物理初心者・苦手な人はこの本

物理初学者のための入門書として長らく有名であった「はじめからていねいに」シリーズが新課程を機に改訂! 苦手意識を持つ、高校生の方にももちろんおすすめできます。授業と並行して使用してもよいですし、夏休みなどの長期休暇に一気に進めるのもよいでしょう。なるべく早めに取り組んで、問題集に移っていきたいですね。

物理の基礎を徹底解説

普段の学習の補強をしたり、入試を物理で受けようとしている人の下積みとして使うための、物理の講義系参考書です。著者の橋本淳一郎氏の東進での実際の授業をもとにまとめられています。シリーズもののうち、力学編です。一般的な物理の参考書でよくある、公式を使って式を立てて、複雑な計算をする……。というプロセスではなく、イメージを大切にした考え方を教えてくれる一冊。読者に「物理を面白い」と思わせることに力をいれています。

mtp-ec
苦手だった英語でほぼ満点を取って国立千葉大学医学部に現役合格した話。
人気記事

図を使って「イメージ」で理解する

計算式はちょっと……。と抵抗がある人でも学びやすいように、図をふんだんに使い、語り口調の文章で読みやすくなっています。例えば、力学の最初に出てくる運動方程式。「ma=F」と、比較的シンプルな公式ではありますが、イメージ図を豊富に盛り込むことで、「力が大きければ加速度も大きい」「質量が大きいと加速しにくい」など、直感的にもわかるようにしています。数式だけだと簡素で実感が湧きにくいと思いますが、イメージ図のおかげで数式と実感が結びつきますね。

問題演習で力をつける

基礎知識や解き方といった講義の後に演習問題をすぐ配置することで、覚えた知識を実際の演習でどのように使うかというところ。非常にていねいな図と解説で、解答に至るまでのステップを踏んでいけます。また、手順や覚えるべき式をまとめとして最後にのせているため、知識が定着しやすいのも特徴です。

早めにこなしたい

講義→演習で1セットと考えたいですね。10講あるので、2日で1講取り組むと20日で終わります。そのあとは問題集に移りましょう。授業の復習として使うのであれば、授業でやった範囲をカバーするように取り組んでいきたいところです。また、問題集など取り組んでいてわからないところがあればこれに立ち戻って復習するという使い方も効果的です。