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1. リスニングの試験概要

TOEFL iBT®のリスニングセクションは、会話や授業の一部を聞いて解答する形式です。試験時間は合計で60~90分で、問題の分量によって異なります。満点は30点です。通常は1問につき1点ですが、中には2点以上の問題もあります。

授業の一部を聞くリスニング問題は非常に長くなっています。中には、5分程度に及ぶものもあります。そのため、長時間のリスニングに慣れていないと、途中で集中力が切れてしまいます。

メモを取ることはできます。しかし、設問はおろか、選択肢の先読みもできません。そのため、他の試験に比べると、難しく感じるでしょう。

設問には大きく分けて、会話形式と授業形式の2タイプがあります。まずは、それぞれの設問形式の特徴を把握しておきましょう。

2. 会話形式

会話形式は2~3問出題されます。放送の長さは1問につき約3分です。会話のやりとりは10~20回程度です。問題数は1つの会話につき5つあります。

英検やセンター試験にも会話問題はあります。しかし、それらと比べると、会話の長さが大きく異なります。英検やセンター試験であれば、設問に関連する内容をすべて記憶して答えることもできるでしょう。しかし、TOEFL iBT®では、内容をすべて覚えておくことは相当難しくなります。

会話の内容には、学生と教授が話し合うタイプや、大学で学生と職員が話すタイプなどがあります。

3. 授業形式

授業形式は4~6問出題されます。放送の長さは1問につき約3~5分です。話される語数は約500~800語に及びます。問題数は1つの講義につき6つあります。

授業形式には、教授が一人で講義を進めていくタイプと、議論を交わしながら進めていくタイプがあります。

問題の解答方法としては、会話形式でも授業形式でも、基本的に4択の中から1つの選択肢を選ぶ形です。しかし、時々2つ以上の選択肢を選ぶものもあります。

また、選択肢を時系列に沿ってドラッグ&ドロップで並べ替える問題や、表の穴埋め形式の問題もあります。表の穴埋めでは、項目を分類したり、正誤を判断したりすることが求められます。

これらはコンピューター上でのテスト特有の出題形式です。事前に操作方法を確認しておき、解答の仕方に慣れておくことが必要になります。当日に無駄な時間をロスしないよう、注意して準備を進めましょう。

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4.リスニングの対策

TOEFL iBT®は、リスニングが非常に重視されているテストです。というのも、ライティングやスピーキングでも、リスニングを聞いて解答するセクションがあるためです。リーディング以外のセクションでは、何らかの形でリスニングが絡んできます。

また、上記の通り、TOEFL iBT®のリスニング問題は、問題文、選択肢ともに先読みすることができません。リスニング内容や長さにおいても他の試験と比べて難易度が高いため、小手先のテクニックをつけるより、まずリスニング力を伸ばすことが重要です。

リスニング力を伸ばす方法は色々あります。TOEFL iBT®の対策としては、特にシャドーイングディクテーションがおすすめです。

シャドーイングは、自分で口を動かすので、曖昧な部分があればつまずいてしまいます。それにより、自分が聞き取れていない部分が明確になります。英語を聞こえたとおりに発音することで、ネイティブスピードについていくのに役立ちます。

また、ディクテーションにより、英語の音そのものを聞く力を伸ばすことができます。聞き取った音声を正確に書き取っていくため、短期記憶力も養われます。リスニング時間が長いので、短期記憶力を高めることは、正答率に大きな影響を及ぼします。

もう一つ重要なのは、ノートテイキングです。リスニング内容が非常に多いため、すべてを覚えきることはできません。そこで、効果的にメモを取る必要があります。当然ですが、聞きながらメモを取るので、全てを書くことは不可能です。また、放送は一度しか流れません。そのため、やり直しがききません。

試験ではメモ用紙として、A4用紙が数枚渡されます。追加の紙が欲しい場合は、使用済みのメモと交換します。

メモを取るときには、以下の二点に注意してください。

1.メモを取る内容を厳選する
メモを取り過ぎている人が多い傾向にあります。中には、片っ端からメモを取っていく人もいます。しかし、実はあまりメモは書かない方が良いのです。なぜなら、メモを取ることに神経を集中させると、聞き取りの理解度が低下してしまうからです。

メモに集中しすぎたためにリスニングの内容理解に全力を注げなければ、本末転倒です。結果、聞こえた内容をとりあえずメモしたものの、後で読み返してみても意味がわからないこともあるでしょう。メモの内容が多すぎて、どこに必要な情報が書いてあるのか、すぐに見つけられない可能性があるのです。これでは、何のためにメモを取ったのかわかりません。

さすがに全部は覚えられないような、固有名詞や数字などの細かい情報の記述や、各情報の順番を整理することだけに、メモを活用しましょう。後は聞き取りに集中してください。

2.略語を利用する
例えば、「学校」とメモしたい場合、そのまま「学校」と書くのは時間がかかります。代わりに「学」と書くと、時間も労力も半分で済みますね。これは漢字に限りません。

アルファベットでも、marketをmktと母音を省いて記述したり、introductionをintroと前半のみをメモしたりと、様々な工夫ができます。「増加する/increase」とメモしたいときは、「↑」と記号を使うのも手です。

メモの仕方は、自分さえ内容がわかれば何でも良いのです。短時間で書ける略語や記号のルールを決めておくだけで、かなりの時間短縮ができますよ。

5. まとめ

リスニングは、これまで多くの日本の学校で、あまり時間が割かれてこなかった分野です。そのため、苦手とする人も多いもの。そんな人は、まず英語を聞くことに慣れるところから始めましょう。

最初は洋楽や洋画から始めても構いません。もちろん、それだけではTOEFL iBT®のリスニングスコアがすぐに上がるわけではありません。しかし、英語のリスニングに対する抵抗を無くすのに役立つでしょう。

最近では、Youtubeなどの動画を使って、楽しくリスニングに取り組むこともできます。問題集を開くのは気が重いという人でも、取り組みやすいはずです。

リスニングだけでなく英語全般にいえることですが、やった分だけ結果に表れてきます。まずは、好きな題材で良いので、今日から英語を聞くことを始めましょう。