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1. はじめに

ケンブリッジ英検CAEは、5種類ある全ケンブリッジ英検の中で2番目に難しい試験です。多くの外部民間英語検定試験の最高レベルに匹敵します。例えば英検では1級、IELTSでは6.5~7.5、TOEICでは900~950点に相当します。試験時間は全体で3時間55分にも及びます。

リスニングは4つのパートに分かれています。問題数は全部で30問、試験時間は約40分です。試験時間は他の多くの検定試験とあまり変わりません。

しかし、リスニングの速度は速く、また実際の会話で聞くような自然な形で話されています。他の検定試験では、聞き取りやすいように特別に編集して録音された、不自然にきれいな音声が流れることが多いもの。そのような音声に慣れている人にとっては、難易度は高くなります。

音声は全てのパートで2回繰り返されます。そのため、1回目のリスニングで全ての問題に解答する必要はありません。

2. Part 1

3つの大問(Extract 1~3)に分かれています。それぞれ2人の会話を聞き、3択の問題2つに答えます。設問、選択肢ともに問題用紙に書かれています。よって、先読みが可能です。

一見簡単そうに見えますが、問題そのものは非常に難しいので要注意です。会話の中で直接的な答えを言ってくれることはまずありません。話された内容を要約した選択肢が正解となるパターンが多いと考えておきましょう。

何となく言っていることがわかる程度の理解度では、巧妙なダミーの選択肢に引っかかってしまいます。ネイティブが普段話すような速い速度でも、正確に聞き取れるリスニング力をつけることが重要です。

3. Part 2

1人の話者が話す内容の要約が書かれている文章の空所を埋めます。記述式問題で、全て大文字で解答する点は、リーディングセクションと同じです。初めて取り組む人は、ディクテーションのような印象を受けるかもしれません。

しかし、あくまでも文章に書かれているのは要約です。文中の空所の直前にある単語がリスニングで聞こえたからといって、その後に空所に入る答えが聞こえてくるとは限りません。話の内容を正確に聞き取った上で、文章を完成させなければなりません。

放送が流れる前に先読みをする時間が与えられます。文章全体に目を通し、注目すべきキーワードをチェックしておきましょう。音声は2回繰り返されます。ですので1度目のリスニングでは、設問を飛ばしながら、わかるところから解答しても構いません。

書き終わった後は、忘れずにスペルの見直しをしてください。

4. Part 3

2人のインタビューを聞き、関連した4択の設問6つに答えます。音声が流れる前に70秒間、先読みのための時間が与えられます。設問と選択肢に事前に目を通しておきましょう。

音声はネイティブが普段話す、自然な対話になっています。常に分かりやすいお手本のような音声ではありません。話が二転三転することもあります。難易度が高い問題と言えるでしょう。

選択肢はいずれもよくありそうな内容です。しっかりと聞き取らなければ正解できません。ちょっとした一言を聞き逃すと誤答に引きずられてしまいます。正解の選択肢が一言一句同じ言葉でそのまま言われることはまずありません。言い換え表現を見抜く必要があります。

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5. Part 4

5人のスピーカーの話を聞き、設問に答えます。Task 1とTask 2に分かれています。2つのTaskの内容は関連しており、音声も同じです。1人の話者の前半と後半に話されている内容を記憶し、2つのTaskを解かなければなりません。例えば、リスニングが転職に関する話なら、Task 1が前職を辞めた理由、Task 2が新しい仕事に対する感想のような内容になります。

選択肢はそれぞれ8つずつあります。どこにも当てはまらない選択肢が3つあるので、注意してください。また、答えは直接的には話されません。話し手の発言内容を要約して解答する必要があります。

6. まとめ

ケンブリッジ英検CAEのリスニングは、限りなく日常会話に近い形で話されます。そのため、試験用に作られた、聞き取りやすいリスニングに慣れている人にとっては、難しく感じられるでしょう。そこで、洋画や海外ドラマの視聴をおすすめします。

ケンブリッジ英検のリスニングでは、発音がイギリス英語となります。観るならイギリスの洋画やドラマが良いでしょう。まずはイギリス英語特有の音に慣れることが重要です。毎日聞き取る習慣をつけましょう。

また、別記事で紹介したシャドーイングディクテーションなど、リスニングのトレーニングも実践するとより効果的です。イギリス英語で話される教材を使って、リスニング力を上げるためのトレーニングにも挑戦してみてください。