「こわっか」とは

・ 「こわっか」とは、親のカバンやベルトに装着して使う、子ども用のつり革。2008年、デザイナー・小野里奈氏の設計によって誕生した。2018年5月11日、「こわっか」をプレゼントされたというTwitterユーザーの投稿が、子どもを持つ人などから注目を受け、76,000回以上もの「いいね」を獲得。販売元の「コド・モノ・コト」プロジェクトは13日、「こわっか」の注文が殺到しているため納品まで数カ月かかると発表した。

・ 「こわっか」は、交通機関や人の多い場所において、親の手が荷物などでふさがっていて子どもと手をつなげない場合の使用が想定されている。持ち手部分はカエデ、ベルト部分は革製。「こわっか」は化粧箱に入れられており、商品のコンセプトなどが書かれたしおりが付属しているため、「小さなお子様がいらっしゃるご家庭への贈り物に最適」とのこと。小野氏は「こどもが大きくなってつり革の役目が終わっても、キッチンや洗面所にぶらさげてタオル掛けなどに使ってもらえたら」と話している。

「こわっか」が作られた背景

・ 「こわっか」は、2008年に開催された展覧会「こどもといっしょのおでかけにもっていくモノは何ですか? こどもと家族のくらしを楽しむプロダクトデザイン展」に向けて制作されたもの。同展覧会では、「こどもと一緒のおでかけシーン」に持っていくイメージで創作された作品が10点展示された。「こわっか」は来場者から好評を博したという。

・ 小野氏が「こわっか」を作ろうと思ったきっかけは、子どもが電車内で、ベビーカーを支えている母親につかまって立っていたり、つり革に飛びつこうとしていたりするのに気づいたことだ。「こどもがつかまれる高さにも、つり革があればいいのに」と考えたという。小野氏は「おとなと手をつないだり、電車で近くに座っている人が席をゆずってくれれば『こわっか』の出番はなくていい」としつつ、母親の手が荷物でふさがっていたり、子どもが電車での移動に飽きたりといったときに「こわっか」を使うことを推奨している。

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「こわっか」への反応

・ 「こわっか」に対してはインターネット上で多くの人が興味を示した。コメントした人のなかには、「イヤイヤ期の娘、最近手を繋いでくれない」「下の子を片手で抱っこして、もう片方の手で上の子と手をつなぐ、これなかなかキツい」など、子どもと手をつなぐのが難しい状況を述べる人もいた。

・ すでに「こわっか」を使っているという人たちもインターネット上で感想を語った。2歳の息子がいるという人は、店で買物する際に子どもが商品に興味を示して「いつも大変だった」としつつも、「こわっか」をカバンにつけて「電車ごっこするよー!」と言うと、ついてくるようになったという。一方、「こわっか」を子どもに与えたものの「すぐに飽きちゃいました」という人もいた。

(参考)
rinao design|Cowacca
AssistOn|こわっか
コド・モノ・コト|こわっかのこと
コド・モノ・コト|「こわっか」の納期につきまして
Yahoo!ニュース|子ども用「つり革」が人気、その使い方は? ネットで話題、子育て世代から共感続々 製作者が込めた思いは
世田谷文化生活情報センター 生活工房|もってくてん