国公立大学の論述試験向けの1冊

センター試験や2次試験に向けてスパートを掛けている高3の10月あたりから、徐々に2次試験の日本史論述にも意識が向き始めているはずです。この時期から本書を読み、論述試験に向けて各時代をまとめていくと対策になるはずです。本書は、日本史の基礎的な知識はすでにあることを前提にしていて、余分な説明をカットしているため、ページ数がそれほど多くありません。かさばらないし、論述の具体的な学習計画(「○月までにここまでやり切る」)が立てやすいでしょう。
また、既卒生であれば、すでに4月から通史を終えているでしょうから、新年度から利用して、模試で現役生を突き放しにかかりましょう!

項目別の歴史がわかりやすい

教科書の歴史の書き方はどうなっていますか?多くの場合、時代の流れに沿って、「奈良時代の政治→仏教制度→文化」が終わると、「平安時代の政治→仏教制度→土地制度→文化」というように進むはずです。そうすると、「中世の土地制度の変遷」だとか「初期議会から終戦に至るまでの選挙権の変遷」といった、項目ごとの歴史に整理するのはとても大変。本書を使えば、曖昧だった歴史区分ごとのつながりが有機的に理解できるので、2次試験の論述対策に役に立つでしょう。

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論述は「創る」のではなく「まとめる」作業!

日本史の論述というと、何かとてつもないことを書きださなければならない、と思い込んでいませんか??もちろん、そんな必要はありません!英作文が「英借文」であるのと同じように、日本史の論述も自分で新たな発見を創り出す必要などありません。すでに習った知識を駆使して、問われている内容に合うように組み換えていけばいいのです。とは言っても、なかなか自分だけで始めるのはハードルが高そう…。そう共感できる人には、書けるようになりたい頻出事項をまとめてくれている本書はピッタリだと思います。

2次試験の論述対策に

荘園制や江戸時代の商品流通といった、論述で頻出のテーマを詳細に扱ってくれています。高3の2学期を過ぎ、そろそろ受験する大学の入試問題に取り掛かろうかな、という時期から使い始めてみてください。日本史の基礎的な知識はすでにあることを前提にしていて、余分な説明をカットしているため、ページ数がそれほど多くありません。かさばらないし、論述の具体的な学習計画(「○月までにここまでやり切る」)が立てやすいでしょう。
東大・京大生の多くも経験した、この1冊。手に取ってみる価値ありです!

読んで、まとめる

典型的な利用法は、本書を理解の踏み台にして、実際の問題を解く際の参照とすることです。
日本史論述は、現代文や数学の問題とは異なり、その場で問題を解く力よりも「各時代やトピックごとのまとめの蓄積」の方が有利です。本書を参照にしながら問題をどんどん解いていきましょう!