eiken-1-vocabulary01

mtp-ec
苦手だった英語でほぼ満点を取って国立千葉大学医学部に現役合格した話。
人気記事

1. 英検準1級の単語レベル

英検準1級は、英検2級に比べて単語レベルを中心に難易度があがります。特に大問1の語句空所補充問題を難しく感じる人が多いでしょう。

大問1はカッコの中に適切な語句を入れるというおなじみのパターンですが、2級に比べると、語彙レベルが格段に高まります。恐らく2級に合格したばかりの人では、選択肢の中に出てくる単語はほとんど知らないということになるでしょう。

ちなみに、英検2級では必要語彙が5100語程度であるとされているのに対し、準1級では7500語近くも必要になります。英検のホームページ上では、準1級レベルは大学中級程度となっており、高校で習得するレベルを超えていることがわかります。

参考:英検ホームページ 各級の目安

2級に合格した人が準1級の語彙レベルに達するためには、2000語以上必要になるので、単語帳1冊分以上覚えなければならないということを意味します。大学入試のレベルに置き換えると早慶上智などの難関大学レベルに匹敵し、準1級の合格者の中でも、単語のセクションが一番足を引っ張るというケースはよく見られます。

準1級を目指すのであれば、まずは語彙サイズの拡大を優先すべきだと言えます。

2. 英単語の覚え方

それでは、どのようにして準1級の英単語を覚えれば良いのでしょうか。一般的には単語帳などを活用して覚えていくのが一番オーソドックスな方法だと思います。また、これと同時に、『英検準1級語彙・イディオム問題500』(旺文社英検書) などの、問題形式になっている本を活用することをおすすめします。

実戦形式になっており、記憶定着に役立つと同時に飽きにくいためです。また、アプリを利用するなど日常的な空き時間をうまく利用して、単語に触れる時間を増やしていきましょう。

単語を覚える際には、きっちりと日本語訳を言える状態を最初から目指す必要はありません。このレベルの単語は抽象的な意味の単語が多くなります。あまりピンとこない訳を覚えようとしても、なかなか覚えられないのです。そこで、プラス、マイナスのイメージのような大雑把なイメージをまず覚え、徐々に具体的な訳を覚えていくという方法をおすすめします。

英検の語彙問題は、選択肢の単語の意味が大きく異なるものが含まれていることがよくあります。例えば、選択肢1の単語がプラスの意味で、選択肢2の単語がマイナスの意味だったりします。したがって、仮に試験日に大雑把にしか覚えていなかったとしても、消去法が使える場合もありますし、問題を解くことができる場合もあるのです。

英検で出題される単語は語彙制限があるため、準1級も過去問を繰り返し解くと過去に出題された単語が、再度出題されることがよくあります。そこで、過去問を10年分くらい解き、不正解の選択肢も含め自分の知らない単語を一つ一つ覚えていくというのは良い方法だと思います。

また、語彙を強化する場合には、派生語(異なる品詞の単語)も同時に覚えたり、類義語や対義語をまとめて覚えると2倍、3倍に語彙力が高まっていきます。

eiken1-vocabulary-02

3. 英熟語

英検準1級は英熟語も非常にレベルが高く、中には見たことも聞いたこともないようなものも出題されます。さすがにそのようなものまで準備をするのは効率が良いとは言えないので、学習するにしても後に回した方が賢明でしょう。『英検Pass単熟語準1級』(旺文社英検書)のような単語帳はたいてい後半に熟語がついていますが、まずは前半の単語をしっかりと覚えましょう。

ちなみに2017年現在、大問1の出題は、単語が21問に対して、熟語の出題は4問です。これを見ただけでも、熟語に時間を費やすのは効果的ではないことがわかると思います。

英熟語と言っても、正確には英検準1級で出題されるのは句動詞(動詞+前置詞)です。これらの表現は英字新聞や学術的な文章の中で頻繁に見かけるので、こうした文章を読む量を増やし、リーディングを通じて覚えていくと良いでしょう。

4. まとめ

難関と言われる英検準1級の中でも特に大問1の単語・熟語の単元は難しいもの。大学受験を目指す人の場合、このレベルの単語を覚えても英検以外で使わないから覚える時間がもったいないと感じる人もいるかもしれません。

しかし最難関大学を目指す人にとってこのレベルの単語を覚えていることは、合否を分ける可能性が十分にあります。このような大学の入試問題を見ると、長文の中にときおり準1級レベルの単語が出てきて、設問に関連することもあります。過去問を解いていても一定以上の点数が取れなくて伸び悩んでいるという人は、準1級のボキャブラリーに取り組むことが壁を突破するきっかけになるかもしれません。

(参考)
英検|試験内容・過去問|各級の目安


英語4技能特設ページに戻る >>