9マス将棋とは

・ 「9マス将棋」とは、3×3マスの盤と8種類の駒を使って対戦するミニ将棋。幻冬舎が2016年8月25日に発売する。税別1,600円。発売後は全国の書店・玩具店・ネット通販などで購入が可能。

・ 青野照市九段が考案、日本将棋連盟が監修・推薦。青野九段が9マス将棋を考案したのには、次のような狙いがあった。

これから将棋を始めたい人や駒の動かし方を覚えたばかりの人に、将棋の基本や面白さを知ってもらいたい

(引用元:PRTIMES|3×3の9マスではじめる将棋ゲーム 日本将棋連盟監修・推薦/青野照市九段考案 「9マス将棋」8月発売!

・ 9マス将棋では、40通りの初期配置が用意されている。初心者向けの入門から中・上級まであり、子どもだけでなく、棋力のある人でも楽しめる。9マス将棋のルールは次のとおり。

初期配置のパターンを選んで、盤に駒を並べます。交互に一手ずつ駒を動かして、先に相手の「王」を取ったほうが勝ちです。駒の動かし方や基本ルールは通常の将棋と同じですが、駒を「成る(※)」ことができるマスだけ異なります(相手陣の一段目が成れる場所です)。

(※「成る」とは、自分の駒が敵陣に入ったときなどに駒を裏返して別の動きに変えること)
(引用元:同上)

9マス将棋で遊ぶメリット

・ 将棋で勝つには「詰み」と「王手」(※)を覚えることが大事であるが、9マス将棋はその良い訓練となる。

(※将棋では、相手の王(玉)を取ったほうが勝ちとなる。王を取ろうとする手を「王手」、相手が何を指しても自分の王が取られてしまう、逃げ場のない状態のことを「詰み」という。「詰み」になると将棋は終わる。)

・ 初期配置の中には、プロでも悩むほど難易度の高いものもある。9マスしかなくゲームを開始してすぐにピークが訪れるため、1手目から熟考する必要がある。王手をかけ続ける「詰将棋」にも近いと言われる。

・ 9マス将棋のパッケージには、

「これで将棋が強くなる!」「シンプルだけど奥が深い!」

(引用元:同上)

と書かれている。その言葉が表すとおり、上記のような特徴から、ミニ将棋ながら将棋の面白さを味わうことができるゲームである。

・ 9マス将棋の発売元である幻冬舎は、2009年に子ども向け将棋「どうぶつしょうぎ」を発売しており、好評を得ている。これは、3×4マスの盤と可愛らしい動物のイラストが描かれた駒8枚を使って遊ぶゲームで、相手のライオンを捕まえるか、相手のエリアに自分のライオンが入ったら勝ちとなる。9マス将棋は、この商品よりもより本格的な将棋に近い内容となっている。

・ 将棋は、洞察力や思考力、戦略を練る力、集中力を養うゲームであることから、日本将棋連盟は学校教育への導入にも力を入れている。将棋は、いろいろな相手と対戦することで様々な打ち方を覚えることで、頭の回転が速くなるほか精神力も強くなると言われている。9マス将棋は、そうした教育的効果をより手軽に得る機会となると考えられる。

(参考)
毎日新聞|9マスで勝負 青野九段が考案
PRTIMES|3×3の9マスではじめる将棋ゲーム 日本将棋連盟監修・推薦/青野照市九段考案 「9マス将棋」8月発売!
Amazon|9マス将棋
公益社団法人日本将棋連盟|将棋について 4.決着のつけかた-王手と詰み
関西将棋会館|テーマ3 駒を成る
子育ては楽しい.com|子供に将棋がおすすめ!その効果は?
ねとらぼ|まさに最初からクライマックス プロ棋士考案の「9マス将棋」、スタッフと対局してみた
幻冬舎エデュケーション局|どうぶつしょうぎ