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1. 英検準1級のライティング問題の特徴

英検準1級のライティング問題は、2016年第1回のテストから新形式になりました。従来はEメールの返信を書くという形式の試験だったのですが、現在は、エッセイライティングの形式となっています。現行の2級のエッセイライティングも同じ形式ですが、2級よりも語数が長くなっています。

新形式の問題では、与えられた課題に対して「賛成」もしくは「反対」の意見を120~150語以内で書くこと、ポイントで与えられた4つの単語のうち2つを使って書くこと、そしてintroduction, main body, conclusionの構成で書くということが指示されています。ポイントの中から2つ使うということは、自分の意見の理由を二つ書くということが暗示されています。そのため、introduction(導入)とconclusion(結論)にそれぞれ20語程度、その間のmain body(本論。ここでは、自分の意見の理由のこと。)をそれぞれ50語程度書くことが目安になるでしょう。

ライティングにかける時間の目安としては、20~25分くらいではないでしょうか。自分の意見とその理由を考える時間も含めてこの時間なので、時間的余裕はあまりありません。

2. ライティングの書き方

指定されているように、第1段落にintroduction(自分の意見を簡潔に述べる。)、第2段落と第3段落に自分の意見に対する理由、第4段落に結論という4段落構成で書くのが一般的ではないかと思います。

段落を分けて書く際に忘れてはならないのが、「ワンパラグラフ・ワンアイデア」という考え方です。これは、同じ段落の中で二つの意見を言わないようにするという原則です。そんなことは当たり前だと思うかもしれませんが、書いているうちに気がついたら別の話になっていた、ということが意外とあるものです。逆に、段落を分けたにもかかわらず、同じことを繰り返しているだけというのもいけません。

それでは次に、各段落の要点を簡潔に確認してみましょう。

①第1段落

自分の立場を示すことが、この段落の目的です。問題に対して、賛成ならI agree with the idea. 反対なら、もちろんI disagree with the idea. となります。次に、There are two reasons to support my opinion.「私の意見を支える2つの理由があります。」などと書くと、スムーズに次の段落につなげることができます。

②第2、3段落

第2、3段落が本論となります。第2段落の冒頭は、First, やFirst of all「第1に」といった表現で書き始めると一つ目の理由を書いたことが明確に伝わります。そして、その理由の中に、ポイントで挙げられた単語を入れるのを忘れないようにしましょう。

英検準1級は120~150語という長さのエッセイを書かなければならないので、この第2、3段落は理由を一文書く程度では全く足りません。具体例(For example「例えば」、such as~「~のような」)や追加(In addition「加えて」、Also「また」)といった語句を使って、3文程度(それぞれ50語程度)書くことが目安になります。

③第4段落

結論部分です。当然のことですが、第1段落と矛盾した内容を書いてはいけません。基本的に第1段落の繰り返しを書けば良いのですが、準1級レベルとして、できるだけ同じ表現を使うのではなく、言い換えて書くことが望ましいと言えるでしょう。

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3. ライティングの注意点

次に、エッセイライティングを書くに当たってありがちな間違いを示します。試験本番でミスをしないように確認しておいてください。

①的外れな解答

英検のホームページにも記載されていますが、与えられた課題から的外れな解答をすると点数になりません。そのため、問題文をよく読んで、適切な解答を書くようにしなければなりません。また、賛成の意見で書き始めたのに、途中からだんだんと自分の主張が変わってくるというのもいけません。

②理由を考えずにとりあえず書く

英検準1級はあまり時間的余裕の無い試験なので、とにかく早くエッセイを書いてしまおうという気持ちはわかります。しかし、問題に対する答え(自分の意見と2つの理由)を考えないまま書き始めると、後で修正しなければならなくなってしまう可能性が高まります。

手書きで書くため、消しゴムで何行も消したり、理由を途中まで書きかけて変えてしまったりといったことをすると、それだけ余計に時間を浪費してしまいます。そこで、簡単な箇条書きで構わないので、問題の余白にアイデアや理由、具体例などを書いておくことをおすすめします。また、2段落くらい書いた時点で、半分の60~75語くらい書いたかどうかをチェックすると、残りをどのくらい書かなければならないのかがわかります。

4. まとめ

自己採点が難しいことから、つい後回しになりやすいのがライティング。しかし、英文の構成を知ったり、各段落で使えるテンプレートを覚えたり、さらにはトピックに対するアイデアの出し方を学ぶといったことは、自分一人でもできることです。

特に、最後のアイデアに関する点は、短期的に暗記で対応できるものではありません。日頃から新聞やニュースなどを通じて、幅広い意見や考え方を吸収することが不可欠です。もちろん、リーディングで読む評論文なども勉強になるでしょう。

情報をインプットするこれらの行為は、アウトプットであるライティングと無関係に見えるかもしれませんが、そもそもアイデアがなければ何も書くことができません。そのような準備をした上で、書き上げたものを先生などに見せて学習を進めていきましょう。


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