数学Ⅲ入試の典型的重要問題を精選

大数Bレベル(入試標準レベル)を中心に一部Cレベルも含む内容で構成されており、難関国公立2次試験や東大京大レベルの基礎固めとして必要十分なレベルになっています。1対1対応の演習など標準レベルのテキストを何度も繰り返したあとであればすらすらと手が動くかもしれませんが、1, 2周程度でこちらに移るとどの問題も難しく見えるかもしれません。

単元別演習は過不足なく入試標準レベルを網羅。難易度にも教育的な配慮あり

数学Ⅲの各単元ごとに分野別の演習問題が配置されています。収録されているテーマは過不足なく、入試標準レベルを網羅しているといえるでしょう。計算のレベルも多少苦労するようなものが選ばれています。あとは計算するだけというところでやめてしまわないように、最後まで取り組んで答えを出すところまでやりきりましょう。ただし、面積・体積問題は多少簡単めなものが選ばれているので、後半にある実戦問題のセクションでがっつり向き合ってください。

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薄さの割に肉厚な収録数。融合・総合問題も完全対応

本自体の薄さの割に収録している問題数は実は相当多く、135題収録されています。別解や研究話題の紹介も充実しており、読み応えのある解説になっている点も合わせて魅力の一つです。
また、単元別の演習問題のあとは実戦向けに融合・総合問題を収録しており、入試本番で問われる内容とほぼ同等の演習を行うことができます。微積分の出題を例にとっても、微分法の応用だけ、積分法の応用だけという出題はあまり存在せず、ごちゃ混ぜにした形で問われることがほとんど。さらに途中ベクトルを使用したり、最後は極限を求めたり、微積分以外の分野も混ざってくることになります。また、カテナリーや伸開線など、そもそも定番のテーマもよく出題されており、こういった有名所も確実に収録されているのが嬉しいところです。

要点のまとめで直前の確認を

各章冒頭に要点のまとめが掲載されています。教科書事項+αの内容を簡潔にまとめてくれていますので、入試本番直前に見直して、公式や定理の覚え間違いで失点することなどないようにしましょう。なお、積分計算に使用することが多い三角関数の公式のまとめも収録されており、かゆいところに手が届く配慮がなされています。

1対1の演習として。

1対1対応の演習 数学Ⅲ(曲線・複素数編/微積分編)に取り組んだあとの演習教材として使用しましょう。ミスがあった問題は1対1に戻って該当内容を復習してください。例題と演習題を解き直したあとにもう一度スタンダード演習の問題に取り組み、学習した原理・原則を用いて解くことができるようになっているか再度確認してください。