Google翻訳とは

・ Google翻訳とは、米Google社が提供している翻訳機能。webサイトやスマートフォンのアプリケーションなどで使用でき、2017年2月現在、103の言語に対応している。2017年1月のアップデートにより、スマートフォンのカメラで写した文字をその場で翻訳する「リアルタイム カメラ翻訳」機能が搭載され、話題になった。

・ Googleが開発したwebブラウザ「Google Chrome」にも翻訳機能が搭載されている。外国語で書かれたwebページを開き、PCでは右クリックで現れる「日本語に翻訳」か画面上部の「翻訳」をクリックし、スマートフォンでは画面下部にある「翻訳」をタップすることによって、ページ全体のテキストが日本語に置き換わる。全てを正確には訳しきれないものの、ユーザーにとっておおよその意味が分かるようになるため、全く読めない外国語のサイトの概要を把握するには便利な機能だといえる。

Google翻訳の進化

・ Google翻訳は知名度こそ高いものの、かつては他の翻訳アプリケーションと比べて翻訳精度が低いことで知られていた。たとえば、アプリケーション開発を行う株式会社アップスジェイピーが2015年に行った調査では、Google翻訳を含む5つの翻訳アプリケーションの翻訳精度をポイント制で評価した結果、Google翻訳は第4位であった。

・ しかし、2016年11月、「ニュートラルネットワーク技術」が導入されたことによってGoogle翻訳の精度が大幅に向上した。従来の翻訳システムでは、文をパーツごとに分解し、それぞれを翻訳して再度組み合わせていたため、意味の通らない文になってしまう事例が多発していた。一方、新しい翻訳システムは文を分解することなく、文脈(コンテクスト)を把握したうえで、より適切な訳文を作れるようになったという。この新たなシステムにはディープラーニングの手法が用いられており、機能を使えば使うほど、翻訳システムが学習してより自然な訳ができるようになるとされている。

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リアルタイム カメラ翻訳

・ Googleのリアルタイム カメラ翻訳は、2017年1月から実装された新機能である。iPhoneとAndroid向けのアプリケーションをダウンロードし、スマートフォンのカメラを使って街中の看板や商品パッケージなどの文字を画面に写すと、翻訳された文字が表示される。翻訳された文字は、翻訳元の文字の大きさ・色を踏襲し、元の画像にかぶせて表示されるため、見た目がSF映画のようだとして話題になっている。

・ 2017年2月現在、リアルタイム カメラ翻訳は日本語・英語間の翻訳のみに対応している。文字にカメラを向けてから翻訳が表示されるまで0.5秒ほどと素早いが、翻訳の精度は従来のGoogle翻訳機能より落ちるとされている。しかし、その新奇性には注目が集まっており、旅行先で店の看板やレストランのメニューを読むには充分便利だとの声もある。Googleは翻訳システムの革新によって、またひとつイノベーションをもたらしたといえるだろう。

(参考)
Google Play|Google翻訳
Yahoo!ニュース|Google翻訳の高性能化が話題ですが
iPhone Mania|「Google翻訳」アプリ、iPhoneカメラでとらえた英文を瞬時に和訳可能に!
GoodsPress|読めない英語は写真を撮ろう!「Google翻訳」が瞬時に日本語化してくれます!
現代ビジネス|Google翻訳が「海外出張で使えるレベル」に進化した理由
かみあぷ|Google翻訳は最強なのか?iPhoneで一番使える「翻訳アプリ」決定戦
Itpro|機械学習で精度向上、グーグルがGoogle翻訳の裏側明かす
ITmedia NEWS|Google翻訳が進化 日本語にもニューラルネット適用、自然な訳に APIも公開