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受験にこそパーソナルトレーナーを。4年間、一次試験すら通過できなかった僕が『医学部合格』を勝ち取れた理由
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1. はじめに

ケンブリッジ英検FCEは、全5種類あるケンブリッジ英検の中で、ちょうど中間のレベルにあたります。難易度としては、英検準1級、TOEIC 650~750点、IELTS 5.5~6.5などに相当します。

試験時間は約3時間29分です。近年では英検準1級の代わりとして、多くの大学入試で活用できます。

スピーキングテストは約14分の試験です。4つのパートで構成されています。通常2名の受験者と、2名の試験官で行われます。一人の受験者が話している間は、もう一人の受験者は聞き役に回ります。

イラストを見ながら答えたり、時には受験者同士で話し合ったりします。日本の英語検定試験にはあまりない形式です。事前に試験形式を把握し、練習を重ねて慣れておくことが重要です。

2. Part 1

約2分間で行われます。趣味や将来の目標など、個人的な内容について質問されます。英検など他の試験でも類似した出題があるので、それほど戸惑うことは無いでしょう。あらかじめ聞かれそうな質問の答えを用意しておくことを勧めます。

このPartで重要なのは、積極的に面接官とコミュニケーションを取ろうとする姿勢です。質問に回答するときは一言で終えず、具体的に話しましょう。例えば、YesやNo、I think so.だけで答えるのは不十分です。会話のキャッチボールを続けられるような話し方がベストです。

3. Part 2

約4分間(3人グループの場合は6分間)で行われます。2枚の写真を提示され、1分間その写真について話します。1分間話し続けるのは、慣れていないと長く感じられるものです。途中で止まってしまうことのないように、話しながら次の話題も考える必要があります。

次に、試験官からの質問に答えます。理由を聞かれることが多く、自分の意見を求められます。その後、もう一人の受験者も、同様に試験官からの質問を受けます。一連の流れが終わったら、今後はもう一人の受験者が写真について話し、同じように質疑応答が行われます。

英語を長く話し続けることと、自分の意見を英語で表現することが求められます。この技能は、英検の2次面接やエッセイライティングと重なります。英検を受験したことのある人は、その経験も踏まえて試験に臨んでください。

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4. Part 3

約3分間で行われます。複数のイラストを渡され、イラストに関連するテーマが伝えられます。2人の受験者同士でイラストとテーマについて話し合い、結論を導きます。

2人の受験者が互いに協力して答えを導く形式は、従来の日本の英語検定試験ではほとんどありません。必ずしも結論に至らなくても良いそうですが、協調性と判断力が試されます。自分ばかりが意見を言うのではなく、What do you think?「あなたはどう思いますか。」と相手に尋ねるなどして、協力し合うことを忘れてはなりません。

5. Part 4

約4分間で行われます。Part 3で出てきたテーマについて、試験官も交えて議論を行います。

議論をする際は、まず自分の意見をわかりやすく伝えることが重要です。意見の根拠を言わず、Yes / Noとしか答えないのは不十分です。また、自分ばかりがしゃべろうとして、相手の意見に興味を示さないような姿勢もいけません。互いに力を合わせて議論を進める必要があります。

6. まとめ

受験者が2名という慣れない受験環境に初めは戸惑うかもしれません。他の受験者を「敵」と見なすのではなく、互いに助け合いながら合格を目指す「仲間」と考えることが重要です。

大学に入学した後はもちろんのこと、今後は大学入試の英語4技能化に伴い、高校の英語の授業でもディベートやディスカッションを行う機会が増えてきています。ケンブリッジ英検FCEのスピーキングテストは、その実践の場としても活用できますよ。