目次

  1. はじめに
  2. 概要
    1. 試験日
    2. 試験範囲・試験時間・解答形式
    3. 配点
    4. 出題の傾向と特徴(概要)
  3. 出題の傾向と特徴(詳細)
    1. 大問1:(マーク式)小問集合<
    2. 大問2:(記述式)理論化学分野
    3. 大問3:(記述式)有機化学分野・天然高分子分野・合成高分子分野
    4. その他:数と式
    5. その他:複素数平面
  4. 試験対策・勉強法とおすすめ参考書紹介
    1. 教科書内容の振り返り:公式や定理の総復習
    2. 入試レベルに踏み込んだ知識のレベルアップ
    3. 解法パターンの習得と計算力の増強
    4. 標準レベル問題の解法習得
    5. 過去問・模擬試験を用いた演習

1. はじめに

早稲田大学にはいわゆる理工学部は存在せず、学問領域に応じて基幹理工学部・先進理工学部・創造理工学部の3つに分かれています。入学試験は共通で実施しており、化学の試験は、どの学問領域を志望するとしてもほぼ確実に受験することになります。

国内有数の有名難関大学の名にふさわしく、早稲田理工の化学は一筋縄でいかない問題が勢揃い。教科書内容は隅から隅までマスターした上で、さらに、制限時間に合格点に達する問題数を捌き切るトレーニングが必要となります。

受験者層も早慶を第一志望にする受験生だけでなく、東大・京大・東工大、その他難関国公立大を第一志望とする人もいます。合格の確度を上げるには、そういったレベルの大学を念頭に置いた受験対策・勉強をしていくほうが良いといえるでしょう。

本記事では、早稲田大学基幹理工学部・先進理工学部・創造理工学部の化学の入学試験の傾向と特徴を詳細に分析し、おすすめの参考書・問題集を紹介しつつ勉強法・対策を解説します。

tonaki-mjtp-ec
受験にこそパーソナルトレーナーを。4年間、一次試験すら通過できなかった僕が『医学部合格』を勝ち取れた理由
人気記事

2. 概要

2.1 試験日

2018年(平成30年)2月16日(金)

2.2 試験範囲・試験時間・解答形式

(試験範囲)
化学基礎・化学

(試験時間)
物理・化学・生物のうち2科目合計120分

(解答形式)
一部マークシート形式、一部記述式
※例年、第1問がマークシート、第2問および第3問が記述式

2.3 配点

理科2科目で120点(1科目60点)

2.4 出題の傾向と特徴(概要)

早慶の一角にふさわしく、計算量がとても多く、また一問一問の難易度も決して軽いとはいえません。逆に、合格に必要な最低点はそこまで高くはならないので、捨て問をきちんと見極め、取れるところを着実に取れるような選択眼を養うことも必要でしょう。

大問構成は例年3問で、第1問は全分野の小問集合30問(マークシート式)、第2問は理論分野(記述式)、第3問は有機・高分子分野(記述式)となっています。どの範囲からもまんべんなく出題されているため、単元によって偏りをつけた学習は避けましょう。

なお、物理も化学同様に重たい問題が並ぶため、時間配分にも注意してください。早稲田大学の先進・創造・基幹理工学部では、120分で理科2科目を同時に解きます。過去問演習を通じて、化学に時間をかけすぎないようにバランスを取る訓練をしておきましょう。

3. 出題の傾向と特徴(詳細)

3.1 大問1:(マーク式)小問集合

(傾向)
例年、1問あたり3題の小問が10問並び、合計30題の小問が出題されています。

分野は理論・無機・有機・高分子からと総合的な出題になっています。小問集合とはいえ、あらゆる問題集のあらゆる形式を混ぜて出題しているような形です。グラフをしっかり読み取る必要があったり、重たい計算をさせられる問題も含まれているので、侮ってはいけません。解答あるいは解法の方針が瞬時に判断できない問題にぶつかったら、後回しにするのが得策です。

