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TEAP試験総合対策のための問題集・参考書

TEAP試験は、開始されてからまだ日が浅いものの、英語4技能試験として普及してきています。しかしながら、TEAPは従来の大学入試とは形式が少し異なる試験であるため、試験準備に使える教材がまだ少ないという問題点があります。とはいうものの、最近になって徐々にTEAPの問題集や参考書も増えてきたので、それらを活用すれば試験の実践感覚が体感できることでしょう

なお、2017年4月現在、TEAPの過去問は公表されておらず、TEAP運営事務局のホームページ上に見本問題が1セットあるだけです。したがって市販の模擬問題集を活用して本番に臨むしかありません。

実践問題集で代表的なものを以下に挙げますので、参考にしてください。

■『TEAP実践問題集』

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TEAP実践問題集 (大学入試合格のためのTEAP対策書)

旺文社

旺文社のTEAP対策問題集で、2回分の実践模試を解くことができます。まだTEAPに慣れていない人は、まずは2回分の問題を解いて、比較的得点を取ることができるパートと課題となっているパートを明確にしておきましょう。

■『TEAP攻略問題集』

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TEAP攻略問題集 (大学入試シリーズ)

教学社

この問題集も、本番同様の模試という形式は『TEAP実践問題集』と同じですが、リーディングパートで解答目安時間が書かれているため、学習者の参考になるでしょう。

■『はじめてのTEAP 対策問題集』

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はじめてのTEAP 対策問題集

研究社

タイトルの通り、解説が非常に詳しいため、初学者にとっても取り組みやすい問題集といえるでしょう。模擬問題が2セットついていますので、何度か復習して定着させてください。

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単語・熟語対策のための問題集・参考書

TEAPで要求される語彙レベルは英検2級から準1級の水準といわれているため、難関大学の対策となる単語帳であれば、ほとんどの部分をカバーすることができます。リーディングセクションのはじめの大問では、見たことがない単語をいくつか目にすることもあるかもしれませんが、その後の長文では、未知語を見ることはほとんどないでしょう。

TEAP用の単語帳には以下のものがあります。

■『TEAP英単語ターゲット』

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TEAP英単語ターゲット (大学入試合格のためのTEAP対策書)

旺文社

TEAPに対応した単語帳です。何を買ったらいいのかわからない人や、TEAPに特化した単語帳がほしい人は、こちらから進めてみるとよいでしょう。

あるいは、通常の大学受験用の単語帳を使う場合は、下記のレベルのものが望ましいといえます。これより下のレベルでは充分に網羅されていませんが、リーディングの最初の大問以外は難しい単語はあまり出てきませんので、受験をあきらめる必要はありません。単語を覚えてから受験するのではなく、受験回数をこなして慣れていくことが重要です。

■『システム英単語』

『システム英単語 (改訂新版)』(駿台文庫)

定番の大学受験用単語帳です。この1冊をしっかりと覚えれば、TEAPの単語で困ることはほぼないでしょう。

■『英単語ターゲット1900』

『英単語ターゲット1900』(旺文社)

上で挙げた『システム英単語』と同水準の単語帳です。どちらか片方でかまわないので、繰り返して覚えていきましょう。

■『システム英単語 <改訂新版対応> チェック問題集』

システム英単語<改訂新版対応>チェック問題集 (駿台受験シリーズ)

駿台文庫

システム英単語に準拠した問題集です。単語を覚えたつもりになっているにもかかわらず、いざ問題を解いてみると間違えてしまうという人にはうってつけといえるでしょう。また、単語帳だけだと飽きてしまうという人にも、学習にメリハリがつくためおすすめです。

■『英単語ターゲット1900[5訂版]実戦問題集』

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英単語ターゲット1900[5訂版]実戦問題集 (大学JUKEN新書英単語ターゲット1900)

旺文社

『英単語ターゲット1900』に準拠した問題集です。ターゲットを使っている人は、ぜひこちらも使って、実践に近い問題形式に慣れましょう。

■『速読英熟語』

『速読英熟語』(Z会出版)

