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1. 英検準1級のリーディング問題の特徴

英検準1級のリーディング問題は、長文の空所補充問題が6問と内容一致問題が10問で、合わせて16問出題されます。2級は空所補充問題が6問と内容一致問題が12問なので、問題数が減ったように感じるかもしれませんが、長文の難易度が上がったことと、2級のEメール問題が長文に変わるため、むしろ解答時間は長くなると考えられます。

長文の長さは、空所補充問題が約250語(2題)、内容一致問題はそれぞれ約300語、400語、500語と後ろに行くにしたがってだんだん長くなっていきます。合計で2000語弱もの長さの長文を読まなければならないため、じっくりと精読をしている時間はありません。目安として、大問2の空所補充問題を15分、内容一致問題を35分くらいで解きたいところです。

長文の全体的な難易度は2級よりは当然高くなりますが、大問1で出題されるレベルの単語はあまり頻繁には出てきません。むしろ、2級レベルの単語と専門的な用語が中心になります。では、次に各セクションのポイントについて見てみましょう。

2. 空所補充問題

大問2は空所補充問題で、長文が2つ、それぞれ3問の空所がついており、合計で6問になります。この大問は15分くらいで切り抜けたいので、1つの長文に7~8分、つまり1問につき2~3分くらいのペースで解かなければなりません。そう考えると、とてもじっくりと読んでいる時間が無いことが分かるのではないかと思います。

また、空所の手前まで読んで答えるというのもいけません。かなりの確率で、空所の後ろに答えの根拠があるからです。また、一般常識的に考えて答えるのも大変危険で、だいたい落とし穴があって間違えるようになっています。また、空所の前後だけ読むのは確かに一部の問題に関しては有効ですが、文章の内容が全く把握できなくなる可能性があるので正攻法とは言えません。特に序盤を読み飛ばすと話の筋が全くわからなくなる可能性があるので、ざっと読んでおいた方が無難だと思います。読み飛ばしたことでわからなくなり、後で読み返すと余計に時間がかかってしまうので注意してください。

空所の前後1文で解ける問題ばかりとはかぎりません。答えの根拠が空所から大分離れている場合があるので、注意しましょう。そこで、理想は、全体的にざっと読み、空所の前後を入念に読むことです。これはテクニック的なものでどうにかなるものではないので、日頃の練習によって読解速度を上げていくことを目指しましょう。

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3. 内容一致問題

大問3の内容一致問題は、3種類の長文を読んでいかなければならないため、意外と時間がかかります。2級に比べると長文の難易度も高いので、長文を読むのに考え込んでしまうとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

設問の順序は長文の流れと一致している傾向があり、解答の根拠となる箇所を特定するのにそれほど時間はかかりませんが、先に設問を読んでキーワード、固有名詞、数字などに着目しておくと、時間の短縮につながります。また、選択肢の一つ一つが難しく、きちんと意味を理解しないと誤りの選択肢に誘導されてしまいます。正解の選択肢は本文中の内容が言い換えられているので、見抜けるようにしておく必要があります。

出題される長文は、論説文を中心とした硬い文章です。経済や医療など、専門用語が出てくる上に語注が無いので、幅広いジャンルの英文を読み慣れていないと途中で読むのが辛くなってくることが予想されます。幅広いジャンルの英文に触れるには、英字新聞の定期購読がおすすめです。分量の割にコストパフォーマンスも高く、毎日読む習慣ができれば自然と読解速度も上がってくるでしょう。英検準1級の突破は、硬めの文章に読み慣れておくことが不可欠なので、面倒だと思わずに、毎日続けることで合格が見えてきます。これに合わせて、過去問や『英検準1級長文読解問題120』(旺文社)などで同形式の演習量を積んでおけば万全です。

なお、この長文に関して、時間をかけても辞書なしでは読むことができないという人は、単語力が不足していることが考えられます。『英検準1級 でる順パス単』(旺文社)など準1級対策を取ることも重要ですが、それ以前に2級レベルの単語帳を進めた方が良いかもしれません。長文は大問1に比べると語彙レベルは下がるので、長文が読めないという人は、2級レベルの単語力が定着していない可能性が高いからです。

4. まとめ

2級と準2級のレベルもかなり差がありますが、2級と準1級の差はそれ以上にあります。高校在学中に取得することは容易なことではありませんが、一度取ってしまえば就職活動などで一生使える資格になるので、頑張って欲しいと思います。

大学入試が4技能化になったとは言え、まだまだスピーキングやライティング、リスニングに苦手意識を持っている人は多いと思います。そのような人にとって、比較的リーディングは点数を取りやすい単元です。また、英検準1級のリーディングは、ほとんど全ての難関大学の入試問題に応用が利くので、先ほど述べた学習方法を実践して、得点源にしてください。


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