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天然有機化合物

■天然有機化合物

天然に存在する高分子の元となる糖とアミノ酸について学習します。

糖については、単糖と二糖の名前と性質と構造を押さえていきましょう。よく似た分子構造をしているので、見分けがつきにくいですが、我々生物はこのちょっとした構造の違いを区別しています。

糖の還元性はヘミアセタール構造が開裂することによってもたらされます。単糖、二糖の中で還元性を示さないのはスクロースだけですが、なぜ示さないのかについて正しく理解しておきましょう。

アミノ酸については、教科書、参考書に出ているようなアミノ酸10種類程度は何も見なくても書けるようにしましょう。アミノ酸がそれぞれのpHでどのような帯電状態になっているかはよく問われます。pHと等電点が等しいとき、アミノ酸は電気的に中性の状態です(電荷0)。そこからpHが小さくなるということは、H+が増えていくということなので、アミノ酸は正に帯電します。逆に、pHが大きくなるということは、OHが増えていくということなので、アミノ酸は負に帯電します。このように単に暗記するのではなく、理屈を理解していきましょう。

■天然高分子化合物

天然高分子である多糖、タンパク質、核酸について学習します。

多糖については、アミロース、アミロペクチンの構造の違い、ヨウ素デンプン反応の呈色のしくみ、セルロースの特徴、セルロースの繊維への応用について押さえていきましょう。タンパク質については、ペプチド結合、タンパク質の一次構造、二次構造、三次構造、四次構造の違い、タンパク質の性質、タンパク質(アミノ酸)の検出方法、酵素反応のしくみを押さえていきましょう。

タンパク質と酵素は同じもので、タンパク質の中で特定の反応を触媒するようなものを酵素といいます。簡単なアミノ酸であればジペプチドは何も見なくても書けるようにしましょう。

核酸については、ヌクレオチドの構造、DNAとRNAの構造的な違い、DNAの二重らせん構造が遺伝にどう関わるのかを押さえていきましょう。余力があれば、核酸塩基の分子構造も書けるようにしておきましょう。

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看護学部を卒業後、医学部受験に挑戦。卒業後わずか1年で合格を勝ち取った「教科書レベル」からの挑戦
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合成高分子化合物

■高分子化合物の性質

高分子化合物全般の特徴について学習します。高分子の分類、高分子化合物が一般的に示す特徴をおさえていきましょう。

高分子は(X)100のように、Xが100個つながった分子だけを合成することはできません。80個が10%、90個が20%、100個が40%というように必ず分布ができます。この中に(X)100は確かにありますが、(X)100だけを狙って作ることはできないのです。この分布があるからこその高分子の特徴になります。

■合成高分子化合物

人工的に合成した高分子について学習します。ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、オレフィン系繊維、アクリル系繊維、フェノール樹脂、天然ゴム、合成ゴムについてその代表的な化合物の合成反応式とともに覚えていきましょう。

高分子の熱に対する耐性は、分子の構造に影響されます。直鎖上の分子構造であれば熱可塑性樹脂、3次元網目状構造であれば熱硬化性樹脂となります。

次に、イオン交換樹脂、導電性高分子、吸水性高分子、生分解性高分子などの特定の機能を持った高分子について、その分子構造と機能との関係を理解しましょう。機能を示すためには必ず分子の中にしかけがあります。そのしかけを理解していくと、覚えることが減っていきます。