TEAPは長文の読解量が非常に多いため、このような「長文の中で熟語を覚える」というコンセプトの本もおすすめです。姉妹本に『速読英単語』シリーズがありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

文法・語法対策のための問題集・参考書

TEAPでは、いわゆる文法の4択問題は出題されません。むしろ、単語や熟語を覚えることのほうがスコアを伸ばすうえで効果があります。とはいえ、文法があまりわかっていない状態では、長文が正しく読めない、ライティングで正しい文章が書けない、といったことになりかねません。そこで、文法に自信のない人は、ひと通り文法問題を解きつつ、不明点を参考書で確認するという流れで学習を進めていきましょう

参考書には以下のようなものがあります。

■『総合英語Forest』

『総合英語Forest』(桐原書店)

英文法参考書の定番といえるでしょう。学校で配布されたという人も多いのではないでしょうか。

本書はボリュームがかなりあり、すみずみまで読もうとすると膨大な時間がかかってしまいます(これはTEAPにおける文法の重要性を考えてもやめておいたほうがいいでしょう)。そこで、辞書のように、日々の学習で不明点が出てきたら該当部分だけ読むというかたちで使っていきましょう。類似した英文法参考書をすでに持っているのであれば、もちろんそちらを使っていただいてかまいません。

また文法の問題集については、以下のような一般的なものがおすすめです。

■『改訂版 アップグレード 英文法・語法問題』

『改訂版 アップグレード 英文法・語法問題』(数研出版)

文法問題から語法、熟語、会話問題、発音問題まで掲載されており、問題量が豊富です。特に語法と熟語はTEAPに直結しますので、ぜひ解いておきましょう。

■『NEXT STAGE 英文法・語法問題 3rd Edition』

『NEXT STAGE 英文法・語法問題 3rd Edition』(桐原書店)

こちらも上の『アップグレード』と同様のコンセプトとなっています。どちらか片方をこなせば充分でしょう。むしろ何度も反復して定着させることが重要です。こちらもやはり、語法や熟語を特に重視して解いてみてください。

TEAP長文読解(リーディング)対策のための問題集・参考書

TEAPの長文読解は、リーディングセクションの後半で現れてきますが、英検準1級や難関大学の問題と比べると語彙レベルも難易度も決して高いわけではなく、むしろセンター試験に近いレベルだといえます。しかしセンター試験にも当てはまることですが、時間が足りなくなって焦ってしまいミスを誘発するということが起こりやすいので、油断はできません。

勉強にあたっては、難解な英文解釈よりもむしろ、多読や速読を重視した学習を行なうのがよいでしょう。時間を計って集中的に問題を解く、解き終わったら長文を(できるだけ速く)音読する、といった地道な努力が、のちに大きな違いを生みます。

■『英検準1級 全問題集』

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2017年度版 英検準1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

旺文社

本番は英検準1級レベルの長文よりも簡単ですので、最後の仕上げとして取り組みましょう。あるいは、市販の問題集で高得点を取れるようになった後の負荷の高いトレーニングとしてチャレンジしてもかまいません。難関大学を併願して受けるのであれば、やっておいて損はないでしょう。もちろん、満点近くを狙っていない人は特に取り組む必要はありませんよ。

■『英検2級 全問題集』

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2017年度版 英検2級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

旺文社

この先、センター試験やその他の大学を受験することを考えても、このレベルの長文読解問題は安定して高得点を取れるようにしておきたいものです。傾向やレベルが合う合わないの前に、このレベルをすらすらと読んで解ける英語力を身につけることが、TEAPで高得点を取るための第一歩となるでしょう。

■『やっておきたい英語長文500』

『やっておきたい英語長文500』(河合出版)

