bunto_book_badge王道の万能参考書

高校3年生で、受験勉強に取り組み始め、日常学習としての入試対策をしていきたい人が、1学期~夏休みくらいの時期に取り組むと効果的です。

bunto_book_badge抜群の網羅性

名前だけは誰もが知っている有名参考書ですが、実際、なぜそこまで有名なのかと考えると、まず第一にその網羅性の高さが挙げられます。難関大学を目指す上で、解答必須な問題をほぼ漏れなく収録しており、この一冊を完璧に仕上げれば、超難関大学を目指すための土台も築くことが可能です。数多くの参考書・問題集が出回っている中で、昔からずっと受験生に支持されてきた最も大きな理由は、そのような圧倒的な網羅性から生まれる確かな信頼感ではないでしょうか。

bunto_book_badge「チャート」を理解し、自信につなげる

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チャート式の他のシリーズ同様、解答の指針としての「チャート」を丁寧に説明しており、受験生はこの「チャート」を自分のものにすることで、多くの入試問題を解くことができるようになるでしょう。それは、たとえ難関大学の2次試験問題と言えど同じです。一見解答の糸口が見つからない問題でも、その多くが、少し見方を変えるだけで、よくある頻出問題として扱うことができるようになり、この参考書で身に付けた「チャート」を使って、様々な問題に対処することが可能になります。本格的な演習用問題集や過去問に取り組む前に、入試必須問題の「チャート」を一通り自分のものにすることで、数学に大きな自信を持てるようになるでしょう。

bunto_book_badge自分のスタイルに合わせて使おう

前述した網羅性の高さですが、この点に関して注意しなければいけないことがあります。それは、その分きちんと自分の力やタイプ、割くことができる時間に合った使い方をしないと、途中で挫折してしまうという点です。もちろん、チャート式は解法辞書としての使い方もできるので、最初からそのように割り切って使うのも一つの使い方ではあります。しかし、一通りやってみようと決心しても、全部の問題に取り組むことは、かなりの無謀で、自分に合った使い方をする必要があるでしょう。最も王道的な使用方法は下に明示しますが、そのような点で、受験生のタイプ、状況により具体的な使い方は変わり、分量が多い分、その使い方を間違うと貴重な時間を無駄にしてしまう可能性もあります。難関大学の2次試験で頻出の「積分法の応用」は、演習量がモノを言う単元ですが、本書は、そのための練習問題も十分に確保しています。

bunto_book_badgeおすすめ使用法

まず、教科書や各章の始めにある基本事項を参考に、基本例題を一通り解いてみます。その際、まずは各例題の下にある「チャート」や解説を一切見ないで、自力で取り組むことが重要です。10分程度考えても解答の糸口「チャート」が思い浮かばないようであれば、「チャート」を熟読し、再度アプローチしてみるか、解説を一通り読み、各ページ下の練習問題を解いてみます。そういった「チャート」が浮かばなかった問題には、印をつけておきます。練習問題は、自分の理解度に合わせ、取り組むかどうか決めれば良いです。基本例題と+αの練習問題で1周し、2周目以降は、印がついた問題、すなわち自力では、「チャート」が出なかった問題について復習していきます。


京都大学工学研究科原子核工学専攻。茨城県立水戸第一高校卒業。学部時代は、量子情報技術に関する研究を行い、現在はX線コンピュータ断層撮影装置への応用を目指した放射線検出器の開発を行っている。