(対策)
インプットしてきた知識のアウトプットと重ための計算についていかに素早く正確にするかということの練習が合否を分けると言っても過言ではないでしょう。例えば、化学反応式はいちいち別の欄を使用して書き出さなくても頭の中に瞬時に浮かべられるようなレベルにしておきたいところです。係数比を利用するものなどは、このようにして瞬時に解答を導いてください。分子量など試験の冒頭で与えられる数字についても、普段の問題演習の中である程度頭に入れておかないと、いちいち参考にしているのでは間に合わないでしょう。

問題集でいえば、『化学計算問題の徹底整理[化学基礎・化学]』(数研出版)がマッチしています。1冊みっちり丁寧に取り組んでみてください。

雑多に問題が並ぶことになるので、過去問の第1問だけを抽出して演習するということが最終的にスピードを上げるための重要な訓練になるでしょう。手持ちの過去問をすべてやってしまったということであれば、特に東邦大学医学部、北里大学医学部は傾向が似ていますので、そちらの演習もやってみてください。

3.2 大問2:(記述式)理論化学分野

(傾向)
理工学部らしく、物質や材料をテーマとして理論化学に関しての総合的な出題がなされるのが、大問2です。直近では
2017年度:グラフェン
2016年度:電池
2015年度:半導体
2014年度:水
が出題のテーマとなりました。

小問数も非常に多く、熱化学方程式、アレニウスの式、電池・電気分解、反応速度、化学平衡など理論化学に関係するあらゆる単元から出題されています。単位の変換を行う必要もあるので、物理できちんと学習している方は化学でも重宝するでしょう。

(対策)
単元間の関係性を意識して勉強を進めてください。例えば、熱化学方程式と反応速度と化学平衡。反応速度と化学平衡については見かけの状態としては化学反応が止まっているように見えますが、実は正反応と逆反応が同時に起こっている状態でもあります。反応があればもちろん熱の移動も起こっているはずです。化学平衡と発熱・吸熱の関係についてもしっかりと理解しておきましょう。

他にも、アレニウスの式については熟知しておく必要があるでしょう。内容を理解するだけでなく、自然対数と常用対数とで相互に底の変換を行うなど、自在にいじることができるようにしておいてください(『化学の新研究』にはSCIENCE BOXというコーナーで「反応速度とアレニウスの式について」というタイトルで紹介があります)

3.3 大問3:(記述式)有機化学分野・天然高分子分野・合成高分子分野

(傾向)
大問3は、小問数が多く、計算問題、知識問題、関連する実験考察問題などあらゆる種類の問題を含みます。直近の出題歴は以下の通りです:
・2017年度:典型的な構造決定問題
・2016年度:天然高分子化合物
・2015年度:構造決定、天然高分子化合物(糖類)
・2014年度:芳香族化合物(合成および分離精製)
特に天然高分子化合物については難易度がかなり上がります。グルコース(鎖状、α、β)の構造は最低でも書けるようにしておきましょう。なお、ヨードホルム反応などの反応式を書かされることもあるので教科書の隅から隅まで読み込むことが重要であることは変わりません。

(対策)
まず、欄外、コラムなど、本文以外の箇所も含めて、教科書を隅から隅まで読み込んでください。自分で説明ができない箇所を残さないように丁寧に読み込んでいきます。不明な部分はすべて調べたり、学校や塾の先生に聞いて解決してください。

その際、教科書で扱われた実験についてはその手順も覚えておきたいところです。丸々同じ物質が題材とされなくとも、関連のある物質が出題され、同じ実験により似た反応が起こる場合があります。その際、教科書で紹介されていた実験手順が浮かべば、生成物自体やその性質の予測ができることもあります。問題集で触れた実験問題についても、手順や結果を整理しておくこと。

なお、天然高分子化合物については、『化学の新演習』に30問も演習問題が掲載されているので、こちらを利用して演習を行ってください。重要問題集や標準問題精講では問題数が少なく、演習量が不十分となってしまいます。

4. 勉強法とおすすめ参考書の紹介

4.1:教科書内容の振り返り

入試問題は、原則として教科書から出題されていますので、化学の学習の基本は「教科書の精読」となります。「化学基礎」「化学」の検定教科書を用意し、一章ずつ読み込んでいきましょう。繰り返しますが、各教科書の参考・発展・コラム・実験などは、入試問題の格好の材料になります。出題頻度も高いので最終的には欄外も残さず押さえておきましょう。

