センターから二次まで幅広く

センター国語の漢文で高得点を取りたい人から二次試験で漢文を使う人まで、漢文を受験科目に使う受験生には幅広くおすすめできます。こつこつ取り組むタイプの人は夏休みの後から、一気に攻めたい人はセンター二か月前くらいから、始めると良いでしょう。ただしセンター直前は他の教科の追い込みも必要。ほとんど漢文の勉強をしないまま本番、なんてことにならないよう、計画的に取り組みましょう。

「句法」から攻める

漢文を解く際に非常に重要である「句法」を中心にすえた参考書です。三つのパートから成り、漢文を学習する際の”学習の心得”を載せたPART1、句法の形とそれを使用した例文と解説のPART2、そして実際のセンター過去問に取り組むPART3といった構成になっています。

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看護学部を卒業後、医学部受験に挑戦。卒業後わずか1年で合格を勝ち取った「教科書レベル」からの挑戦
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意外な得点源、漢文

漢文は難しそうだから苦手……、と敬遠されがち。しかし、漢文は解くときのテクニックさえ覚えてしまえば、簡単に、あっというまに点数がのびる科目なんです。この参考書を正しく使えば短期間で漢文の力がつくこと間違いなし。「句法」は漢文を読むための”もと”。その「句法」について、レ点といった読みの基礎の基礎から少しややこしい文章の形までみっちり解説をつけて載せてくれています。見開きの右ページに句法とその解説、左ページにその句法を使った例題と解答、といったわかりやすい紙面構成になっています。隙間時間などに、答えを隠しながら問題を解くと良いでしょう。

知識問題で差を付ける

「知っていれば解ける」ような、漢字の読みの問題、語の意味の問題、文学史・思想史の知識を問う問題は早い時期に準備しておきたいですよね。この参考書ではこれらもカバーしています。「読みのヤマ漢ベスト50」「意味のヤマ漢ベスト50」「漢詩のきまりと文学史のヤマ」「思想史のヤマ」といったページがあり、知識問題を得点源にできるようになっています。 またPART3の最初には、時間の限られたセンター試験で漢文を解く際に重要なことをまとめた、「センターの心得」が掲載されています。センター形式の問題を解く前には必ず読むようにし、センター本番直前にも読むと安心できます。

暗記は計画的に

漢文はセンター試験だけという人は、66の句法+センター演習5題を一ヶ月程度で一気に仕上げてしまいましょう。例えば一日3つ句法覚える、と決めれば句法は20日ちょっとで終わり、それから一週間ほどでセンター演習を終わらせることができれば、ちょうど一ヶ月でやり遂げることができます。一周目が終わってからも、句法のところは定着するまで何回も読み返しましょう。句法を2,3周したらセンター過去問に移るのに十分な力が備わるはず。もちろん過去問に移ってからも、何度でも読み返し、句法を定着させましょう。二次試験で漢文を使うという人は、夏休み後くらいから取り組んでいけば十分です。一ヶ月~二ヶ月ほどで句法とセンター演習を終えた後、志望大学の過去問に取り掛かりましょう。どちらにせよ計画的に進めることが重要です。漢文の配点はそんなに高くないし!と後回しにしてると痛い目をみるかも…