現代文はセンスだと思っているあなたに

現代文の学習をこれから本格的に始めようと考えている人から過去問演習に入ろうとしている人まで、どの段階でも使える現代文の講義型参考書です。マーク式問題の解法についても詳細に解説されているため、センター試験の得点ならすぐに底上げが可能です。特に「現代文の勉強の仕方が分からない」「現代文は勉強しても成績が上がらない」と考えている人にはもってこいの1冊です。

現代文の解法は時間が経つと忘れてしまうという性質のものではないので、早い段階から着手し、定期的に問題演習を挟んでブラッシュアップしていくのが理想的です。現代文を事前に押さえておけば、受験期直前は理科・社会などの暗記量が膨大な科目や、理解が不十分だと感じる分野に時間を割くことができますね。

現代文の論理的読解力を身につける

「実況中継シリーズ」の2作目となる本書ですが、1冊目と同様に現代文をセンスや感覚ではなく、論理的読解力で解く方法を講義しています。現代文はセンスだと思っている人はたくさんいますし、感覚で現代文の解法を体得しており、特に勉強せずに満点近い点数を取る人もいるかもしれません。しかし、それは一般的に論理的な理解力や思考力が必要とされる数学でも同様です。そして現代文は、数学のように問題に膨大なパターンがあるわけではありません。

本シリーズの3冊、合わせて計18題の問題で現代文の解法パターンは習得できます。現代文に関するセンスが全くないと感じている人ほど、本書を読んで公式となる解法を身につければ、めきめきと力がつき、得点を伸ばすことができるでしょう。現代文は得意だと思っている人も、感覚的な解き方をしているなら要注意。現代文の基本的なルールや解法を論理的に理解し、確実に得点できるようにしておきましょう。

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看護学部を卒業後、医学部受験に挑戦。卒業後わずか1年で合格を勝ち取った「教科書レベル」からの挑戦
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選択肢の選び方にもルールがある

入試に挑む際、本文を理解したからといって適切な選択肢を選ぶことができるかというとそうではありません。選択肢の違いが分からなかったり、どれも正解なように思えたりして、何を聞かれているかは分かるのに答えに迷った経験はありませんか?

現代文の場合、選択肢の選び方にもコツが存在しています。「2つまでは絞ることができたのに……」といった悔しい思いをしたことのある方もいらっしゃるかと思いますが、国語力がほんとうに必要とされるのは2つに絞ってからなのです。本書で選択問題の基本的なルールや解き方を学び、1つの正解を導き出すプロセスをしっかりと身につけましょう。

手薄になりがちな分野もカバー

また本書では、苦手意識をもつ受験生の多い擬古文や古文・漢文との融合問題の解法も扱っています。通常の現代文の問題と比べて、文章自体も非常に読みにくく、分からない単語も多く、対策もしづらいのでどうしても手薄になりがちです。しかし、こういった多くの受験生が対策を怠りがちな分野こそ、固めておくことで差をつけることのできるポイントになります。

「分からない箇所をどうやって推測するか」という推察力があるかどうかが、解ける人と解けない人の差になるのです。英語と同じように、分かる部分から推測して読む文脈力を身につけると、古文・漢文に関する問題にも確実に答えられる実力が養われるのです。

シリーズを順番に取り組んでいこう

本シリーズは全3巻を順番に取り組む必要があります。もし、1冊目を終えていないのであれば、必ず1冊目から取り組むようにしましょう。1冊目で現代文の基礎的な論理的解法を学んでこそ、2冊目となる本書で扱われている選択肢の選び方や個別の分野での解法が生きてきます。

1冊目と同様、ただ答え合わせをするのではなく、問題を解くときに解答を導いたプロセスと解説を照らし合わせて、論理的に答えを導けているかどうか確認してください。問題文も6つと限定されているため、1日1題丁寧に取り組んでも1週間で終わる分量です。高校2年生や時間に余裕のある夏休みなど早めの段階で取り組み、現代文は一度完成させておきましょう。