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模擬試験は、自分の実力をシビアに測定できる非常に貴重な機会です。マーク式、記述式といろいろな種類がありますが、志望校の形式に合わせて受験しましょう。ちなみに、模試というのは受験しておくと便利という程度のものではなく、受験生であれば全員必ず受験してほしいものです。

普段の学習では自分の学力を測定できるチャンスはそうそうありませんし、自分の肌感覚だけで判断してしまうと、学習計画も正確に立てることができないうえに、なにより本番で思わぬ弱点を突かれてしまい、不合格となってしまいます。しっかりと復習し、弱点の早期発見に役立ててください。

【マーク模試(センター型)】
(例)
・河合塾「全統マーク模試」「全統センター試験プレテスト」
・駿台「駿台全国マーク模試」「大学入試センター試験プレテスト」
・駿台・ベネッセ「駿台・ベネッセマーク模試」
・東進「センター試験本番レベル模試」
など

【記述模試・ハイレベル模試(一般)】
(例)
・河合塾「全統記述模試」「Z会共催プレステージ」「全統医進模試」
・駿台「駿台全国判定模試」「駿台全国模試(いわゆる駿台ハイレベル)」
・駿台・ベネッセ「駿台ベネッセ記述模試」
・代ゼミ「全国学力判定模試」
・東進「有名大本番レベル模試」「難関大本番レベル模試」

【特定大学別模試】
(例)
・河合塾「東大即応オープン」「京大即応オープン」「早大・慶大オープン」
・駿台「東大入試実戦模試」「京大入試実戦模試」
・代ゼミ「東大入試プレ」「京大入試プレ」
・東進「東大入試本番レベル模試」「京大入試本番レベル模試」

自己採点

マーク式の試験であれば、問題用紙に解答を書きこんでおいて、試験後に配布される解答・解説を見ながら自己採点をすることができます。

実際のセンター試験でも、翌日以降の新聞や各予備校が発行する解答を見ながら自己採点して、その点数を元に出願校を決定しますので、問題用紙に自分の解答を全部書いておくようにしておきましょう。

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苦手だった英語でほぼ満点を取って国立千葉大学医学部に現役合格した話。
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問題の分類と2段階の解き直し(解答・解説を見ながら時間無制限、教科書・参考書を見ながら時間無制限)

まず問題ができた、できなかったの2パターンしかないはずはなく、問題を解きながらこれはわかるぞと自信を持って解いたものもあれば、ちょっとわかんないから勘で書いたというところもあるはずです。特に後者であれば、合っていたからということで復習せずに終わってしまったら、次に形を変えて出題されたときにできる保証はありません。

そこで、まずは全問題を以下のとおりに分類してみてください。
1. 自信を持って解答し、正解した問題
2. 自信を持って解答したが、間違えた問題
3. 自信や根拠をはっきり持てないまま、なんとなく解答し、正解してしまった問題
4. 自信や根拠をはっきり持てないまま、なんとなく解答し、間違えてしまった問題
5. 何もわからないはずなのに、運良く正解してしまった問題
6. 何もわからないために、間違えてしまった問題
これによって、どの部分を集中的・優先的に復習していけばいいかの検討がつきます。

次に問題の解き直しを行ないます。

1.
まず、解答・解説を読みながら1問ずつ丁寧に問題文の内容も含めて全体を理解しながら解き進めてみましょう。解答の流れをひと通り丁寧に理解していきます。必要な定義・定理・公式・性質も解説に書かれていますので、忘れて解けなかったという人は必ず確認して、ノートに一度写すようにしましょう。

解き進め自体の時間は無制限で取り組んでください。わからない部分を極力残さないようにしましょう。ただし、大半の問題に正解していた場合、このステップは飛ばしてもかまいません。

2.
解答の流れが頭に入ったら、解答・解説を閉じて、教科書・参考書等普段使いの教材のみを参考にしながら、問題を解き直してみてください

理解したと思っても意外に何も見ないでやれと言われると、また間違えてしまう可能性があります。それくらい学習というのは繰り返しやる必要のあるもので、1回で理解しきれる人は天才という型にはまるのかもしれません。

こちらも時間は無制限で取り組んでください。

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知識の再整理、類題演習

問題をひと通り解き直したら、これまで使用していた教材を用いて、知識を入れ直していきましょう。教科書や参考書で間違えた単元に登場する定義・定理・公式・性質をすべて参照したうえで、これまでに使用した教材を用いて、その単元の基礎レベルの問題を解き直してください。

このときに気をつけたいのは、その問題に必要な知識「だけ」をやり直してしまうことです。ひとつ穴があると、その周辺にも理解の穴があるかもしれません。ピンポイントではなく、その周辺全体を覆うようにカバーしましょう。

制限時間ありで何も見ずに解き直し

制限時間内に満点でクリアできれば復習はいったん完了です。そうでなければ、上記のステップを繰り返して、何度もチャレンジして満点クリアを目指しましょう。

※1つの模擬試験の問題の復習にかける時間
センター型であれば、数学ⅠA、数学ⅡBでそれぞれ120分(2時間ずつ)程度
記述式や特定大学別の模試であれば、数学1科目で180〜240分(3〜4時間)程度