bunto_book_badge体系的に物理を理解!!

『新・物理入門』の演習書です。難関大を目指す受験生向け。物理を体系的にきちっと理解したい人におすすめです。高校の教科書が曖昧にしているところを敢えてしっかりと記述しています。微分方程式、ベクトル等数学的思考が得意な人には特におすすめできます。『新・物理入門』の演習書であるため、『新・物理入門』を学んだ人はもちろん、学んでいない人にとっても有効な参考書であると思われます。使用時期としては、『新・物理入門』と並行して解くのが効果的なので、高3の夏休みから始め、入試直前まで使用できます。

bunto_book_badge一問入魂!!厳選問題で物理的思考力を身に付けろ

分野別に6章から構成され、大学入試の二次試験でも頻出の、力学と電磁気学の占めるウェイトが大きくなっています。各章は、重要事項の確認、基本演習、実践演習、記述演習からなり、式を立てる問題やグラフを書く問題にも対応しています。それぞれ問題数自体はそれほど多くありませんが、これ一冊で難関大でも対応できる物理的な思考力を鍛えられるので、一問ずつ丁寧にこなせば相当の力がつくはずです。逆に、たくさん演習問題をこなして問題への慣れを求めるタイプの受験生には不向きであると思われます。

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看護学部を卒業後、医学部受験に挑戦。卒業後わずか1年で合格を勝ち取った「教科書レベル」からの挑戦
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bunto_book_badge立式できるかが鍵になる

基本問題でも、一貫して式を立てるところにポイントを置いています。高校物理では、運動方程式やエネルギー保存の式を立てられるかどうかが問題の解ける解けないに直結しているため、本書に取り組むことは大きなメリットがあるでしょう。正直、これさえできていれば東大、京大でもそれほど困ることはなく、逆に、この基本事項が曖昧だと二次試験でドツボにはまる危険性大です。また、二次試験では、独立小問の割合は低く、たいてい大問がストーリー仕立てになっているため、一つのミスが致命傷になりかねません。途中式もきちんと書き、論理の流れを追う癖をつけることが合格への早道です。

bunto_book_badge良質問題で知識・思考力のアウトプット

基本問題から記述問題まで、良質の問題をそろえているところが良いところです。基本問題はオリジナルが多く、実践、記述問題では大学入試問題を素材として扱っているケースが多くなっています。いずれにしても知識を問うような問題はなく、本書もしくは『新・物理入門』を学習して得た知識や思考力を踏まえた上で、実践的な問題に対応できるかが問われています。実践問題、記述問題は、センター試験から二次試験までの間の「二次試験慣れ」に使うこともできます。

bunto_book_badgeノートとペンを持ち、時間を掛けじっくり取り組む

分野毎に基本的な式の意味を学んだ上で、演習問題に取り組みましょう。答えだけを書くのではなく、ノートをつくり、途中式やベクトル等すべて書くことが重要です。難問揃いなので時間を定める必要はなく、丁寧に解答をつくっていくこと。数学の公式(微分積分、ベクトル、三角関数)等は確実に必要になってくるので、これらがあやふやな人は自由に使いこなせるよう本書とは別にトレーニングを積んだ方が良いと思われます。
解答、解説が丁寧になされているので、自分が立てた途中式が合っているか、論理の飛躍がないかどうかを確かめながら採点してほしいと思います。