国公立・難関私大の生物範囲を網羅しよう

国公立大学2次や医学部を含む難関私大の生物受験者向けの網羅系参考書です。教科書レベルの事項を余すところなく盛り込むことはもちろん、難関受験に対応できるレベルまで掘り下げて解説を試みた、生物テキストの決定版ともいえる豊富・充実した内容です。800ページほどの量がありますので、短期集中で学習するには不向きです。117講を60分で1講ずつ読んでいくという取り組み方が著者が主張する最も効果的な方法です。

高校生物最強の講義

書名にもある通り高校生物「最強」と言っても過言ではない参考書です。難関大2次試験まですべての範囲を網羅し、発展的内容も随所に仕込まれながら、イラストが豊富でわかりやすい。実際の予備校での授業を文字に起こしたような、語り口調の文章で書かれているため、初学者にも非常に読みやすい出来、重要箇所も明記されていて、自学自習に最適です。「基本的な内容でも丁寧に」「高度な内容でもわかりやすく」が徹底された、内容もわかりやすさも高校生物「最強」の講義型参考書です。

mtp-ec
苦手だった英語でほぼ満点を取って国立千葉大学医学部に現役合格した話。
人気記事

最強講義の最強ポイント

先生が板書する箇所が最強ポイントとしてまとめられています。1冊ノートを用意して書き写していくだけでも、講義のエッセンスを整理することができるだけでなく、要点をまとめたノートができるので試験直前のチェックにも使えます。黒板をモチーフに書かれているので、実際に講義を受けて板書をしているような感覚になれることも「講義」と銘打っているだけあります。ただ目を通して読むだけでなく、重要箇所は書き出すという作業をプラスすることで記憶への定着度も高くなり、内容の理解が深まることでしょう。

苦手な人が多い実験の解説も豊富

難関校の入試問題では、実験考察問題がよく出題されます。単なる知識を問う問題であれば、すらすらと答えられるものの、実験考察問題では、長いリード文を読み解区必要があるだけでなく、実験の結果についてなぜそうなったのか説明を求められることすらあるため、本質的な理解が必要不可欠です。したがって、実験考察問題は見るだけで難しく感じてしまい、苦手だと思っている人も多いことでしょう。
この参考書では頻出の実験が1つの講義としてまとめられています。また、入試でよく問われる計算問題や論述問題にもページ数が割かれており、ただ知識を詰め込むだけでなく、入試で使える形まで昇華させてくれます。内容網羅型の参考書は知識の詰め込みに限定されることが多いのですが、考える力も鍛えられるのです。

まとめてやっても効果は半減、1つ1つ丁寧に

60分かけて1講ずつ取り組んでいくのが理想です。教科書と並行しながら1周し、全範囲学習後からもう1周しましょう。毎日1講ずつ取り組めば、約3か月で終えることができます。そのとき、最強ポイントはノートに板書しておきます。そのあとは問題演習を重ねながら、間違ったところはこの参考書に戻るようにすればいいです。受験直前にもう一度最強ポイントをノートに書き出し、重要箇所を確認すれば、漏れがなくなります。