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目次

  1. リーディングの試験概要
  2. 内容一致
  3. 同義語・指示語選択
  4. 文挿入
  5. 文の言い換え
  6. 段落要約
  7. リーディングの対策
  8. まとめ
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1.リーディングの試験概要

TOEFLのリーディングセクションは、アカデミックな文章を読んで解答する形式の問題です。満点は30点です。

トピックは、文系の話題から理系の話題まで幅があります。ですので、ある程度は、自分の専門と関係ない分野の英単語も学習しておく必要があります。

長文の数は、そのときに受験する試験によって異なります。通常、3~4つの長文が出題されます。設問数は各長文に12~14問で、合計で36~56問あります。文章の長さは、各長文につき700語程度です。

試験時間は60分から80分となります。それぞれの長文につき20分の計算です。

700語の長文に問題が12問から14問ついているので、これを20分足らずで解くのはなかなか大変です。そこで、リーディングセクションでは、スキャニングをはじめとした、速読のテクニックを駆使して解答することが求められます。

問題のタイプは4択問題です。内容一致から文挿入、要約を答える問題まで、様々な形式があります。次に、各設問形式について詳しく見ていきましょう。

2. 内容一致

よくある、長文内の内容一致問題です。段落ごとに区切られているので、その段落の中から答えとなる部分を探します。そのため、比較的解答の根拠となる箇所は探しやすいといえます。

設問文にある、固有名詞や数字などのキーワードに着目すると、より早く答えを見つけることができます。また、NOT/EXCEPT問題は通常の問題よりも時間がかかるので、要注意です。

一部、本文にはっきりと書かれていない内容を、推論しなければならない問題があります。複数の段落にわたって書かれている内容を総合して答えを導いたり、出来事とその結果の内容から考えて推論したりする必要があります。

Which of the following can be inferred from paragraphs ~?や、Why does the author mention ~?のように、筆者の意図が問われることが多くなっています。

筆者の意図に関する推測や理由を答える問題は、難問です。あまり時間をかけすぎないように気をつけましょう。

3. 同義語・指示語選択

指定箇所と似た意味の単語や、指示語が指している単語を選ぶ問題です。

同義語を選ぶ問題では、語彙力が重要です。もし意味がわからなければ、前後の文から推測しましょう。しかし、仮に単語の意味を知っていたとしても、単語力だけで解こうとしてはいけません。

文章の中で使われている意味を答える問題なので、その単語が自分の知っている意味で使われているとは限らないからです。そのため、必ず本文と照らし合わせて解くようにしましょう。

指示語の問題では、例えばit, thatなどの語が指す具体的な単語を問われます。指示語が単数か複数か(例えば、that/those)を確認しましょう。このような代名詞は、原則として、前に出てきた単語を指します。それをヒントに答えを探してください。

4. 文挿入

ある一文を、本文中にある4つの指定された箇所の、いずれか適切な位置に挿入する問題です。しっかりと注目すべき点に注目しないと、どこにでも入りそうな気がしてしまい、時間のロスにつながります。

挿入文や前後の代名詞に注目すること、また文脈が適切かどうかを考えることがポイントになります。文脈を確認する際
は、挿入する文とその前後の文の関係が、具体例、説明、あるいは対比の関係を作っていないか、注目してみましょう。

5. 文の言い換え

グレーで塗りつぶされた文章を、1文で言い換えている選択肢を選ぶ問題です。数行にわたる文章の中で、どこが最も重要なのかを的確につかむことが、解答のコツです。

重要な部分は、逆接や結論を導くキーワードを伴っていたり、対比関係になっていることがあります。それに気が付くと、正解を選びやすくなります。

6. 段落要約

要約問題は、最後の設問です。What is the main purpose of this passage?と問われます。今まで読んできた内容を踏まえて、要約として正しい選択肢を選びます。

選択肢は6つあり、その中から文章の要約としてふさわしい選択肢を、3つ選びます。3つとも合っていれば2点、2つ合っていたら1点もらえます。

画面上には、設問画面からパッセージ全体を表示させるボタンがあります。この問題を解く前に、もう一度ざっと全体を読み返すと良いでしょう。

なぜなら、前半部分で書かれていた内容は、本文に記載があるのか無いのかの判断があやふやになりやすいからです。どうしても、直前に解いていた後半部分の内容のほうが、鮮明に記憶に残っていることが多いはずです。

あくまで要旨を問う問題なので、枝葉の部分を答えてはいけません。つまり、話の全体に関連した選択肢を選ぶ必要があります。選択肢の内容がたとえ本文中に書かれていたものだとしても、一部分しか関係が無いものを選ばないようにしてください。

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7. リーディングの対策

一般的な大学入試問題では、英文和訳問題で問われるように、一文を正確に訳す技能が大切になります。しかしこの技能は、TOEFL iBT®では重視されません。それよりも、素早く読むことが重要になります。

そこで、おすすめの学習法の一つが多読です。Penguin Readersのような、レベル別に分かれた英語の本、好きな洋画の脚本、海外のウェブサイトなど、何でも構いません。まずは英語でたくさん読むことを目標にしましょう。

また、できれば自分が苦手とする分野の英文にも、読み慣れておくようにしてください。自分が文系であれば生物などの理系の文章、理系であるなら逆に歴史などの文系の文章を、苦手に感じることが多いでしょう。

背景知識だけで英文の読みやすさは大きく変わるものです。苦手な分野の文章を積極的に選んで読む姿勢は、大きな差を生むことでしょう。

8. まとめ

リーディングは比較的得意とする人が多い分野です。しかし、TOEFL iBT®の場合、制限時間が厳しいことや、紙ベースではなく、コンピューター上で受験しなければならないことに、気をつけなければなりません。また、独特の設問形式に慣れることも必要になります。

加えて、英語の新聞や雑誌など、様々な分野の英文を読むことが大切です。自分に関係のない分野の文章を英語で読むのは、最初は苦痛に感じるかもしれません。そんなときは、視点を変えてみてください。

「英語を通じて様々な分野の教養をつけることができる」と考えてみてはどうでしょう。素晴らしいことだと思いませんか。受験の対策をするにしても、どうせなら楽しんで続けて欲しいものです。