TEAPの長文問題と問題の傾向が合っているわけではありませんが、英語力を高めること、さらには速読力を高めるためのツールとして利用しましょう。

本シリーズは長文の長さで分かれていますが、700と1000は、難易度が高く、また少々長すぎるかもしれません。むしろ短めのものを大量にこなし、平易な英語をすばやく読めるようにすることが肝心です。

なお本書の欠点として、リスニング用CDがついていない点があります。速読力を鍛えるのに、リスニングCDは非常に有効です。音声を聞きながら、ついていける速さで音読をしたり、シャドーイングの練習をしたりすることは、英語の処理速度を上げることにもつながります。そういった学習法もどこかで実践してみるとよいでしょう。

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TEAPリスニング対策のための問題集・参考書

■『英検準1級 全問題集』

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2017年度版 英検準1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

旺文社

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2017年度版 英検準1級 過去6回全問題集CD (旺文社英検書)

旺文社

TEAPのリスニング速度は、英検準1級と同じくらいです。そのため、慣れていないとかなり速く聞こえることが予想されます。

そこで英検の過去問を使って、演習量を確保しましょう。CDは別売りですので少し高くつきますが、TEAPの実践問題を数セットこなすだけでは演習力が全く足りませんので、英検の過去問も解いておくことが重要です。

最新の英検の過去問はオフィシャルサイトに掲載されていますので、こちらもチェックしておきましょう。

■『英検2級 全問題集』

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2017年度版 英検2級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

旺文社

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2017年度版 英検2級 過去6回全問題集CD (旺文社英検書)

旺文社

英検2級は、TEAPの問題よりもスピードは劣りますが、まだ実力的にTEAPを解くのが難しいと感じる場合は、先に英検2級の問題から取り組んでみましょう。

■『大学入試 リスニングのトレーニング 入門編』

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大学入試 リスニングのトレーニング 入門編

Z会

英検2級もちょっと厳しいという人は、リスニングの基礎から取り組む必要があります。学校でリスニングの演習があまりないという人の場合、リスニングの音声自体にアレルギーを起こしてしまう人もいるのではないでしょうか。そのような場合は、まずは本書から始めてみましょう。

■『大学入試 リスニングのトレーニング 必修編』

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大学入試 リスニングのトレーニング 必修編

Z会

TEAPのレベルを考慮しますと、このあたりが難なくできれば、本番でもそれなりに点数が取れるはずです。聞き取れない部分は、スクリプトを確認しながら何度も聞き直しましょう。

■『大学入試 リスニングのトレーニング 上級編』

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大学入試 リスニングのトレーニング 上級編

Z会

TEAPではこのレベルまでは要求されませんが、逆にこのレベルまでできるようになっておけば、本番が楽に感じるのではないでしょうか。

■『大学入試パーフェクトリスニング (Volume1)』

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大学入試パーフェクトリスニング (Volume1) (駿台受験シリーズ)

駿台文庫

『大学入試 リスニングのトレーニング 入門編』と同様、リスニングに苦手意識を持っている人は、ぜひ本書にも取り組んでみましょう。

■『大学入試パーフェクトリスニング (Volume2)』

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大学入試パーフェクトリスニング (Volume2) (駿台受験シリーズ)

駿台文庫

『大学入試 リスニングのトレーニング 必修編』と同様、本番までの演習量を積むために活用してください。

TEAPライティング対策のための問題集・参考書

TEAPにはライティングセクションがあり、スピーキングとともに、苦手な人が多い単元だと思われます。ライティングと聞くと、従来の大学入試問題にあるような和文英訳問題を連想する人も多いかもしれませんが、TEAPの場合は、70語程度の要約問題と、状況描写と自分の意見を200語程度で書く問題となっています。国公立大学志望者以外は要約の練習をしたことがないという人も多いかと思いますので、しっかりと準備をしたうえで本番に臨みましょう。

■『英文要旨要約問題の解法』

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英文要旨要約問題の解法 (駿台受験シリーズ)

駿台文庫

冒頭で要約についての解説があり、後半で演習問題が積める形式となっています。東大の過去問が掲載されているなど、問題は難解ではありますが、このレベルにチャレンジすることによって、TEAPでは余裕を持って解くことができるようになるはずです。

