既卒生なら秋までに1周、現役生は学校に合わせて

その名の通り、記述問題が出題される難関私立大、国立大受験に生物を使用する受験生におすすめです。生物知識の客観的な把握に役立つため、記述問題の対策だけでなく、知識を固めるのにも非常に有効。既卒生や、高校の学習範囲を終えている場合には、4月から取り組み始め、秋頃には1周を終えたいところ。高校の学習範囲を終えていない場合、学校の進度に合わせて取り組んでいくとよいでしょう。

生物の記述問題対策といったらコレ!

記述・論述といっても、実験結果から考察したり、自分で内容を読み取って記述する類のものではなく、「有性生殖の意義を80文字で述べよ」「DNAとRNAの構造上の違いを3つあげよ」など、生物知識を言葉で説明する問題が収録されています。ほぼ全範囲の知識をまんべんなくカバーしているため、一問一答型の問題集のように、知識の補充・確認のためにも利用できるのがよいところでしょう。また、記述問題といえば、自己採点が難しいイメージがありますが、心配無用。配点と採点基準が細かく設定されているため、自分で詳細な採点を行うことが可能です。

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苦手だった英語でほぼ満点を取って国立千葉大学医学部に現役合格した話。
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記述対策をしながら、知識の確認もできる!

生物の記述問題は、非常に得点のしにくいカテゴリーです。ですがその一方で、コツや独特の言い回しを掴んでしまえば簡単に解答できてしまうという面もあります。本書で問題演習を重ねることで、記述問題に対する「慣れ」を身につけることができるでしょう。さらに、この問題集は記述の訓練だけでなく、知識の確認まで行えるのが非常に素晴らしい点です。生物の入試問題では、複数の知識を「流れ」や「ストーリー」として複合的に捉える必要があります。一問一答形式の問題集では、暗記して理解した「つもり」になりがち。記述形式で流れを踏まえて知識の確認をすれば、自分が本当にその知識を身につけているかどうかがすぐにわかります。

生物独特の言い回し、記述のコツが丸わかり!

本書は記述問題をただ載せているだけではありません。「どう書けば的確な回答ができるか」「どのように解答すれば点がもらえるか」といった記述のコツ・テクニックを紹介する「論述攻略ゼミ」のページがコラムとして登場します。このコラムによって、「この形式の問題は、どんな日本語を選べばよいか」「論理的展開として、どのようにつなげればいいのか」など、模範解答を真似るだけでは見えてこなかった内容が丸わかりなのです。

とにかく1周してみよう

まずは1周通してやってみましょう。その際ABCなど簡単に自己評価を記しておくと後で便利です。2周目は1周目に出来が悪かったところを中心にやり直してみてください。