過去問演習の前に。実験考察・論述・計算の対策はお済みですか?

国公立大をはじめ、難関大の生物科目を受験する生徒なら、一度は触れておきたい「実験考察・論述・計算問題」の対策に特化した問題集です。全く同じ内容の問題が出題されることは少ないのですが、考察や論述など、教科書を読むだけでは身につかない問題への対応策を知ることができます。3年の夏休みなど、時間の取れる時に完成させておきたい内容です。

難関大生物受験者なら必ず解いておきたい105問

教科書の内容は理解できたし、基礎的な問題集は解き終えた。さて、あとは過去問演習に取り掛かるだけ……。そう思っていませんか? 知識を暗記し、簡単な問題演習を積むだけでは経験できないものがあります。それが、発展的な問題の訓練です。

難関大の受験生ならご存知とは思いますが、生物の問題において、単純に知識を問われることはまずありません。長大な問題文、実験の前提条件を読み込んでから解答する必要があるのです。豊富な知識を持っていたとしても、問題を読み解くためのトレーニングを積んでいなくては合格への道はないでしょう。

論述のコツ、実験のポイントなど、初めて解く人には分からないことだらけなのが、難関大の生物です。この問題集では、105題の「ホンモノ」の入試問題が用意されています。ひとつずつ解いていくうちに、難関大生物を解くツボが押さえられるでしょう。

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問題集より分厚い解答・解説集。じっくり読み込んで完全理解を目指せ!

『標準問題精講』が素晴らしいのは、解説が非常に丁寧な点。計算問題であれば途中式の意味、論述問題であれば必ず入れるべきポイントをしっかりと明示してくれるのです。そのため、たとえ正解した問題であっても解説に目を通すことで、より深く生物を理解することができます。入試本番でも筋道立てて考えられるよう、必ず答えを導き出した方法や考え方にも目を向けるようにしましょう。

実験考察問題や論述問題では、正解が一つに決まらないことが多いので「どうしてこの問題にはこの解答が適切なのか」という原理原則を知る必要があります。そのうえで、自分の解答が考え方や切り口としては正しいのか、それとも大幅にずれてしまっているのかを考えなければなりません。塾講師や家庭教師がいれば簡単に知ることができますが、自習の際に判断するのは難しいのです。

前からだけでなく、多分野に渡って進めてみよう。

入試問題は、必ずしも分野別に並んではいません。遺伝の問題から発展して、タンパク質合成やその生物の代謝まで問われることだってあるのです。本書も一応分野別に問題が並んではいますが、それはあくまで目安に過ぎません。前から順番に進めるだけではなく、各章ごと数問ずつ解いてみると良いでしょう。

わからなければ教科書へ。基礎を押さえながら進めよう。

生物入試で必要なのは、基礎的な知識をしっかりと押さえた上で、それを使いこなす能力です。この問題集が運用・応用を鍛えるものですが、基礎的な部分に不安があれば、必ず教科書にかえって復習しましょう。教科書の知識と実践問題を往復することで、無敵の生物力を手に入れられるはずです。