ただし、教科書の表現は初学者には少し難しいこともありますので、最初のうちから、発展やコラムといった欄外の項目には触れなくても構いません。まずはざっとどんなことが書かれているかを押さえることが目的なので、太字の用語を中心に本文をじっくり読んで、ストーリーを追いかけていってください。

それでも「教科書の本文は難しい」「何を言っているか正直良くわからない」場合もあると思います。下に参考書を紹介しておきましたので、こちらも併用して、教科書の対応する箇所と比べながら読み込んでみましょう。実験装置や沈殿の色など目で見た方が記憶に残りやすいので、資料集(図説)も一冊用意できればなお良しです。

○参考書
『岡野の化学が初歩から身につく-理論化学1-』(東進ブックス)
『岡野の化学が初歩から身につく-無機化学+有機化学1-』(東進ブックス)
『岡野の化学が初歩から身につく-理論化学2+有機化学2-』(東進ブックス)
『フォトサイエンス化学図録』(数研出版)

なお、インプットした知識はアウトプットしないと試験では全く使い物になりません。教科書の精読を一通り終えたら(あるいは章ごとに読み終わったら)、演習問題を解くというステップがあることを忘れないでおいてください。問題を解くからこそ、教科書を読んだ時点で知識をどう覚えなければならなかったのかということに気づくことができます。この繰り返しによって、知識が少しずつ問題を解くための武器として洗練されていきます。アウトプットなくして知識の習得・定着はありえません。

例えば、混合物と純物質の説明を読んで、ふーんと思ったとしても、では入試問題でどう聞かれるか?というところまでは想像ができない人もいます。

「塩酸は純物質、混合物、化合物のいずれか」と問題で聞かれて初めて「塩酸は混合物である」という認識が生まれたり、その混合物/純物質の分類自体が試験問題に対してどう有効であるかということについて、理解が深まります。アウトプットの意義はインプットすべきことが何であるかをクリアにしてくれるという点にもあるといえます。

○問題集
(教科書傍用問題集)
『セミナー化学基礎+化学』(第一学習社)
『リードα化学基礎+化学』(数研出版)※この段階では「リードC」まででOKです。リードDは難しいのであとに回しましょう。
『リードLightノート化学基礎/化学』(数研出版)
『エクセル化学総合版 – 化学基礎+化学』(実教出版)

※『エクセル化学総合版 – 化学基礎+化学』は教科書傍用問題集として唯一書店で解答編が販売されているものです。学校配布の教科書傍用問題集をお持ちでない方はそちらをご利用いただくことも可能です。

(通常の問題集)
『らくらくマスター化学基礎・化学』(河合出版)
『化学[化学基礎・化学]入門問題精講』(旺文社)
『化学[化学基礎・化学]基礎問題精講』(旺文社)
『化学〔化学基礎・化学〕基礎問題精講 三訂版』(旺文社)
『化学レベル別問題集 1基礎編』(東進ブックス)
『化学レベル別問題集 2標準編』(東進ブックス)

4.2:入試レベルに踏み込んだ知識のレベルアップ

早稲田大学理工学部では、上記で紹介したとおり、例年第1問で小問集合が出題されています。国公立大学ほど難易度の高い問題は少ないものの、小問集合に当てられる時間は極めて短いので、瞬時のアウトプット能力が必要不可欠。よく使用する数値を暗記しておくなどのことも含めて、知識を総整理しておく必要があります。

加えて、教科書には直接書いていないことでも、難関大学の受験生であれば、常識とされていることがあります。例えば熱化学方程式で出てくるエネルギー図についてはどの教科書でも徹底的に詳しく解説しているかといえば、そうとは言えないでしょう。

