bunto_book_badge物理が得意な人にも苦手な人にも

二次試験で物理を使う全ての高3生が対象です。物理が苦手な人は春から丁寧に仕上げ、12月くらいには過去問に取り組めむつもりで進めていきましょう。得意な人は、夏休み終わりまでに一通り完成させ、その後9月くらいから過去問に取り組むことを目指しましょう。同シリーズの『やまぐち健一の わくわく物理探検隊 NEO [力学・熱力学・波動編]』と並行して進めると良いでしょう。

bunto_book_badge物理は「イメージ」で解くもの

物理の問題を解く際には、公式や定理の丸暗記ではなく、それらの具体的なイメージを持つことが重要です。本書は、同シリーズの力学・熱力学・波動編と同じく、そのイメージを受験生に与えることを目的に作られています。特に電磁気は公式が多く、公式を正しく使うのが難しい分野です。公式のイメージを身に付けられれば、どこでどの公式を使えば良いか、的確に見極めることができるようになるでしょう。

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bunto_book_badge範囲内のことだけでは差はつかない

本書では、受験生の理解を深めるために、高校範囲外のことも掲載しています。 電磁気分野のコンデンサーの章では、「ガウスの法則」が紹介されています。これは電気力線の本数と電場の関係についての法則で、理系ならば大学入学後、電磁気の授業で最初に習う法則です。この法則は高校範囲内ではなく、知らなくても入試問題は解くことができます。しかし難関大学の入試では、丁寧な誘導にのせる形でこの法則を示す問題が良く出題されるため、もし「ガウスの法則」を知っていれば、余裕をもって問題を解くことができるでしょう。ほとんどの受験生は知る必要がないし、読み飛ばしていい項目です。しかし、腕に自信のある人や難関大学を目指す人、またこのレビューを読んでその内容が気になった人はぜひ目を通してみてください。

bunto_book_badge「イメージ」で超難関大学も攻略可能

ポップなタイトル、そして豊富なイラストが特徴的ですが、実力がある受験生に向けた問題・解答も、もちろん充実しています。特にまとめの問題は大学名こそ書かれていないものの、超難関大学の過去問から抜粋してきたと思われるものがポツポツ見られます。しかし、そういった問題も「イメージ」をしっかりと持つことで十分解答できる、ということが、本書を通して実感されるはずです。

bunto_book_badgeしっかりとイメージを持つこと

各講の最初にあるイメージを熟読し、自分の中できちんとかみ砕いて理解しましょう。ノートを用意して、自分なりのまとめを作ってみるのも良いでしょう。その後各講の練習問題に取り組みましょう。イメージをしっかりと持てていれば、それ程苦戦することなく解答できるはずです。 苦手な人は、まとめの問題はとばして一通り本文とイメージを読み、練習問題を解くという形で一周しましょう。二週目からはまとめの問題にも挑戦し、無理だと思ったら、また本文やイメージ、練習問題に戻って学習しなおしてください。


京都大学大学院工学研究科化学工学専攻。岐阜県立大垣北高等学校卒業。学部時代は化学工業に必要なプラントエンジニアリングの知識を習得し、現在は化学工学的な視点を生かして機能性ナノ粒子の応用・工業化研究を行っている。