bunto_book_badge物理アレルギーの君に

同シリーズの「橋元の物理をはじめからていねいに 力学編」と同様、物理が苦手でもう一度物理を学びなおしたいという人や、なんとなく問題は解けているけれど、物理のイメージが定着していないと感じる人におすすめです。また、物理の授業で先生が何を言っているのか分からない、というときや定期テスト対策としても使えます。基礎から説明されているので高1からでも始められます。受験に向けてさらに物理をレベルアップさせていくことを考えると、高2の冬までには終わらせたいところです。

bunto_book_badge力学と熱、・波動・電磁気は別物と考えよ!

力学編からの続編です。高校物理において、力学と熱・波動・電磁気では、かなり解き方が変わってきます。力学はできるけれども、熱・波動・電磁気になるとチンプンカンプンという人は少なくないでしょう。その原因は、おそらくおびただしい数の公式。覚えづらいし、せっかく覚えても使いどころが分からない、というのはよく聞かれる受験生の声です。本書では、そんな公式一つ一つに対して、具体的なイメージを付けて解説してくれているので、頑張って覚えようと思わなくても自然に公式が使いこなせるようになるでしょう。一つの単元は11講からなり、それぞれのセクションで要点を丁寧にまとめてくれています。ここで、物理現象に対するイメージを定着させることが大切です。

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bunto_book_badgeイメージで覚えれば暗記もラクラク!

先ほども述べたとおり、熱・波動・電磁気の各分野には、それぞれいくつもの公式が出てきます。これを一つ一つ暗記するのは無理があり、覚えたからといって実際に問題を解く上で使いこなせるかは、また別の問題です。本書の解説部分には、公式を直観的にイメージするための解説が丁寧になされています。ただの意味の羅列ではなく、できるだけシンプルに全ての現象・問題のパターンに対応しようとしているので、非常に読みやすく理解しやすいです。ここでしっかりイメージを掴めたら問題演習に移りましょう。演習で扱われているのは、基礎的な問題で数こそ少ないものの、各セクションの内容を十分に踏まえないと解けない問題ばかりで手ごたえがあるでしょう。

bunto_book_badge他の問題集と共に効果的に使おう!

巻頭、巻末に掲載されている「橋元流イメージ絵図」を最大限に活用しましょう。大事なポイントがまとめられており、各セクションとの対応関係も一目で分かるようになっています。他の演習系の参考書を使うときにも、慣れない内はここを見ながら解くなど、条件をつけて使用するのも良いでしょう。ただ、力学編と同様、あくまで講義系の参考書であるので、しっかりと演習をしたいのなら別の参考書が必要になってきます。熱・波動・電磁気それぞれの単元を学んだら、演習系の参考書を別に用意し、それと並行して勉強するのが良いでしょう。わからないところがあれば本書に戻って解説を読めば、自分の躓きやすいところも見えてくるはずです。

bunto_book_badge自分なりの理解用ノートを作ろう

入試で物理を使うものの、物理が苦手で内容がさっぱり理解できないという人は、すぐにでも始めるべきです。これをやった上で、演習問題に移れば物理への苦手意識はかなり薄れるでしょう。また、受験勉強だけでなく、高校の物理の授業でわからないところを復習するのにもおすすめです。学校で熱・波動・電磁気を習いはじめるのが遅く、受験に間に合うか不安だという人は、独学で本書を勉強するのも良いでしょう。おすすめの勉強法は、本書を読むときに、自分なりに理解したことをノートをまとめることです。読み流すだけでは身に付かない、確実なイメージを定着させられるでしょう。


京都大学大学院農学研究科応用生命科学専攻。滋賀県立膳所高等学校卒業。京大オーケストラに所属。大学院では、物理化学・電気化学を中心に生体内での電子・イオン移動に注目した研究をしており、神経伝導モデルの構築を目指して研究を行っている。