過去問に移る前に

難関大にも対応しています。古文単語、古典文法を学習した人のうち、標準的な問題がある程度解ける人に特におすすめします。基本的に国公立、私立の大学入試から問題が選ばれており、古文の勉強を一通り終えた、高校3年生の夏休みから秋にかけて取り組むのが最適です。この一冊を終えたらすぐに二次試験の過去問に取り組めるだけの実力が身についていることでしょう。

bunto_book_badge入試問題が素材。そのため確かな基礎力が必要

大学入試問題が素材となっていて、記述問題、選択問題ともに充実しています。単語の意味、現代語訳、内容理解等バランスよく出題されています。古文勉強に穴がある受験生では十分に参考書を生かすことは難しいため、確かな基礎力を身につけた人に使用していただきたいです。ジャンルとしては「説話」「作り物語」「歌物語」等オーソドックスなものばかりで、入試で出題されるジャンルはカバーしています。

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bunto_book_badge言わずもがな、解答を上手に利用せよ

解答解説は、本文の解釈と、各設問毎に重要な古語が確認されており、受験生に何を問うているのかがわかりやすい形となっています。解答するべきポイントが明確であり、読解の上で必要となる文法事項にも触れられているため、一通り解説を読めば納得できることでしょう。また、本文解釈を読んで、自分の読解とずれがある場合は文法、単語の意味を必ず確認して、どこで解釈が異なったのかを必ず確認すべきです。

bunto_book_badge設問攻略の視点を意識し、揺るぎない実力を

本書の導入部に「設問攻略の視点」という部分があり、設問に取り組む上で鍵となる要素についての説明があります。「語意型」「解釈型」「会話部指摘型」「心情説明型」等、受験生にとっては必須の12項目が挙げられており、解答の際には意識しておくことが望ましいです。本書解答にも、何が問題となっているか書かれているため、自分の読み取りが正しかったかどうか、判断してほしいと思います。
それぞれのジャンルの問題がまんべんなく出題されているため、古文読解の力を総合的に伸ばしたい人には向いています。すでにかなりの力がある人は受験大学の出題傾向に合わせて、ジャンルを特化させていった方が効率良く学習することができます。

bunto_book_badgeおすすめ使用方法

古文の実力がついてきた高校3年生が読解力、解答力ともに鍛えるための問題集となっています。余裕のある人ははじめから時間を意識して時間内で解答できるようにすると良いでしょう。まだそこまでのレベルに達していない人は、時間がかかっても良いので、解釈に力を入れてよく考えて解答すると思考力が養われます。一日一題解いても22日で終わるので、特に答え合わせに時間をかけて取り組んでもらいたいところです。また、本書を解き終わる頃には、自分の苦手ジャンルが見えてくると思うので、大学入試問題集などから、そのジャンルを探して取り組むとより効果が上がります。2回3回と繰り返して取り組む価値のある問題集です。