化学を深く理解する

 
高校の化学(化学基礎・化学)は概ね「有機化学」「無機化学」「理論化学」の3つにジャンル分けされます。「理論化学」分野について、学校の授業で一通り教科書の内容については学習できた、あるいは、もう少し踏み込んだ内容まで学習しなければいけない。そんな人にうってつけなのが、本書です。高校2年生までであれば、時間は気にせず、授業の予復習と合わせて使ってみましょう。高校3年生や既卒生であれば時間が確保できる夏休みに1周しておきたいところ。大体1項目について10ページ程度ですから、2週間から1ヶ月のスパンで終えることを目標にしましょう。

いずれにしても、理論化学の実戦的な問題演習を始める前に、挟んでおきたい1冊です。

まさに受験のための1冊

物理や化学の受験参考書として定評のある「Doシリーズ」の理論化学編。教科書に載っている内容を明快な説明で噛み砕きつつ、頻出の範囲については少し高校レベルを超えるところまで踏み込んで紹介されています。しかし、本格派の参考書でありながら、ところどころに演習問題として大学入試の問題が掲載されているので、「知識を得る」→「演習で定着」というプロセスを体験できるのも魅力の一つ。通読した後の問題演習にスムーズに移行することができます。

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語呂合わせで覚えにくいものも安心

化学の語呂合わせといえば「水平リーベボクの舟、なまがるシップスクラークか」が有名ですが、この続きを知っていますか? 実はこの後に「スコッチバクロマン鉄子に…」と原子番号36番まで覚えられる語呂合わせがあります。他にも同族元素など覚えておくと便利な知識の語呂合わせが紹介されているので、ぜひ活用しましょう。

別冊「入試で使える最重要Point総整理」を活用

別冊として「入試で使える最重要Point総整理」がついています。分野ごとに重要事項が整理されているので、どこが大事な部分かを意識して記憶することができます。薄く、携帯性に優れているので、通学時の電車で復習したり、試験前の少しの時間に最後の確認として使用したりするのに便利です。

オススメの使い方

最初に述べたとおりオススメの使い方は
①夏休みに理論化学を復習する
②授業と併行して使用する
の2通りです。
夏休みに使う場合は、最初から読み始め、重要ポイントは書き写すなどして手を動かしながら覚えていきましょう。演習問題もできるだけすべてに挑戦してください。解けなかったり苦手だと感じた単元については、手持ちの軽めな問題集を併用して演習を重ねてみてください。
授業と併行して使用する場合は、予習と復習の際にそれぞれ1回ずつ該当する単元を読み通してみましょう。もちろん演習問題にも出来る限り挑戦してみてくださいね。


早稲田大学創造理工学部総合機械工学科に所属。ICU高校出身。現在は機械の勉強をし、将来的にはセンサーや画像認識技術を勉強したい。