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苦手だった英語でほぼ満点を取って国立千葉大学医学部に現役合格した話。
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1. はじめに

ケンブリッジ英検FCEは、全5種類あるケンブリッジ英検の中で、ちょうど中間のレベルにあたります。難易度としては、英検準1級、TOEIC 650~750点、IELTS 5.5~6.5などに相当します。近年では英検準1級の代わりとして多くの大学入試で活用できます。試験時間は約3時間29分です。

ライティングテストは、2つのパートで構成されています。パート1に1問、パート2に3問あり、合計で4問です。試験時間は1時間20分です。

1問につき140~190語書く形式です。平均して1問を20分で書き上げなければなりません。平均で160~170語と考えても、650語程度もの文章を短時間で書く能力が求められます。手書きで長い英文を書くことに慣れておく必要があります。

2. Part 1

質問に対する答えを140~190語で答える形式です。出題内容は人生に関連するテーマ(金、仕事、友達、家族など)が中心です。TOEFLなど他の試験でも似たような問いが出題されます。

パラグラフの構成は、4段落ないし5段落の構成をおすすめします。以下の流れに沿って論を展開すると自然でしょう。

第1段落
自分の意見

第2段落以降
意見を支える理由(理由は最低2つ、または3つ)

最終段落
結論

次に、具体的な書き方の例を見ていきます。

<第1段落>
自分の意見を明確に書きましょう。例えば、以下のような表現で書き始めるといいでしょう。

Although some people say ~(反対意見), I agree …(自分の意見). There are two (three) reasons to support my idea.「~という人もいますが、私は…だと思います。私の考えを支持する2つ(3つ)の理由があります。」

<第2段落以降>
自分の意見に対する理由の詳細を書きます。2つの理由を書く場合は2~3段落まで、3つの理由を書く場合は、2~4段落に分けてください。

・第2段落 → First,(第一に)+理由
・第3段落 → Second,(第二に)+理由
・第4段落 → Third,(第三に)+理由

さすがに一文だけでは少ないので、理由をサポートする文を2文目に続けます。書き方は一通りではありません。具体例を述べても、関連した事柄を加えても良いでしょう。

・具体例
For example,

・関連事項の追加
In addition, / Furthermore,など
※ただし、1文目と関係ないことを付け加えることはできません。
1パラグラフの中では1つのことについてのみ書くのが原則です。

3文目には、理由の説明の結論を表す文を加えましょう。Therefore, / So, / That’s whyなどが一般的です。

<最終段落>
第2段落以降で述べた自分の意見の詳細をまとめましょう。In conclusion,を用いると、これから最終的な結論を述べることを明示できます。

結論部分では、基本的には第1段落と同じ内容を繰り返すことに注意してください。失敗例としてありがちなのが、最初はAが良いと思って書き始めたものの、途中でBの方が良いかもしれないと思い始め、最後の結論部分で、最初に述べた主張と異なる内容を書いてしまうことです。

そのような事態を避けるため、書き始める前に、自分の意見とその理由をしっかりと考えておきましょう。書き始めたら、一度決めた意見を変えず、一貫した主張を貫いてください。

3. Part 2

Part 1と同様、Part 2も140~190語のライティングです。Part 2では問題が3問あり、大問2、3、4に分かれています。

さまざまな形式の問題が出題されます。例えば、ウェブサイトやお知らせを読み、架空の話を考えて感想や記事を書いたり、Eメールの返信を書いたり、あるいはボランティアやクラブ活動などの報告書を書いたりします。

架空の話を作り上げるのは、日本の英語検定試験ではなかなか見かけない形式です。慣れないうちは、難しいと感じるかもしれません。短時間で書くべき情報量を増やすには、できるだけ具体的な描写をするのがポイントです。「いつ・どこで・誰が・何を・どのように」というような、5W1Hに沿った内容を意識して書きましょう。

その他にも、晴れていたのか、雨だったのか、暑かったのか、寒かったのか等の天候や、登場人物の表情や感情について書いても良いでしょう。自然と語数を重ねることができるはずです。ただし、文章が設問の意図からずれてしまうことのないように注意してください。

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4. まとめ

140~190語ものエッセイを4つも書くのは簡単ではありません。しかし、いったん書き方のコツを押さえてしまえば、要領がつかめてくるはずです。採点時には、主に段落の構成と話の一貫性、文法や語彙の正確性がチェックされます。書き終わった後に、これらのチェック項目に沿って必ず見直しをしましょう。

また、練習の際には、先生に自分の答案に目を通してもらい、客観的にアドバイスをもらうといいでしょう。自分の弱点に気づきやすくなります。また、弱点を強化するための個別の練習を積むこともできます。

例えば、スペルミスが多い人は、普段の単語学習の際も、日本語の意味を見て英単語を書く練習を取り入れると効果的です。3単現のsの誤りなど、文法ミスが多い人は、簡単な文の暗唱が有効です。また、誤文訂正問題を解くとことで、文法の間違いに敏感になります。

ライティングの練習をしていると、いかに自分のボキャブラリーが少ないのかを痛感するのではないでしょうか。危機感が高まれば、単語学習へのモチベーションにつながります。ライティングは、単語や文法など、意外と他の英語スキルとも深い関わりがあるものです。面倒くさがらず、学習を継続していきましょう。