■『英語要旨大意問題演習』

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英語要旨大意問題演習 (駿台受験シリーズ)

駿台文庫

上で挙げた『英文要旨要約問題の解法』の姉妹本です。こちらも簡単なものではありませんが、本番を超えた実力を身につけられます。解説もわかりやすい良書です。

■『[自由英作文編]英作文のトレーニング』

『[自由英作文編]英作文のトレーニング』(Z会出版)

自由英作文の演習と詳しい解説が書かれています。TEAPは自由英作文とは少し異なる形式ですが、大問2の自分の意見を書く部分で活かすことができるはずです。

TEAPスピーキング対策のための問題集・参考書

スピーキングは、ほとんどの高校の英語授業では手薄になりがちな分野ですので、苦手とする高校生が非常に多いというのが現状です。しかし、ネイティブスピーカーと話す機会がないなど、苦手とする理由はいくつも挙がるでしょうが、正しい方法で学習を進めれば、TEAPで高得点を取れるレベルに達することができます。

まずスピーキングが苦手だという人は、英作文(和文英訳)が全くできないというケースが少なくありません。単語帳で、英単語を日本語に訳す練習しかしていないと、自分の言いたい日本を思いついても、その対訳となる英単語が思いつかないのです。したがって、英単語帳を使いながら、日本語を見て英単語を答える練習をしましょう

このときのポイントは、類義語も一緒にいえるようにしておくこと。スピーキングにおける表現のバリエーションが豊富になります。さらに、文法問題集や単語帳の例文を、日本語を見て口頭で英作文できるようにしてみましょう。この練習を反復することによって、たいていのことが英語で表現できるようになりますから、スピーキングで高得点を取るための近道となりますよ。

次に、パートごとの攻略法について確認してみましょう。

TEAPスピーキングセクションのPart 1は、英検の冒頭でやり取りする受験者の日常的なことについての会話なので、英検の過去問を参考にするとよいでしょう。

Part 2は、カードの内容に従って相手に質問するだけなので、カードに書かれた英文を疑問文にすれば高得点が狙えます。

Part 3は少し難しく、テーマに沿ったスピーチをしなければなりません。ここでも役に立つのが英検の過去問。2016年に新しく導入された英検2級のエッセイライティングおよび2016年に形式が変化した準1級のエッセイライティングの過去問と、2級と準1級の2次試験の過去問です。いずれもテーマが似通っており、長さもちょうどよいので、模範解答が参考になります。まずは解答を見ずに時間を計って話す練習を繰り返しましょう。ここで録音もしておくと、あとで反省点が明確になります。本番で時間切れにならないように、時間を計りながら練習をして、話している途中で何秒くらい経過したかが体感的にわかるくらいまで繰り返しましょう。

最後のPart 4はPart 3と違い、準備時間なしに答えなければならないため、最も難易度が高いといえるでしょう。しかし対策方法は基本的にPart 3と同じです。時には準備時間を設けずに、テーマに対するスピーキングを即興で行なってみると、Part 4の対策をすることができるでしょう。

英検の過去問を利用した練習が一通り終わった人は、下記のスピーキング参考書がおすすめです。

■『”スピーキング”のための音読総演習』

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“スピーキング”のための音読総演習 (即戦Navi)

桐原書店

英語4技能を念頭において作成された1冊です。ただ単にスピーキングの問題と模範解答があるだけではなく、スピーキング力を養うという観点から、音読練習の詳しい方法が示されています。独学でスピーキング力を伸ばすのに最適です。

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ここまで、TEAP対策のための参考書・問題集をご紹介しました。

冒頭にも書いた通り、TEAPの参考書・問題集はまだそれほど多くはないというのが現状です。とはいえ日々着実に増えてきていますので、自分に合った参考書・問題集を手に入れたうえで、充分な演習を積んで本番に臨みましょう!


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