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皆さん、こんにちは。STUDY HACKER編集部です。

近畿大学や京都産業大学を始めとした産近甲龍と言われる4大学を中心に志望している理系の方に、英語・数学・化学・物理について、9月から入試本番までに取り組みたいおすすめ参考書・問題集をご紹介させてください。
9月以降は、過去問演習がメインの時期になりますが、基礎固めをしてはいけないというわけではありません。むしろ、産近甲龍のレベルについては基礎固めが何よりも入試対策の要となります。過去問演習を行いつつ、そこで見つかった抜けている穴を高速で埋めていく。さらに、全単元を網羅的に演習し、まんべんなく基礎固めを行う。この繰り返しを徹底してみてください。毎日の積み重ねが計算力をも自然と強化してくれます。

英語

1. (文法)アップグレード 英文法・語法問題
『アップグレード 英文法・語法問題』(数研出版)
文法問題は発展的な内容が出ることは少なく、問題集に登場する表現をきちんと押さえることができれば確実に得点源にすることができるセクションです。ここで挙げたのは、皆さんご存知「アップグレード」と言われる文法問題集「アップグレード 英文法・語法問題」。これ1冊で文法の基礎は確実にマスターできることでしょう。
なお、アップグレードには文法(Part.1)や語法(Part.2)だけでなく、イディオムや会話表現や注意すべき語彙(Part.3以降)も掲載されています。時間がない!という方は文法と語法だけで構いませんが、もう少し踏ん張ってPart.3以降も取り組めれば、読解問題にも波及効果が出てきますよ。

2. (長文)やっておきたい英語長文300
『やっておきたい英語長文300』(河合出版)
英語長文問題集といえば、もうすでに定番になりつつある「やっておきたい英語長文」シリーズ。各設問の解説だけでなく、段落ごとに英文の構造と意味の解説(時には文法内容の解説も)が与えられており、自習にはもってこいの教材になっています。赤本に載っている長文問題を解くだけでは、読み方のコツや細かい文構造など、不明点だらけのまま問題の解答にマルバツをつけるだけになってしまいます。
また、入試も近いこの時期には「時間を意識して解く」「同じ長文を何度も何度も読み返す」という2つのルールを守ってください。並行して入試問題の過去問も解くと思いますが、普段から時間を意識した演習をしておかないと、同じような時間の使い方ができません。また、解いたら解きっぱなしとなってしまっては一度で得られるものが非常に少なくなってしまいます。
類書は多く登場しており、「イチから鍛える英語長文300」(学研)、「大学入試全レベル問題集英語長文 3 私大標準レベル」(旺文社)なども同じレベルにあるので、おすすめできます。

※英語の参考書・問題集については文系の方におすすめしているものと同内容です。
産近甲龍文系志望者必見! 9月から入試本番まで本格的に取り組みたい科目別参考書セレクション

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看護学部を卒業後、医学部受験に挑戦。卒業後わずか1年で合格を勝ち取った「教科書レベル」からの挑戦
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数学

1. 大学への数学 入試数学基礎演習
『大学への数学 入試数学基礎演習』(東京出版)
きちんとまとめて全単元やっておきたいけど、正直時間がない……。けれど、演習量も稼ぎたい。そんなあなたにうってつけなのがこの大学への数学シリーズから出ている『入試数学基礎演習』。教科書だと、入試によく出る内容もそうでない内容もどちらもまんべんなく載ってしまっており、入試まであとわずかというこの時期に取り組む教材としては、おすすめできません。この『入試数学基礎演習』では、入試によく出る内容で単元を配列し直してくれているので、最終確認にも最終基礎固めにもどちらにも使用しやすい構成になっています。各単元とも2セット分の問題が用意されており、時間がなければセット1だけでも、しっかりやり直したいという人はセット2もガッツリ取り組んでみましょう。
各単元で重要な公式を整理しながら問題に取り組んでみてくださいね。

2. 大学への数学 数学Ⅲの入試基礎 講義と演習
『大学への数学 数学Ⅲの入試基礎 講義と演習』(東京出版)
こちらは上の大学への数学シリーズ、入試数学基礎演習の数学Ⅲバージョンです。上と異なり、問題集のセクションだけでなく、講義編という形で教科書内容を入試数学にアレンジした上でその性質や例題を解説しているセクションも存在します。もちろんそちらを読みながら理解を確実にした上で、演習問題(こちらも2セット入っています)に取り組んでみるのもよし、時間がないので演習からいきなりはじめてもよし。いずれにしても、定理や公式をまとめつつ頭の中に整理しながら進めてみてください。
ありがたいのは積分の計算問題と図形(面積・体積・曲線の長さ)がそれぞれ独立している点です。両方をごちゃまぜにしながら取り組んでしまうと、定着しにくいものです。計算は計算、図形は図形で取り組むことによって、それぞれを体系立てて理解していきましょう。問題量もしっかり揃っているので、シンプルな演習教材としてももちろん優秀です。

化学

1. 化学レベル別問題集2 標準編
『化学レベル別問題集2 標準編』(東進ブックス)
化学が苦手だけど、入試までに急ピッチで立て直したい! そんな方にぜひおすすめしたい問題集です。9月から始めるとすれば、あまり量の多い問題集に手を出すべきではないでしょう。消化不良に陥ってしまうからです。初見問題にいくつも触れるのではなく、少ない問題について復習の回数を出来る限り多くして、しっかりとした定着を図るというのが過去問演習期の基本方針です。本書は高い網羅度を備えつつ、秋から冬にかけて取り組むのにちょうどよいサイズといえます。教科書や参考書と一緒に本書で問題演習→知識の再整理。このプロセスを繰り返してみてくださいね。

2. 化学(化学基礎・化学)基礎問題精講
『化学(化学基礎・化学)基礎問題精講』(旺文社)
9月以降はもちろん過去問演習をしながらもう一度基礎固めをやり直したり、志望校レベルの問題演習を通じて実戦力をつけたりと、人によってやるべきことは様々かと思いますが、共通していることが一つ。それは、時間がないということ。問題集に取り組むときは量を取れない以上、質を優先すべきでしょう。一冊固めることでしっかりとした基礎力と正しい考え方を養うことができる問題集といえば、旺文社の『基礎問題精講』です。著者のお二人は最前線で活躍されている有名講師で、問題の出方や考え方の本質を知り尽くしています。このレベルでしっかり押さえることができれば、化学は入試での得点源になりえるでしょう。

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物理

1. 物理のエッセンス
『物理のエッセンス』(河合出版)
物理が苦手な方、9月からでも、基礎固めは間に合います。もちろん相当なスピードが必要となりますが、この『物理のエッセンス』なら、感覚的に理解できるレベルまで説明を噛み砕きつつ量を抑え、その代わり問題解法をたくさん掲載してくれています。練習問題も軽いものですが、かなり多く含まれており、過去問演習と合わせてしっかり手を動かしていけば基礎力と応用力を同時に醸成できることでしょう。

2. 良問の風 物理 頻出・標準入試問題集
『良問の風 物理 頻出・標準入試問題集』(河合出版)
他方、物理を得点源にしたい方にオススメしたいのは、この『良問の風』。標準レベルで演習価値の高い、まさしく「良問」を150問弱収録しており、実力をさらに伸ばしていく上で9月から行う問題集としては最適といえます。しっかり全単元触れることを目標にしてください。波動以外の単元では、どの場面でも仕事とエネルギーの関係を意識してくださいね。