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看護学部を卒業後、医学部受験に挑戦。卒業後わずか1年で合格を勝ち取った「教科書レベル」からの挑戦
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1. はじめに

国連英検C級は、リスニングテストと客観テストの2つで構成されています。リスニングテストは大問1~4で、40点満点です。客観テストは大問5~10で、60点満点です。試験時間は合計100分間です。

リーディングは、客観問題の一部で出題されます。大問6(長文の下線部同義語問題)、大問9(長文内容一致問題)にあたります。基本的には大学入試問題に近い傾向にあります。ただし、時事的な内容の文章が多いのが特徴です。

分量としては、リーディングの占める割合はそれほど多くありません。大問6と大問9の2つを合わせても20問で、全体の20%になります。

ただし、通常特にリーディングで必要になる単語、熟語、動詞の語法といった知識は、国連英検C級ではリスニングテストでも多く問われます。リーディング対策だけでなくリスニング対策としても、これらの学習も忘れてはなりません。

他の試験とは傾向が異なるので比較が難しいところではありますが、試験の難易度としては、英検なら2級程度、大学入試なら偏差値50程度になります。

2. 下線部同義語問題

大問6で出題されます。長文を読み、下線が引かれた語に近い意味の単語を選ぶ形式です。単語力の問題だと思う人もいるかもしれません。確かに、単語の知識だけで解けてしまう設問もあります。

しかし中には、文脈で使われている意味で答えなければ正答できない問題もあります。単純に単語帳で覚えた知識だけで解くと間違えてしまいます。

長文は国連の活動に関するトピックがほとんどです。一般の受験生にとってはなじみが無い内容でしょう。日本語でも構わないので、普段から新聞やニュース、国連のウェブサイトなどで、国連の活動に目を向けましょう。長文がぐっと読みやすくなるはずです。

この大問ではあまり熟読する必要はありません。なぜなら、内容一致問題が出題されるわけではないからです。ざっと読んで意味を確認できれば十分です。別記事で紹介したスキミングスキャニングの練習をして、ざっと意味をとらえる読み方を学んでください。

3. 内容一致問題

大問9で出題されます。設問が問う内容の範囲となる段落が指定されてはいません。しかし、1問目が第1段落、2問目が第2段落といった要領で、前から順番に答えていくことができます。ただし、若干本文の位置と前後することはあります。注意して読み進めてください。

設問の答えが本文にそのまま書かれている問題もあれば、言い換えられている問題もあります。選択肢に書かれた単語が長文内に書かれているからといって、安易に選ばないようにしましょう。

まれにNOT問題(本文で述べられていないものを答える問題)が出題されます。この形式は解くのに時間がかかります。時間配分に気をつけてください。

最後の1問は、タイトルを答える問題です。一部だけを読んで答えてはいけません。文章全体に関係する内容となっている選択肢が正解です。本文に書かれていないものや、書かれていたとしても、1つの段落にしか関係のない選択肢は選ばないようにしましょう。

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4. 時事的な内容のリーディング対策

長文の難易度はそこまで高くはありません。しかし、時事的な内容が多いため、読みにくい印象を持つかもしれません。ただし、年度によっては、時事とは全く関係無い文章が出題されることもあります。この場合、普通の大学入試問題とあまり変わらないと感じるでしょう。

いずれにしても、普段から積極的に英語を読む姿勢が大切です。英字新聞や洋書、英語のウェブサイトに毎日目を通すことを習慣づけてください。

ただし、いきなり英字新聞を購読しても、初めは難しく感じられるかもしれません。まずはコンビニなどで週刊の英字新聞を買ってみましょう。日本人学習者向けに作られている英字新聞から始めるといいでしょう。記事以外にも英語学習のコラムなどがあり、楽しみながら読み続けられるように工夫されています。内容のボリュームも豊富です。

洋書は、レベル別に分かれているラダーシリーズならば、自分のレベルに合ったものを選ぶことができます。例えばペンギンリーダーズなど、多読向けの洋書がおすすめです。多読のコツや方法に関しては、別記事でご紹介していますので参考にしてください。

5. まとめ

国連英検C級のリーディングは、しっかり対策してきた人とそうでない人の差が出やすく、合否を分けるといっても過言ではありません。

難関大学の入試問題のように、文構造が複雑な英文は出題されません。しかし、時事的な内容が多くを占めるため、背景知識が無いと読みにくいと感じるでしょう。普段から時事問題に目を向ける姿勢が重要になります。

近年の大学入試では、グローバル化を意識して、海外情勢に関するテーマが頻繁に出題されています。国連英検C級の対策を通じて、時事的な知識に明るくなることは、大学受験にも大いに役に立ちます。ぜひ挑戦してください。