物理初心者・苦手な人必見

新課程から再び指導要領に戻ってきた、原子を含め、まさに入試でメインとなる単元です。苦手とする人も多く、原子は特に教科書の内容の理解も非常に難しいもの。
『橋元の物理をはじめからていねいに【改訂版】熱・波動・原子編』は、中学校の数学や理科、物理基礎はある程度わかっているけれど、物理は理解できない、苦手だという人にぜひ取り組んでいただきたい一冊。授業と並行して予習・復習に使うのでもよいですし、夏休みなどの長期休暇に一気に進めるのもよいでしょう。なるべく早めに取り組みたいところです。

物理の基礎をしっかり固める

普段の学習から、入試を物理で受けようとしている人の下積みとしても使えるの物理の講義系参考書です。著者の橋本氏の東進での実際の授業をもとにまとめられています。公式を使って式を立てて、複雑な計算をする…というプロセスではなく、イメージを大切にした考え方を教えてくれる一冊。本作はそのシリーズの熱・波動・原子編です。読者に「物理を面白い」と思わせることに注力しています。また、物理基礎の範囲にも少し触れています。最初に熱・波動・原子分野それぞれについて注釈を入れてくれるので、どのように学習していけるかの方針が立てやすいのもポイントです。

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看護学部を卒業後、医学部受験に挑戦。卒業後わずか1年で合格を勝ち取った「教科書レベル」からの挑戦
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計算だけではない「図やイメージ」での理解

計算式に抵抗がある…という人でも学びやすいように、図をふんだんに使い、語り口調の文章で読みやすくなっています。例えば、波動分野のドップラー効果など、式や説明だけではいまいちわかりづらいところがあると思います。そんなときも、導入部だけでなく各問題・解説について図がついており、理解の手助けをしてくれます。

問題演習で知識を定着

講義の後に演習問題をすぐ配置することで、覚えた知識を実践でもつかえるようにしています。非常にていねいな図と解説で、解答に至るまでのステップをふんでいけるのがポイント。また、手順や覚えるべき式をまとめとして最後にのせているため、知識が定着しやすくなっています。

早めに取り組んで問題演習へ

授業→演習で1セットと考えましょう。12講あるので、2日で1講取り組むと1ヶ月弱で終わります。そのあとは問題集にうつるとよいでしょう。授業の復習として使うのであれば、授業でやった範囲をカバーするように取り組んでいきたいですね。また、問題集など取り組んでいてわからないところがあれば、これに立ち戻って復習しましょう。