以下では単元別にどういう点に着目して理解を深めればよいかということと、理解の強化および知識の整理にオススメの参考書を紹介していきます。

◯理論化学:
①単元間のつながりを意識した理解
例えば酸化還元の理解には電気陰性度が重要な概念となります。Hを+1、Oを-2と理由なく覚えてしまっている人は注意してください。共有結合の電子対がどちらの原子に偏っているかは電気陰性度によって定まります。H20の場合、2つの電子対は両方共酸素側に偏るので、結果的に酸素が電子を2個多くもらう(↔2つのHはそれぞれ持っていた電子1個を奪われる)ので、酸素は元の状態から-2の電荷、水素は元の状態から+1の電荷となるわけです。つまり、酸化還元の深い理解には電気陰性度の概念が必要であるということです。

このようにして、各単元は独立しているのではなく、お互いに関わり合いながら物質を構成するルールとなっています。

②化学現象・原理・概念を自分の言葉で説明できるように整理しておく例えば、蒸気圧降下。概念を数式化したものがラウールの法則(p=xp0, p: 溶液の蒸気圧, x: 溶媒のモル分率, p0: 純溶媒の蒸気圧)でしたね。

『鎌田の理論化学の講義』(大学受験Doシリーズ)

以上の参考書は、教科書内容を受験化学の標準レベルにまで踏み込んだ形で例題とともに紹介してくれているものです。難関大学を志望する方にとっては必ず整理しておくべき内容が教科書よりもわかりやすく少ない分量で整理されているので、4.3で紹介する問題集と合わせて利用することで教科書内容からさらに踏み込んだ理解を得られるでしょう。

◯無機化学:
無機化合物の性質・色・製法・反応の整理
無機化合物の性質・色・製法・反応は瞬時に解答できるように徹底的に整理しておきましょう。なお、化学反応式は書き出さなくても頭の中に浮かべられるようなレベルが理想です。

ちなみに、酸化還元の反応原理をしっかり理解しておけば、化学反応式を丸暗記する必要はありません。そもそも大学入試で出題される化学反応のほとんどは酸化還元反応、中和反応、弱酸・弱塩基遊離反応、熱分解反応、錯イオン形成反応、沈殿形成反応、揮発性酸遊離反応のいずれかに分類されており、教科書等で紹介されていない反応も、これらの組み合わせによって、反応式を考えることができます。だからといって、覚えなくてもよいのではありません。よく出るものに関しては原理を理解した上で、すぐに係数比などを出せるように覚えてしまっておきたい

『福間の無機化学の講義』(大学受験Doシリーズ)

※上記『鎌田の理論化学の講義』と同じ大学受験Doシリーズ

◯有機化学/高分子
物質の名称と構造を対応させて整理
官能基ごとの性質と反応を整理
試験では、主に、実験や反応を提示されて、その情報から反応前後の物質/官能基を特定することを求められます。もちろん教科書に掲載されている実験あるいは反応であれば、解答は容易でしょうが、もちろん見たことのない、考えたことのない実験・反応を提示されることもあります。教科書で学習したことをヒントに推定を繰り返して、解答をひねり出していくことになります。その際、少なくとも教科書事項が整理されて、瞬時に引き出せる状態にしておかなければ、制限時間内に解答にたどりつくことは難しいでしょう。したがって、教科書の実験手順・反応を一通り整理し、重要問題集や新演習などの演習教材を用いて、アウトプットを繰り返して、頭の中を整理しておきましょう。

『鎌田の有機化学の講義』(大学受験Doシリーズ)

※上記『鎌田の理論化学の講義』『福間の無機化学の講義』と同じ大学受験Doシリーズ

4.3:計算力の増強

4.3では、計算問題の解法の習得に向けて学習を進めていきます。
早稲田大学理工学部の問題では大問の種類によらず、小数や分数などの計算量が非常に多いため、手際よく正確に処理していく必要があります。早稲田大学に限らず、難関校では実験考察問題に発生するエネルギー量や物質量など計算問題は切っても切り離せないものですので、本格的に入試問題演習に入る前に、一通り化学計算の基礎を身に着けておきましょう。

例えば、黒鉛0.20molの質量[g]はいくつですか? 二酸化炭素2.2gの物質量[mol]はいくつですか? これらはほとんど見た瞬間に数字が浮かんでくる必要があります。知識として知っている状態になっていてほしいものとも言えます。また、標準状態の1molあたりの気体の体積は22.4[L]と知られていますが、この数字が7で割り切れることをご存知でしょうか。

