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苦手だった英語でほぼ満点を取って国立千葉大学医学部に現役合格した話。
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1. 英検準2級の単語レベルとは

英検準2級は、英検の公式ホームページによると、高校中級レベルにあたるとされています。単語レベルは、3600語程度の水準です。3級が1300語程度なので、3級に合格してからかなり多くの単語を覚えなければならず、過去問を見て挫折感を感じる人も少なくありません。

単語力が最も重要になるセクションは大問1です。短文の穴埋め形式になっているので、4択のうち知らない単語ばかりだと、勘で解くしかありません。また、大問1は単語だけでなく、英文法や英熟語の問題も含まれています。そのため、これらを含めてバランスよく学習することも必要です。

しかし、実際の大問1の配分は、20問のうち英熟語が3問程度、英文法が5問程度で、残りの10問余りが英単語となります。そのため、単語力をつけることが最も大切だということは言うまでもありません。

2. 単語に対する効果的な取り組み

単語学習に取り組む前に、自分の単語力を大まかに把握しておきましょう。なぜなら、3級レベルの単語が完璧な人と、あいまいな人では、取り組み方が変わってくるからです。

特に、3級レベルの単語力がきちんと身についていないのに、他の技能でカバーして合格した人や、合格から日数が経ってかなり忘れてしまった人は、要注意です。

単語力を把握するために一番手っ取り早い方法は、英検準2級の過去問の中からリーディングのセクションを読んでみることです。(問題は解かなくても構いません。)

2~3段落読んだところで、知らない単語が多すぎて長文の意味がほとんど理解できなかった人は、3級レベルの単語が抜けている可能性が高いと言えます。その場合は、準2級の対策を始める前に3級の単語帳をやり直しましょう。

リーディングは何とか読めるものの、大問1の単語セクションは解けない人は、英検準2級の単語帳を利用するのも良い方法です。この時に気をつけて欲しいことが一つあります。

単語帳ではよく「30日完成」のように、1000語が30セクションに分けられていることがあります。しかし、本に書かれている通りに前から順に1日ずつこなしていくと、どうなるでしょうか。30日過ぎたときに、おそらく最初にやった単語をきれいさっぱり忘れていることでしょう。これでは、頑張って毎日単語を覚えても、知識としてあまり残りません。

そこで、一日目に1-30を覚え、2日目には1-60、3日目は1-90といった要領で覚えていくのが理想です。だんだんきつくなってきますが、この方法だと前半の単語を毎日繰り返すことになるので、何日か経つと完璧に覚えられます。そのため、新しく入った単語を、その日のうちに全部完璧にする必要はありません。何回か繰り返せば次第に覚えられるからです。

何度も繰り返して完全に覚えた部分は、その後とばしても構いません。例えば、4日目の1-120までいった段階で1-30はもう大丈夫だと思ったら、次の日は31からにして問題ありません。

また、大体覚えたけれども、ところどころ覚えられていない単語がある場合も出てきます。例えば、1-60の中で、21、33、41、44、51、58の単語をどうしても覚えられないとしましょう。その場合は、それらの単語にチェックをつけておき、その単語だけ取り組んでもいいかと思います。

それ以外にも、長文を読んでいてわからなかった単語は、復習のときにアンダーラインを引いてチェックしておきます。次に、意味を考えながら全文の音読をします。何度か繰り返すと、アンダーラインを引いた単語も意味がパッとわかるようになりますよ。

長文の中で単語を覚えると、どんな場面で使われる単語なのかがわかります。また、前後の単語との結びつき(コロケーション)も自然に覚えることができます。これができるようになると、ライティングで自然な英文を書けるようになるので、一石二鳥です。

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3. 英検準2級で出題される英文法・英熟語とは

英文法に関しては、高校範囲の英文法まで含まれます。よく出るのは、代名詞(both, either, neither)、関係詞(関係副詞や複合関係詞)、時制(時・条件の副詞節や現在完了進行形)などです。

これらの文法単元をまだ習っていないのであれば、勉強して損はありません。(いずれは勉強しなければならないことです。)ただ、合格だけが目的なのであれば、必ずしもこれらの文法事項を全て知っていなくても構いません。

なぜなら、上記の通り、文法問題自体がせいぜい5問程度しか出題されないからです。仮に勘で答えて間違えたとしても、語彙問題で点数を取ることができれば合格は可能です。特に、試験日まであまり時間が無い人は、文法学習をするのは効率的とは言えません。

英熟語に関しても、3問程度しか無いので、あまり時間をかけない方が良いでしょう。多くの単語帳は、前半に単語、後半に熟語という構成になっています。まずは8割くらい単語を覚えてから、熟語に入るようにしましょう。また、単語と同じように長文の中で出てきた熟語は必ずチェックをして、その都度覚えていきましょう。

4. まとめ

4級から3級に比べて、3級から準2級は覚えるべき単語の数が増えるので、大変だと感じるかもしれません。単語力がついていない段階で過去問を解こうとしても、途中で嫌になってしまう可能性があります。まずは単語をある程度覚えてから、過去問に取り組むことをおすすめします。

単語が直接問われるセクションは大問1のみですが、単語力はリーディングやライティング、リスニングでも重要になる、土台の部分です。だんだん覚えた単語が増えてくると、リーディングやリスニング、ライティングが簡単に感じられるようになりますよ。まずは単語学習から頑張っていきましょう。

(参考)
英検|試験内容・過去問|各級の目安


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