きちんと朝から毎日勉強していたんですよ。でも、それでもやっぱり伸びていかなくて。結果、ここに来るまでに3浪もすることになってしまいました。いま思えばやり方がまずかったんだと思いますが、それはなかなか自分では気がつかないことでした。今こうして合格できて、感謝のきもちしかありません。

竹村トレーナー:合格を勝ち取ってくれてほんとによかったです。渡名喜くんと一緒にこの一年勉強できたことは、私にとっても大きなことでした。ありがとうございました。

tonaki-b2

——改めて、おめでとうございます。最後に、これから受験する方にメッセージをお願いします。

渡名喜さん:この一年間で、医学部に合格する、高い目標を乗り越えるということのためには「執着する」ということが必要だということを学びました。ほんとうに細かいこと、去年までの自分なら「まあこのくらいでいいか」と思っていたようなことにまで、こだわり抜いていく気持ちです。特に、基礎的な部分にこそ、完璧を求めて追求していったのが良い結果につながったのではないかと思います。
楽なことではありませんし、「覚悟」のようなものも求められますが、それでも打ち込む価値のあることだと思います。ぜひがんばってください。

竹村トレーナー:受験はゴールも範囲も決まっていますから、「再現性」が高い分野だと思います。正しいことを正しい方法で、正しい順序で行えば、ゴールに到達できます。渡名喜くんの場合はそれを素直に(ほんとうに素直に)受け入れてくれました。今回の合格はその素直さの勝利なのではないかとも思います。私自身、たくさん学ぶことのあった一年間でした。ありがとうございました。

——ありがとうございました。

***
「学び舎東京plus」は「受験 × パーソナルトレーナー」というこれまでになかった仕組みの新しい予備校。「受験のパーソナルトレーナー」が、これまで以上に徹底的に、ひとりひとりに関わっていきます。

烏丸学び舎(京都)、学び舎東京(四谷)とともに、新年度の生徒募集を行っています。

なんとしても合格! という方はぜひ一度チェックしてみてください。

banner-plus

学び舎東京のページ→ 「学び舎東京公式サイト

関西の方は、烏丸学び舎(京都)のページ→「烏丸学び舎公式サイト