こういったよく出る数値に関するプラスアルファの知識を知っておくことで計算のスピードが飛躍的に向上します。逆に、こういったことがあやふやな状態で問題演習に入っても立式は素早くできても計算ミスを連発し、正答にたどり着かないことが続きます。これは演習効果を著しく損なってしまう上に、間違いが続くのでモチベーションも大きく失われてしまいます。

下記の問題集や参考書を使い、標準的な計算問題の解法を身に付けていく。計算問題を早く正確に解く計算力も必要とされるため、オススメの計算問題集も下記に記載しておく。単位換算が苦手な人は、入試問題に入った時に思わぬ場所で躓かぬようにこの段階で克服しておこう。

『ゼロから始める化学計算問題』(中経出版)
中和滴定、沸点上昇、凝固点降下といった頻繁に使用する公式については何度も繰り返し計算問題にあたり、頭で覚えている状態ではなく体で覚えている状態にしておくことで、問題を見た瞬間に手が動くようになります。
ドリル形式になっているので、苦手な人はこちらから始めてください。

『化学計算問題の徹底整理』(数研出版)
上で紹介したような公式群を一通り瞬時に利用できるようになったあとは、こちらの問題集を使用して本番の小問集合問題に近い形の文章題をいくつも練習していきましょう。
基礎的な化学計算はすでにできてるよという方はこちらからスタートしましょう。

4.4:定番問題(入試標準レベル)の習得

ここからは入試標準レベルの問題集を使って、定番問題の解法を押さえていきます。早稲田大学理工学部では、典型的ではありますが標準問題(やや難易度の高いものも一部含む)が大量に出題されます。スタンダードなレベル以上の問題集を最低1冊2周は繰り返してマスターしておいてほしいところです。

理論・有機の比重が非常に高く、計算を速く正確にこなす練習と有機の構造決定の練習が必要不可欠です。有機の構造決定に関しては、難易度が高いものも含まれるので、定番問題に関しては何度も繰り返し確実にマスターしましょう。実験考察問題にも演習の手を広げ、問題文の情報やグラフの読み取りについてのコツをマスターしてください。

(ライト)
『セミナー化学基礎+化学』(第一学習社)※発展問題を中心に
『リードα化学基礎+化学』※リードDを中心に
『エクセル化学総合版 – 化学基礎+化学』(実教出版)※応用問題Bを中心
『化学の新標準演習』
『化学[化学基礎・化学]基礎問題精講』(旺文社)

(スタンダード)
『化学重要問題集―化学基礎・化学』(数研出版)
『化学レベル別問題集 3難関編』(東進ブックス)
『化学の良問問題集』(旺文社)

(ヘビー)
『化学レベル別問題集 4上級編』(東進ブックス)
『化学[化学基礎・化学]標準問題精講』(旺文社)
『化学〔化学基礎・化学〕標準問題精講』(旺文社)
『化学の新演習』(三省堂)
『化学の新演習』(三省堂)

○参考書
『化学の新研究』(三省堂)

4.5:過去問演習

4.1〜4.4をクリアしたら過去問演習に入りましょう。
『早稲田大学基幹理工学部・先進理工学部・創造理工学部』(教学社)

本Stepでは下記のように過去問演習を進め、現時点での自分の学力を自己分析することを忘れないで下さい。時間を計って解き、解き切れなかった問題は時間を計らずに最後まで解く。採点後、解説を読み、解き方を理解する。その際、自分には何が足らなかったのか自己分析を行いましょう。自己分析を元に基礎の補強を行い、次年度に進んでください。

過去問をある程度進めたら、自己分析を元に、同時並行で弱点補強を進めましょう。この時期に赤本や難しい問題ばかりに手を出したくなりますが、大事なことは難しい問題が理解できることではなく、合格点を取ることです。忘れていた知識を整理したり、計算のスピードや正確性を磨くことが意外と合格への近道だったりします。ちょっとした問題に足元をすくわれないようにしっかりと足場を固めましょう。