有機に不安を感じるそんなあなたに

化学基礎・化学の参考書の定番である「解法カード」シリーズの有機化学編です。有機化学は結合の変化一つで物質名ごと変わってしまうなど、とっつきにくい分野として有名です。大げさではなく、有機化学が苦手な受験生「全員」に一度は通読していただきたい参考書。そのくらいの名著です。
本格的な演習に入る夏休み明けまでに1周終わらせることが理想ですが、センター試験や私大の入試前に重点的にを入れて、弱点補強対策のために通読するのも使い方の一つですね。

語りかけるような文章で理解しやすい

フルカラーで色文字、太字や下線を利用して重要ポイントがわかりやすいくまとめられているので、とっつきにくい有機化学も頭に入ってきやすくなっています。また、解説の語りかけるような文章が特徴的。難しい内容でも親しみやすく感じられます。
一見、とっつきにくい内容もありますが、丁寧に解説されているので時間をかけてじっくり読めば、必ず理解できるでしょう。

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苦手だった英語でほぼ満点を取って国立千葉大学医学部に現役合格した話。
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解法カードを利用して記憶を定着させよう

本の題名にもなっている「解法カード」が別冊でついてきます。
名称、化学反応、製法や検出法など、有機化学は記憶すべきことが多い科目。複雑な内容が整理された「解法カード」を使えば、通学時間などの少しのスキマ時間も有効活用して記憶に定着させていくことができます。

高分子化合物もこの一冊でバッチリ

新課程の化学では新しく高分子化合物が必修化され、センター試験にまで出題されるようになりました。高分子化合物を取り扱う参考書はまだまだ多くありませんが、本書では多くのページをつかって丁寧に解説されています。この範囲でもやはり記憶すべきことは多いのですが、解法カードを利用して効率よく記憶していきましょう。

構造式の記憶は重要項目を書き写して覚える

有機化学の化学反応式は、化学式ではなく構造式でも求められることがとても多いものです。構造式は、何よりもまず手を動かして記憶してしまいましょう。時間に余裕のある人は、色文字や太字で強調された重要項目を書き写しながら覚えていくと良いでしょう。
反応式や製法は、「解法カード」を利用してスキマ時間で覚えてしまいましょう。本書と問題集を併用すれば、構造決定問題にも手が出るようになるでしょう。