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苦手だった英語でほぼ満点を取って国立千葉大学医学部に現役合格した話。
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1. リスニングの試験概要

GTEC CBTのリスニング問題は、およそ40問の問題を35分程度で解きます。会話文がほとんどないのが特徴です。主な出題内容は、電話のメッセージ、アナウンスといった日常生活に関するテーマや、授業の講義の一部などです。また、アカデミックな内容のモノローグ(1人のセリフ)形式の問題も多く出題されます。

中にはイラストを見ながら解く問題や、3人の会話問題もあります。大問ごとに分かれているわけではないので、後半に突然イラスト問題が登場します。

イラスト問題には、画面上の地図を見ながらリスニングを聞いて目的地を答えるものや、メモの一部分の空欄を埋めるものなど、様々な形式があります。リスニング力だけでなく、聞きながら考えるマルチタスク力が試される問題になっています。

一つのリスニング放送に対する問題数は1問から3問です。後半になると、長い放送を聞いて3問に答える形式が多くなり、難易度も上がる傾向にあります。

しかし、時には3問の問題を解いた後で、2問の問題が出てくることもあります。必ずしも徐々に問題数が増えていくわけではありません。

センター試験のように音声は二度繰り返されません。また、コンピュータを使っての解答となりますが、制限時間が設けられています(画面の右上に時間が表示されています)。

制限時間を超えてしまうと自動的に次の音声に進んでしまいます。加えて、一度次に進んでしまうと前の問題に戻れません。次の問題に進むときは注意しましょう。

画面上で状況描写や選択肢の先読みをすることは可能です。音声が流れる前の時間に、できる限り目を通しておきましょう。

2. リスニングのレベル

前半は、100語前後のモノローグを聞いて一つの問に答える問題です。問題は1問しかない上、問題文と選択肢は画面に表示されているので、放送が流れる前に先読みすることができます。そのため、確実に点を取っておきたい問題です。

しかし、問4あたりから、1つのモノローグについて2つの問に答える問題も出題されるようになります。合わせて難易度も上がっていきます。さらに、問15あたりからは、画像を見て答える問題が出てきます。

そして、問20を超えると、放送される語数が200語から500語程度と、かなり長くなることもあります。設問も最大で3問になります。後半になると、相当難易度が高いといえるでしょう。

このような長いリスニング問題を解くときに、記憶力に頼るのは限界があります。事前に設問と選択肢に目を通しておき、リスニングを聞きながら解答するのが理想です。

全体的な問題のレベルから考えると、TEAPや英検準1級の中の難しめの問題と、同じくらいになります。

前半はセンター試験レベルの問題もあります。しかし、後半のイラスト付きの問題や、一つのアナウンスに3問ついている問題はかなり難しくなっています。問題形式が若干異なるので、単純な比較は難しいところではありますが、上記の難易度を目安に考えて問題ないでしょう。

ですので、TEAPや英検準1級のリスニングで高得点が取れることを目指すことをおすすめします。英検は過去問が豊富にあります。また、TEAPの問題集は近年増えてきているので、かなりの演習量が確保できるはずです。特に、講義の一部やアナウンスといったシチュエーションは、内容的にもTEAPと重なります。

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3. リスニングの対策

上記の通り、GTEC CBTには非常に長いリスニングが含まれているので、長時間聞くことに慣れていないと、途中で集中力が途切れてしまうおそれがあります。また後半で、全問正解とまではいかなくても、高得点を取ることができれば、他の受験生と大きな差をつけることができます。そのためにも、日ごろから長めのリスニングを聞く習慣をつけておきましょう。

また、GTEC CBTのリスニングは、モノローグが多いのが特徴です。センター試験や英検2級、準1級、さらにはTEAPのリスニング問題にも、モノローグ形式の問題は含まれています。それらを活用して、モノローグ形式のリスニングの解き方のコツをつかんでおきましょう。

リスニング練習としては、問題演習を解く以外にも、「ディクテーション」や「シャドーイング」のような、様々な音声を活用したトレーニングを行うことをおすすめします。(詳細はディクテーションシャドーイングの記事をご覧ください。)

4. まとめ

大学入試の4技能化が進行しつつあるとはいえ、いまだ多くの中学・高校の授業では、リスニングに多くの時間を割くことはあまりないようです。しかし、リスニングが苦手な人が多いからこそ、日々の努力によって差をつけやすい分野であるとも言えます。

まずは継続して耳を慣らすことが大切です。リーディングと同様、リスニングも自分が興味を持っている分野から始めてみましょう。インターネット上には様々なジャンルの動画があります。面白いと感じたもので構わないので、多くの英語を聞き、英語の音声を聞くことに慣れましょう。

リスニングは日々続けないと、すぐに聞く力が低下してしまいます。毎日続けるために、ポッドキャストやラジオ英会話などを活用するのも手です。まずは毎日、少しずつで構わないので、リスニングを続けることから始めましょう。