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看護学部を卒業後、医学部受験に挑戦。卒業後わずか1年で合格を勝ち取った「教科書レベル」からの挑戦
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1. はじめに

ケンブリッジ英検とは、ケンブリッジのメイン・スイート試験のことです。ケンブリッジ大学の一部門であるCAMBRIDGE ENGLISH Language Assessment(ケンブリッジ大学英語検定機構)が開発・実施しています。

世界で最も信頼されている英語検定として名高く、2013年に100周年を迎えました。英語を母国語としない受験者を対象とした英語試験としては、最も長い歴史があります。

ケンブリッジ英検は、5種類の試験に分かれています。難易度が高いものからレベル順に並べると、以下の通りになります。

1. CPE(Certificate of Proficiency in English)
2. CAE(Certificate in Advanced English)
3. FCE(First Certificate in English )
4. PET(Preliminary English Test)
5. KET(Key English Test)

TOEICやTOEFLのような点数制ではなく、英検のように合否で結果が出ます。

CAEは、ケンブリッジ英検の中では2番目に難しく、多くの外部民間英語検定試験の最高レベルに匹敵します。例えば英検では1級、IELTSでは7.0~7.5、TOEICでは900~950点に相当します。

イギリスの大学に応募する際にも有効な、難易度の高い試験です。そのため、バランスよく英語力を鍛え、試験の傾向に合わせた対策をすることが求められます。

試験時間は、全体で3時間55分にも及びます。長時間にわたるので、集中力を維持することも重要な要素です。

ケンブリッジ英検CAEのスピーキングは、面接官が2名、受験者が2名という設定です。また、試験はPart 1からPart 4に分かれています。試験時間は、合計で15分程度です。

2. Part 1

約2分間で行います。面接官の1人がまず、受験者に2、3の質問をします。質問内容は、出身、趣味、勉強、旅行や、その他の個人的なものになります。自分の番がきたら簡潔に質問に答え、さらにもう一人の受験者が答えるのを聞きます。

英検などの面接試験で冒頭に行われる日常会話とほとんど同じ形式です。慣れている人が多いでしょう。

3. Part 2

まず、3枚のイラストを渡されます。受験者の1人が、そのうちの2枚について、1分程度で説明します。もう一人の受験者は、イラストに関連する質問を受け、30秒程度で簡潔に答えます。

一連の流れが終わったら、別のイラストが渡されます。今度は先ほどと役割が入れ替わります。

TOEICのスピーキングにも、イラストの描写問題は出題されます。それを活用し、即座にイラストの内容を伝えられるように練習しておきましょう。

4. Part 3

机に置かれた図表について質問されます。受験者同士でその質問の答えについて話し合います。日本人が苦手とするディスカッションに似た形式です。4分程度で行います。

他のスピーキングテストには、この形式の問題がありません。そのため、多くの受験者は難しいと感じることでしょう。相手の話をよく聞くこと、自分の意見を簡潔に述べることがポイントになります。

5. Part 4

Part 3に関連した内容について、さらに突っ込んだ質問をされます。次に、その問いについて2人で話し合います。最後に、名指しでそれぞれの受験者に質問がなされます。

質問内容は高度なものになります。瞬時に完璧な答えを言うのは簡単ではありません。それでも、沈黙しないように気をつけましょう。

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6. まとめ

スピーキングテストでは、発話力が一番重要だと思う人もいるでしょう。しかし、ケンブリッジ英検CAEのスピーキングでは、課題を瞬時に把握する理解力と、リスニング力が重要な要素を占めます。

また、受験者がパートナーとなるスタイルはとてもユニークです。本番で戸惑わないよう、可能であれば協力してくれる友人を見つけて、慣れておきましょう。

ケンブリッジ英検CAEのように難易度の高いスピーキングテストでは、ただ単に英会話ができれば合格できるわけではありません。もちろん発話の流暢さを高めることは重要です。しかし、発話の内容や、使用するボキャブラリーも、結果を左右することでしょう。

これらの技能は、ライティングで求められていることと重なります。エッセイを書き上げた後に、スピーキング対策として音読をしてください。口頭でも瞬時にスラスラと言えるように練習すると効果的です。

時間を計り、発話内容を録音して練習するのもおすすめです。自分の発話を客観的に振り返ることで、おのずと改善点が見えてきます。

スピーキングテストで高得点を取るためには、ネイティブスピーカーと話す必要があると考えている人も多いようです。しかし、そのようなことはありません。発話練習を工夫し、音読したり時間を計ったり録音したりすることで、独学でも上達させることができます。