コモディティ化するとはどういうことか

・ コモディティとは、必需品、日用品(経済用語としては、エネルギー、貴金属、穀物などの商品のこと)。

・ ある種類の商品がコモディティ化する(日用品のようになる)と、似たような機能・品質を持つ商品が多く流通し、どのメーカーのものを買っても同じ状態となる。そのため、消費者は、価格や入手のしやすさで商品を選ぶようになり、コモディティ化した商品群では価格競争が起きる。自社の商品がコモディティ化に陥らないようにするには、商品の差別化やブランディングが重要である。

・ コモディティ化している商品の代表例は、洗濯機や冷蔵庫、掃除機などの家電類。他には、コンピュータ関連商品、菓子類や清涼飲料水なども挙げられる。

人材のコモディティ化

・ 人材のコモディティ化に警鐘を鳴らすのは、瀧本哲史氏。マッキンゼー出身で、現在は京都大学客員准教授を務める。瀧本氏の指摘は、次の通り。

コモディティ化した人材や労働力は商品と同様、徹底的に安く買い叩かれることになり、誰がやっても同じような仕事をしている人や代わりがいくらでもいる人材の賃金はできる限り安く抑えられる時代が到来する
(中略)
こうしたコモディティ化は当然のことながらホワイトカラーに及んできている

(引用元:ZUU online|サラリーマンに危機が迫る?仕事のコモディティ化で職を奪われる時代がやってくる。

・ また、瀧本氏曰く、コモディティ化は中間管理職といえども例外ではない。

日本での中間管理職というのは順繰りに押し上げられた「調整役」としての役割が強く、その調整能力というのは「中間管理職」というポジションによって裏付けられている場合が多い。つまり、いわゆる「中間管理職」は誰がやっても同じで、違いが出せない。大企業をリストラされた人が「課長ならできます」といって、再就職活動をしてどこにも決まらないという笑い話のような話がありますが、逆に言うと、立場に基づいた「課長」は誰でもできて違いがない。

(引用元:株式会社日立ソリューションズ|瀧本哲史の「ビジネス・サバイバル講座」第1回 脱コモディティのための武器を手に入れろ

・ 瀧本氏は、その代表的な著書『僕は君たちに武器を配りたい』の中で、コモディティ化した人材にならないためには「スペシャリティ」になることが必要だと述べている。

スペシャリティとは、専門性、特殊性、特色などを意味する言葉だが、要するに「ほかの人には変えられない、唯一の人物(とその仕事)」「他のものでは代替することができない。唯一のもの」のことである。

(引用元:Study Hacker|[書評]僕は君たちに武器を配りたい

(参考)
はてなキーワード|コモディティ化
はてなキーワード|コモディティ
マーケティングWiki ~マーケティング用語集~|コモディティ化
ZUU online|サラリーマンに危機が迫る?仕事のコモディティ化で職を奪われる時代がやってくる。
株式会社日立ソリューションズ|瀧本哲史の「ビジネス・サバイバル講座」第1回 脱コモディティのための武器を手に入れろ
Study Hacker|[書評]僕は君たちに武器を配りたい