「だからお前は振られたんだよ」とは

・ 「だからお前は振られたんだよ」とは、コンサルティングを手がけるランダーブルー株式会社代表・永江一石氏によるブログ「More Access! More Fun!」での発言。2017年4月7日に永江氏が自身のブログに投稿したエントリー「恋愛にも顧客視点とかマーケティングセンスは必要だ。」において、女性ファッション誌に掲載された「元カレから褒められた日」のファッションとエピソードを紹介するという特集記事について懐疑的なコメントをした他ユーザーのツイートをエントリー内で引用しつつ、永江氏は以下のように発言した。

正直申し上げて、わたくし、この表紙の女性はモデルなんで突っ込んでも仕方ないわけですが・・
だからお前は振られたんだよ
という突っ込みをしてしまいました。

(引用元:More Access! More Fun!|恋愛にも顧客視点とかマーケティングセンスは必要だ。

・ 永江氏は、既にTwitterからは削除した自身のツイート「てか。男なんて服なんか全く見てないのであった。男心わかんないから振られたの」をブログのエントリー内で引用しながら、恋愛にはマーケティングセンスが必要であるという自説を述べた。永江氏は「ほとんどの男は服なんて見てない」「圧倒的な男子が彼女のスッピンが好き」と言い、「いい例」として、2016年に放送が終了した人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』において女優の新垣結衣(ガッキー)氏が演じた主人公・森山みくりを挙げた。永江氏はみくりを「けっして華美ではなく、どっちかというと地味。だけど清潔感あり。メイクもスッピン風」と評し、「日本男子の憧れの女子像」であると主張した。当該記事に関しては、主にTwitter上で多数の否定的な声が上がり、炎上の様相を呈した。

で、マーケティング的なセンスで言うと、まともな男子は服や化粧に金使う女子は嫌いです。浪費する女子が好きなのは金の使い道がない成り上がりの大富豪だけです。服や化粧に金を使うなら、スポーツしたり本読んだりするのにお金使う女子のほうがずっと好きです。これ、間違いないですからね。
服や化粧は女子の自己満足でしかなく、恋愛にはたいして役立ちません。間違いなく清楚系の女子のほうがモテます。だって自分の子孫を残すのに、いい遺伝子の相手を選ぼうって男子の中のミトコンドリアがいうのよ、ホントだよ。

(引用元:同上)

「だからお前は振られたんだよ」に対する批判

・ 永江氏の意見に対する批判には、女性は必ずしも「男性受け」を意識してファッションを選んでいるのではないという意見をはじめ、「スッピン」「スッピン風メイク」の例として、一般的に「美人」とみなされる新垣結衣氏が演じるキャラクターを挙げたことを不適切とする向きがあった。これについては、「美人/かわいくて金がかからない女が好き」というのが永江氏の本音だと解釈した人や、「スッピン風メイクは作り込まれたメイクであり、金がかかる」とし、スッピンに見える綺麗な女性は永江氏の嫌う「メイクに金を使う女子」であると仄めかせる人がいた。

・ また、そもそも雑誌の特集記事「元カレから褒められた日」に対する「だからお前は振られたんだよ」という永江氏の発言そのものに疑問を呈する声もあった。当該記事では、以前の交際相手と復縁する目的でファッションに力を入れることを推奨しているのではなく、女性読者の「元カレと別れられて幸せだということを本人に見せつけたい」という気持ちにアピールしているため、永江氏の発言は的外れだと主張する人や、記事には「元カレ」としか書かれていないにもかかわらず、女性側が振られたと永江氏が決めつけていることを女性蔑視だと解釈する人もいた。

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「だからお前は振られたんだよ」への同意

・ 一方、永江氏の意見に同意する意見も見られた。女性が化粧をする目的は男性の目を引くことだと考え、「やっつけでやる化粧に魅力がある訳ない」と考える人や、「お金のかかる趣味や服の女子は割と残っている(結婚していない)」と述べる人のツイートは、永江氏によってリツイートされた。

・ また、永江氏の意見を批判する人にも、「恋愛はマーケティングである」という点には同意する人も見られた。しかしこの場合、永江氏のエントリーではマーケティングにおける「ターゲット」が明確ではなく、曖昧な「男受け」のみに論が終始している点や、永江氏は大抵の女性の「ターゲット」ではないと言う人もいた。

批判に対する永江氏の反論

・ 永江氏は、Twitter上で永江氏のエントリーに疑問や苦言を呈する他のユーザーたちのツイートに対し、「引用リツイート」機能を用いてコメントしたほか、当該エントリーに「前書き」と称して長文の追記を行った。

昨日より、ヒステリック、いい方変えるとマジ○チな罵声がTwitterで多数来ました。ほとんどの人は最後まで読まずに脊髄反射してそうなので最初に結論書いときます。
1 自分が好きで化粧したりオシャレするのは勝手。それは個人の自由です。全く否定していない。
2 かたや、本気の恋愛をしたいのなら大多数の男はすっぴんまたはそう見えるものが好きなんで、その作戦が効果的

(引用元:同上)

・ また、永江氏は「女性差別だガーの方へ」や「男性のいいなりになれというのか」という小見出しを設け、それぞれの批判に対して「男はこういうもんだから、男を手玉に取るならこういう作戦、というのがなんで女性差別なのか」「そんなことはどこにも書いてないでしょ」などと反論した。

○ガッキーはメイクさんがついてるから綺麗なだけだ
じゃああなたもメイクさんに頼めば良いでしょ。ガッキーになれるんでしょ。

○スッピン風はどれだけ金がかかるかしらないのか
そんなことまで面倒みられるか。

(参考)
Landerblue
More Access! More Fun!
Twitter|Isseki Nagae/永江一石