ゲーム電卓とは

・ ゲーム電卓とは、ゲーム機能が搭載された電卓。シューティングや占いなど、ゲームの種類はさまざま。ゲーム電卓は主にカシオ計算機株式会社から発売され、1980年代に流行した。2018年3月15日、カシオが「ゲーム電卓 SL-880」のリリースを発表。多くのインターネットユーザーが懐かしみ、ゲーム電卓はTwitterのトレンドに入った。

・ 「SL-880」に搭載されているのはシューティングゲーム。1980年にカシオが発売した最初のゲーム電卓「MG-880」と同じものだ。液晶画面の右側から、数字の形をした敵(デジタルインベーダー)が攻めてくるので、プレイヤーはそれを左側の自陣で迎え撃つ。照準の役割を持つ「・」キーを押すと、自陣に表示されている数字が変わる。敵の数字と同じになったら、「+」キーを押して発射。得点が得られる。また、撃墜した数字の和が10の倍数になると、「n」の形をしたUFOが出現し、それを撃ち落とすとボーナスとして300点が追加される。そのため、素早く計算しながら敵を撃墜することが重要となる。

・ 「ゲーム電卓 SL-880」のゲームは「MG-880」と同じだが、その他の機能や仕様は使いやすく改良されている。「SL-880」の液晶画面に表示される数字は「MG-880」より約3倍大きく、表示できるケタ数は2つ増えた。消費税計算機能や太陽電池も搭載されている。「SL-880」の発売日は2018年3月23日で、価格はオープン。

カシオによる1980年代のゲーム電卓

・ カシオのゲーム電卓としては、1981年発売の、ボクシングゲームが搭載された「BG-15」も人気を博していた。数字のみを使った「MG-880」と異なり、液晶画面に2人のボクサーが表示されるのが特徴。「.」キーでパンチを繰り出し、「+」キーで相手の攻撃をかわしながら、100人の相手ボクサーに勝ち抜いていく。

・ 「Engadget 日本版」によると、カシオがゲーム電卓を発売した背景には、株式会社バンダイの小型ゲーム「ミサイルベーダー」や「LSIベースボール」の流行があった。小さな液晶画面でプレイするゲーム電卓のゲームは、見た目が小型ゲームに似ていたため、ユーザーに親しまれたという。

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他社によるゲーム電卓

・ シャープ株式会社もゲーム電卓を取り扱っていた。「シャープ電卓総合カタログ」の1982年版には、「ワンダートピア」シリーズとして「WN-100」および「WN-101」が掲載されている。サイコロを転がしたり、スロットを回して止めたりといったシンプルなゲームを搭載。

・ バンダイが2009年に発売した「人間関係計算機」は、電卓に占い機能をつけたもの。生年月日を入力することで、自分の性格や他人との相性が表示される。そのほか、シューティングゲームや、電卓がユーザーにメッセージを送ってくる機能があり、遊びに特化した商品だといえる。

(参考)
CASIO|1980年代に一世を風靡したゲーム電卓が復活
CASIO|ゲーム電卓
Engadget 日本版|世界初のゲーム電卓「MG-880」が遊べる! カシオの記念館はガジェットマニア垂涎のお勧めスポットでした
バンダイ公式サイト|『人間関係計算機』3月28日(土)発売
価格.comマガジン|1980年代に人気を博したゲーム電卓も! カシオが「電卓の日」を記念した特別展示
シャープ株式会社|シャープ電卓総合カタログ 1982年6月
Twitterトレンド速報|ゲーム電卓