過去問の前に

東大・京大をはじめとする難関国公立大学および慶應・慈恵・順天堂・日医といった私立大学医学部上位校、そして早慶など難関私立大学を目指す方におすすめ。過去問に入る前に最終仕上げとして、夏休みくらいから取り組むのがちょうどよいでしょう。同レベルの問題集に『化学の新演習』がありますが、そちらより問題数が少ないものの、1問1問の解説が丁寧かつ充実しているので、質より量で攻めるタイプの問題集です。

合否の分かれ目を制す

入試では、多くの受験生が解ける基本問題を完全に解答するだけでは合格点は獲れません。標準~やや難しい問題も正解する必要があります。その傾向は難関大学であればあるほど強くなります。
合否の分かれ目となるやや難し目の問題を厳選。それらの解答に必要な知識を丁寧に解説しています。本書を徹底的にやり込めば、難関大学への合格が大きく近づくでしょう。

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【医学部受験】昨年度全滅からの大逆転。センター9割、医学部一次10校合格を叶えた「基礎」の力
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使いやすい紙面構成

各問題で扱っているテーマが詳しく書かれており、チャレンジしたい問題を探す時の目安として非常に便利です。また、小問ごとに無印、★、★★というように難易度を示してくれているため、学習計画が立てやすくなっています。
対応する解答・解説ページを各問題について提示している点も学習の際にありがたいですね。

丁寧で知識の整理も出来る解説

別冊となっている解答・解説が非常に丁寧です。「精講」では、受験生が混乱しやすい事項を整理。「ポイント」では、その問題を解くためのポイントを端的に解説。その他にも問題の全体像を踏まえた丁寧な解説が全問題でなされ、本書の解答・解説をじっくり読み込めば、難関大学の入試問題にも通用するしっかりした知識の整理ができます。

何周もやりこむのが合格の秘訣!

各問題をまずは自力で解いてみましょう。その後、解答・解説を熟読しますが、その際、「何が正解なのか?」ではなく、「自分の考え方は合っているのか?」ということを徹底的に考え抜くことが重要。
解き方をパターン化し暗記しても、それでは実際の入試の際、問題の見かけが少し変わった途端に解けなくなってしまいます。解答・解説を読み、納得したら一度問題、解答・解説から離れましょう。
自分が今解いた問題の概要、及びその問題を解くための考え方を頭の中でリピートしてみます。この作業により、見かけが少し変わった類題にも応用が利く実戦的な力が身に付くでしょう。
本書の問題数は計103題。1日3題ずつ取り組めば、約1か月で1周することができます。間違った問題を中心に2周、3周と繰り返すことで、問題の処理速度も上げていくことができるでしょう。本書を徹底的に仕上げることで、スムーズに過去問演習に移ることができます。