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1. 英検2級のライティング問題の特徴

英検2級のライティングは、80~100語のエッセイ形式。問題に対して意見とその理由を2つ書くことが要求されており、理由を書く際のヒントとしてポイントが記載されています(ただし、2級ではあくまで理由を書く際の参考としており、別の観点から書いても構わないことになっています。ただし、質問と的外れな解答をすると0点になる場合があります。)。

模範解答を見る限りでは、①自分の意見、②1つ目の理由とそのサポート文、③2つ目の理由とそのサポート文、④結論という流れになっており、設問を見ても、この形式に則って書くのが無難と言えるでしょう。この点に関しては、3番目の項目で詳しく説明します。

2. ライティングで出題される分野

英検2級のライティングは、まだ2016年度第1回に実施が始まったばかりなので、あまり多くの過去問があるわけではありません。そのため、どのような分野が頻繁に出題されるかについては、まだ分からない部分が多いと言えます。

しかし、これまでのところ、他の級では2次面接で出題されるような「教育」、「科学技術」、「ビジネス」、「環境」、「文化」などが多く出題される傾向が見て取れ、2級も同様の分野から多く出題されるのではないかと考えられます。では、それぞれの項目について確認してみましょう。

①教育

英語教育の4技能化が進む中、小学校の英語授業の必修化など英語教育に関する問題が出題される可能性は大いにあるでしょう。また、留学、携帯電話の使用、電子書籍といった科学技術と関連した教育問題についても重要度が高いと思われます。その他、部活動や塾、ボランティア活動など課外活動に関するテーマも重要についても押さえておきましょう。

②科学技術

教育の分野とも重なりますが、携帯電話やSNSといった分野が中心になると考えられます。また、最近ではAI(人工知能)やロボット技術の発達が目覚ましく、人間との共存という観点から出題される可能性も考えられます。

③ビジネス

2級が学生を対象としているレベルなので、比較的ビジネス分野は出題が少ないのではないかと思いがちですが、以下を御覧の通り、実際2017年第1回の問題はビジネス分野からの出題でした。この他、近年話題となっている在宅勤務や時間外労働といったテーマを中心に準備をしておくと良いかと思います。

Today, more and more young people are starting their own companies. Do you think this is a good idea?

(引用:英検2級2017年度第1回一次試験

④環境

環境も英検では重要なテーマであり、地球温暖化や森林伐採、酸性雨、海水面の上昇、絶滅危惧種の保護、人口増加など、ニュースで頻繁に取り上げられるテーマを中心に出題が予想されます。その他、リサイクルやごみ問題についてもまとめておきましょう。

⑤文化

国内外の文化の違いに関する問題は重要です。最近は日本も2020年の東京オリンピックに向けて観光立国を目指しているので、観光旅行に関する問題が増えてくるかもしれません。その他、若者世代に人気のあるゲームやアニメといったサブカルチャーも出題が予想されます。

以上のような重要ポイントを中心に、まずは予想問題を考えて文章を書いてみましょう。そして書き上げたエッセイを先生に見せるなど、客観的なアドバイスをもらうと、より学習効果があります。

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3. エッセイの構成ついて

エッセイライティングは日記とは違うので、ただ自分が思うままに書けば点数がもらえるというものではありません。書き方のスタイルが決まっているので、次のようなスタイルに則って書くようにしましょう。

①自分の意見

(賛成の場合)I think it is a good idea to V「~することは良い考えだと思います。」
(反対の場合)I don’t think it is a good idea to V「~することは良い考えだと思いません。」

②理由1+サポート文

The first reason is ~.「一つ目の理由は、~です。」
First, ~.「一つ目に、~です。」

③理由2+サポート文

The second reason is ~.「二つ目の理由は、~です。」
Second, ~.「二つ目に、~です。」

④結論

Therefore, ~.(①を繰り返す。)「それゆえ、~。」

このような流れで書くと、論理的なエッセイができあがります。理由1、理由2は、The first reason is ~. と書いても良いですし、First, と書いても構いませんが、The first reason is ~. と書いたら、二つ目の理由はThe second reason is ~. と書きましょう。First, と書いた場合も同様で、二つ目の理由はSeondly, と形をそろえて書いてください。

理由の後ろに「サポート文」と書いたのは、自分の理由を補強する文を書くという意味です。This is because ~.「これは、~だからです。」、For example, ~.「例えば、~。」、If ~, …「もし~なら、…でしょう。」などの形で、一つの理由につき2文程度書く必要があります。理由の一文だけでは到底80~100語を埋めることができません。

4. まとめ

英語の4技能改革に伴って英検3級以上ではライティングが課されるようになりました。面倒だと感じるかもしれませんが、ライティング力をつけることは、将来の大学入試で役に立つことは間違いありません。

仮に自分が受験する大学に英作文が出題されないとしても、文法力や語彙力、さらにはスピーキング力の向上に役立つからです。また、ライティングは対策をすることによって、比較的すぐに伸ばすことができます。一度スタイルを習得してしまえば、あとは自分の書ける範囲で語彙や構文を選択することができるからです。

同時に、文法を学習する際にも、ただ4択の問題に正解することを目指すのではなく、実際に習った文法事項を使って例文を書くことができるようにすることで、ライティング力を伸ばすことができます。

(参考)
英検2級2017年度第1回一次試験


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