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看護学部を卒業後、医学部受験に挑戦。卒業後わずか1年で合格を勝ち取った「教科書レベル」からの挑戦
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1. 出題形式

IELTSのスピーキングは、3つのパートに分かれています。試験時間は、全体で11~14分程度です。まずパート1の前に、イントロダクション(名前、国籍、本人確認)が行われます。

パート1はインタビュー形式です。パート2ではトピックカードを引いてスピーチを行います。最後のパート3はディスカッション方式で、パート2の内容を発展させて話します。

IELTSのスピーキングテストは、TOEFLのようなコンピューターに録音するCBT形式ではなく、英検のような対面式です。対面式の場合、聞き取れなかったときは聞き返したり、聞き返している間に答えを考えたりすることができます。

面接は緊張するという人もいますが、CBT形式にはないメリットも多いものです。重要なのは、それぞれの試験の特徴をつかみ、傾向に合わせた準備を事前にしておくことです。

評価基準として、発音や流暢さに加え、語彙の豊富さ、文法の正確さ、内容の論理性まで、細かくチェックされます。これらの採点基準の平均が、スピーキングのスコアになります。

次に、各パートごとの詳細と攻略ポイントを確認していきましょう。

2. パート1

インタビュー形式の問題です。3.5~4.5分間程度行われます。このパートでは、日常的な内容の受け答えをした後で、試験官が手持ちの選択肢から2つの問を選び、それぞれ4つほど質問されます。

1つの返答には10秒ほどで答えることが望ましいでしょう。例えば、Yes, Noしか答えないような返答では、内容が乏しく高得点には結びつきません。意見を言った後に、具体的な時間や場所、状態などを付け加えましょう。それによって、話を膨らませることができます。

例えば、「あなたの好きな食べ物は?」と聞かれた場合、ただ「カレーライスです。」と答えるだけでは不十分です。「子供の頃に母親の作ったカレーライスがおいしくて、それ以来、ずっと好物です。今では、週末に色々なカレー屋を巡るようになりました。」などと付け加えて話せば、自然と適切な長さの答えになります。

3. パート2

スピーチ形式の問題で、3~4分間行われます。具体的な流れとしては、まずカードと鉛筆、紙を渡されます。1分間の準備時間の後、1~2分間のスピーチをします。

スピーチは2分間を超えると止められてしまいます。しかし、止められることによって減点されることは無いようです。とはいえ、肝心の部分を伝えられなければ、高得点を取ることはできません。簡潔にスピーチをする練習が必須です。

スピーチの構成としては、①序論、②本論、③結論の順番で書くのが一般的です。それぞれの注意点を確認してみましょう。

1. 序論
自分がこれから何について話すのかを伝えます。ここであまり時間を使うと、重要な本論にかける時間が無くなってしまいます。できるだけ簡潔に話しましょう。

2. 本論
導入部分で述べた内容に加えて、詳細を説明します。「いつ」、「どこで」、「誰が」、「何を」、「なぜ」というような、5W1H(what, when, where, who. why, how)を意識して話すと良いでしょう。

3. 結論
結論では本論の内容をまとめれば、問題ありません。この時、序論と同じ言い回しを使うのではなく、できる限り言い換えて話しましょう。

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4. パート3

ディスカッション形式の問題で、4~5分間行われます。パート2のスピーチに関連した内容で、さらに深く掘り下げた質問を受けます。

パート1では単に自分の考えや好みを伝えれば良いだけですが、パート3のディスカッションではそうはいきません。自分の立場や主張を、論理的に伝えることが必要になります。したがって、最も難易度が高いパートであるといえます。

論理的に話すことは、我々日本人の苦手な分野だとされています。欧米では、幼少期から論理的に話す訓練が行われます。日本では通常、そのような教育を受けることはありません。そのため、論理的な話し方をできているかを自分でチェックしなければなりません。

論理的に話す上で最も重要なのは、意見の後に理由を述べることです。日本人は、意見を言いっ放しにする人が多いものです。

まずは、意見→理由の流れを念頭において、英語で話す練習をしてみましょう。すると、意見そのものよりも理由を加えるほうが難しく感じることもあるでしょう。練習中に言いにくいと思った部分は、本番でもつまってしまう可能性が高いはず。意見→理由をすらすらと話せるようになるまで、練習を重ねていってください。

5. まとめ

IELTSのスピーキングは対面形式です。そのため、笑顔で面接をすることも非常に重要な要素です。また、上記の通り、できるだけ一言で終わらせず、話を膨らませていくことが大切です。

練習に付き合ってくれるネイティブスピーカーが近くにいることは、なかなかないでしょう。そこで、録音しながらの練習をおすすめします。録音することで、自分の発音や発話の流暢さ、語彙や文法の正確さ、内容の論理性などを客観的に振り返ることができます。発言内容を自ら聞き直すことによって、改善点が見えてくるはずです。

初めは恥ずかしいかもしれませんが、高得点を取るために、ぜひ挑戦してみてくださいね。