AutoDrawとは

・ AutoDrawとは、2017年4月に公開された、Googleによるイラスト制作ツール。PCやスマートフォンのブラウザ上で、ダウンロードすることなく無料で使うことができる。AutoDrawは、画面上に描画された線から、ユーザーが何のイラストを描きたいのかをAIによって判断し、ユーザーが描いたイラストをプロのイラストレーターが描いたものに変換してくれるため、画期的なツールだとして主にインターネット上で話題になった。

・ インターネット上には、AutoDrawを使ってみたユーザーの感想が多数投稿されている。試しに猫のイラストを描いてみる人が多く、自分の描いたイラストがプロによる巧みなイラストに変換されるとして、驚きの声が次々と上がっている。Twitterのハッシュタグ「#AutoDraw」には、ユーザー自身が描いたイラストと、AutoDrawによって変換されたイラストを並べて、両方を比較するツイートが投稿されている。

AutoDrawの使い方

・ AutoDrawでAIによるイラストの変換機能を利用するには、画面左の「AutoDraw」のアイコンを選択してから、白いキャンバス内にカーソルでイラストを描くことから始める。すると、画面上方に「Do you mean:」という文字列と、変換候補のイラストが多数表示される。そのなかから変換したいイラストを選んでクリックすることで、キャンバス内に自分で描いたイラストが、プロのイラストレーターの描いたものに置き換わる。

・ AutoDrawでは、イラストを変換するほか、画面左のカラフルなアイコンを選択してイラストの線の色を変えたり、インクの入った容器の「Fill」アイコンを選択してイラストを好きな色で塗りつぶしたりできる。また、複数のイラストをキャンバス内で組み合わせたり、テキストを入力したりする機能も備わっているので、ユーザーの工夫しだいで思い通りのイラストを製作することが可能になる。製作したイラストは、画像ファイルとして保存することができ、SNSで共有して楽しむほか、グリーティングカードやプレゼンテーションの資料などに利用することが提案されている。

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AutoDrawの仕組み

・ AutoDrawが搭載するイラストの予測変換機能には、同じくGoogleによって公開されたゲーム「Quick, Draw!」と同一のシステムが利用されている。Quick, Draw!のゲーム内で、ユーザーは与えられた「お題」のイラストを20秒以内に描くことを要求される。描いたイラストがお題に一致しているとAIによって判断されれば、次のステージに進むことができる。このゲームを通して膨大なデータが収集され、集められたデータがAutoDrawのAIに活用されたと考えられている。

・ 2017年4月現在、AutoDrawのAIは数百ものイラストを提案できると発表されている。Googleは、今後も収録イラストを増やしていく計画で、AutoDrawに収録される新たなイラストを募集している。

(参考)
AutoDraw
Quick, Draw!
The Keyword|Fast Drawing for Everyone
ライブドアニュース|GoogleのAIは、話題の素人の絵をプロのイラストに変換するAutoDrawだけじゃないってしっていた?