苦手になりやすい電磁気もらくらく理解

物理の単元の中でも最も苦手とする人が多くいるのが、「電磁気」。入試出題頻度も非常に高く、必ず乗り越えなければなりません。
「橋元の物理をはじめからていねいに」シリーズは普段の学習の予習・復習や、入試を物理で受けようとしている人の下積みとして使うための物理の講義系参考書です。物理基礎、力学、電磁気、熱・波動・原子の計4種類が存在しており、本書は電磁気編にあたります。予習・復習など、授業と並行しても使ってもよいですし、夏休みなどの長期休暇に一気に進めるのもよいでしょう。なるべく早めに取り組みたいところです。

基礎をしっかりていねいに

著者は東進の有名講師で、実際の授業を本にまとめている点が特徴。公式を使って式を立てて、複雑な計算をする……というプロセスではなく、イメージを大切にした考え方を教えてくれる一冊です。読者に「物理を面白い」と思わせることに力をいれています。物理の2大分野の一つ「電磁気」の見通しとして「静電気力とは何か」「その応用としての電気回路」「磁気とはなにか」「電気と磁気を結ぶ電磁誘導の法則」と4つの引き出しを提示し、整理して学習することでわかりやすくなると教えてくれています。

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看護学部を卒業後、医学部受験に挑戦。卒業後わずか1年で合格を勝ち取った「教科書レベル」からの挑戦
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とっつきやすい語り口でぐんぐん読み進められる

計算式に抵抗がある……という人でも学びやすいように、図をふんだんに使い、語り口調の文章で読みやすくなっています。例えば、「キルヒホッフの法則」など、式や説明だけではいまいちわかりづらいところがあると思います。そんなときも、丁寧な図とわかりやすい独自の説明でしっかり理解できるようにしてくれています。

問題→演習で実戦レベルにすぐステップアップ!

講義の後に演習問題をすぐ配置することで、覚えた知識を実践でもつかえるようにしています。非常にていねいな図と解説で、解答に至るまでのステップをふんでいけるのがポイントです。また、手順や覚えるべき式をまとめとして最後にのせているため、知識が定着しやすいでしょう。 コンデンサーの複雑な問題なども、ひとつひとつ図を載せてくれているのできちんと理解することができます。

理解するまでていねいに

授業→演習で1セットと考えましょう。すると7講あるので、2日で1講取り組むと半月で終わります。定着させる意味もふくめ、2周するとよいでしょう。そのあとは問題集にうつって演習を進めていきましょう。授業の復習として使うのであれば、授業でやった範囲をカバーするように取り組んでいきたいところです。問題集など取り組んでいてわからないところがあれば、もう一度この参考書で見直すなどしていきましょう。