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1. 出題形式

IELTSには、アカデミック・モジュールと、ジェネラル・トレーニング・モジュールの2種類のテストがあります。前者は、大学や大学院に入学する人を対象としています。後者は、学業以外の研修や移住を考えている人が対象です。

ライティングは、その2種類のテストで、問題が異なります。アカデミック・モジュールでは、グラフや図表のデータを分析・比較して説明する問題と、意見を説明するエッセイライティングが出題されます。

一方、ジェネラル・トレーニング・モジュールでは、データの分析ではなく手紙を書く問題が出題されます。エッセイライティングがある点は同じです。

ここでは大学入試に利用されることが多い、アカデミック・モジュールの試験内容や攻略法を紹介します。

ライティングテストは2つのタスクで構成されています。1つ目は、グラフや図表のデータを分析・比較して説明する問題です。指定語数は150語以上です。

2つ目は、トピックに関する自分の意見を書く問題です。指定語数は250語以上となっています。指定語数に達しなかったり、スペルミスや文法ミスがあったりすると、減点になります。

試験時間は2つのタスク合わせて60分です。合計400語以上を手書きで書かなければならないので、あまり時間に余裕はありません。また、構成を考えたり、見直しをしたりするのにも時間がかかるものです。

配点はタスク1よりもタスク2の方が2倍あります。そのため、特にタスク2を確実に終わらせることを心がけましょう。

2. タスク1

図表、グラフの問題です。図表やグラフの情報を正確に読み取ってまとめることや、数値を分析して比較することが求められます。

以下の4つが採点基準で、これらの評価の総合がスコアになります。

①Task Achievement(タスクの達成)
②Coherence and Cohesion(論理的一貫性とまとまり)
③Lexical Resource(語彙)
④Grammatical Range and Accuracy(文法の幅と正確性)

段落構成の一例として、次のような形が考えられます。

第1段落:序論(20~30語)
The graph showsなどと書き始め、何についての図表なのかを紹介します。全体的な要約を書きましょう。

第2~3段落:本論(120語程度以上)
図表の詳細を説明します。種類や数値、増減、比較などについて書くのが一般的です。

なお、Task 1では、結論を書く必要はありません。書いたからといって減点されるわけではありませんが、結論を書いて字数ギリギリになる場合は、本論の分量が少ないと考えた方がいいでしょう。

(参考:IELTS|IELTS scoring in detail

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3. タスク2

一般的な問題に対して、自分の意見を書くエッセイライティングです。英検などでも似た問題が出題されています。そのため、比較的なじみのある人が多いでしょう。しかし、IELTSでは、賛成と反対の立場を踏まえつつ、読み手が納得できるように自説を展開しなければならなりません。他の試験に比べて、難易度は高いといえます。

以下の4つが採点基準で、これらの評価の総合がスコアになります。

①Task Response(タスクへの応答)
②Coherence and Cohesion(論理的一貫性とまとまり)
③Lexical Resource(語彙)
④Grammatical Range and Accuracy(文法の幅と正確性)

段落構成は、以下のように書くのがおすすめです。

第1段落:序論(40~50語前後)
どのようなトピックについて書くのかを紹介します。また、必要に応じて、そのトピックの背景などを書きます。

第2~3段落:本論(150~200語)
第1段落で挙げたトピックに関して、自分の意見、理由、具体例などを書いていきます。理由の数に応じて、段落を分けましょう。2つの理由を挙げるなら2、3段落、3つの理由を並べるなら2~4段落にします。いずれにしても、合計で150~200語程度におさめてください。

第4段落:結論(40~50語前後)
タスク2では結論を書きましょう。基本的に第1段落と同じ内容を書けば問題ありません。ただし、全く同じ表現は避けましょう。できる限り言い換えてくださいね。

4. まとめ

ライティングの学習は、スピーキングと同様、ネイティブスピーカーの添削が必須だと考えている人もいることでしょう。しかし、決してそのようなことはありません。段落の構成を学ぶこと、文章をつなげるのに便利な接続詞や、言い換えの際に使える類語を覚えることなど、自分でできることは意外と多いものです。

また、タスク2では、単語や文法力だけでなく、知識も重要になります。テーマに関して、自分の意見と説得力のある理由を思いつかなければ、何時間かけても良いエッセイは書けません。

読み手を納得させることのできる理由を書くためには、事前にテーマに関する知識をつけておくことが必要です。この知識は、IELTSだけでなく、英検のエッセイライティングやスピーキングにおいても活用できます。

添削を受けるにしても、まずはそのような基本を身につけてからのほうが効率的でしょう。上記で紹介した方法を試して、高得点を目指してください。