ファーウェイとは

・ ファーウェイ(華為技術、HUAWEI)とは、中国のIT企業。通信事業者向けネットワーク事業などを手がけており、日本ではスマートフォン端末の開発元として知られている。2016年度におけるHUAWEI製スマートフォンの出荷数は、全世界でおよそ1億4000万台。ファーウェイのスマートフォンは安くて高品質であるとして、新製品が発表されるたびにIT業界関係者などから注目を浴びている。ファーウェイは6万件以上の特許を保有しており、国際特許出願数は2014年と2015年に世界第1位だった。2017年2月に発表された、米国ファスト・カンパニー誌が選ぶ「世界で最も革新的な企業50社」の2017年版では、第15位にランクインしている。

・ 2017年3月、スペインで開かれたモバイル製品見本市「モバイル・ワールド・コングレス」において、ファーウェイの最新スマートフォン「P10」(日本での発売未定)の発表会が行われた。「P10」は、2016年に発売された「P9」(市場予想価格・税抜59,800円)の後継機。「P10」のサイズ・重さは「P9」とほぼ変わらないものの、「P10」のメインカメラの画素数は2,000万画素と、「P9」の1,200万画素から大幅に増加し、画質が更に向上した。高性能カメラを売りにしている「P」シリーズの最新作に注目が集まっている。

ファーウェイのビジネス

・ ファーウェイは1987年、中国南部に位置する広東省の深圳(シンセン)市に設立された。深圳市は、香港と隣接している経済特区で、電子産業が盛ん。通信事業者向けに機器の開発や研究を行うファーウェイは1997年に海外展開を始め、2009年には無線アクセス設備の世界シェアにおいて第2位に到達。同年、Androidスマートフォンの発売を開始した。2016年におけるファーウェイ製スマートフォンの世界シェアは9.6%で、サムソンの22.8%、アップルの15.3%に次ぐ第3位であった。

・ ファーウェイ・コンシューマービジネスグループのPRディレクターであるエイダ・シュウ氏によれば、ファーウェイは「より値段が高く性能が高い、ミドル・ハイエンドクラス」のスマートフォンの開発・販売に力を入れているという。ファーウェイが注力している欧州市場では、400~500ユーロ(およそ48,000~60,000円)の価格帯においてファーウェイ製スマートフォンの販売台数シェアが大きく、特にスペインでは47.5%を占めている。シュウ氏は、ファーウェイが「消費者に尊重されるブランド」になることを目的として掲げ、Android端末の「ナンバーワン」になることを目指していると話す。

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ファーウェイの製品

・ ファーウェイのスマートフォンは、スタイリッシュなデザインのほか、高性能カメラを売りにしている。特に「P9」には、ドイツの老舗カメラメーカーであるライカとのコラボレーションで制作されたダブルレンズが搭載されているため、2つのレンズで撮影することによって写真に奥行きを作ることができ、一眼レフで撮影するような「ボケ味」を生み出すことが可能となる。また、「P9」のカメラ機能に搭載された「プロモード」では、深度や露出、シャッタースピードも調節できるため、本格的な写真を撮影することができるのである。

・ また、ファーウェイはスマートフォンだけでなく、腕時計型ウェアラブル端末「HUAWEI FIT」(市場予想価格・税抜15,800円)も販売している。「HUAWEI FIT」は、ユーザーの歩数や心拍数を記録するだけでなく、ユーザーにとって最適な運動プランを提案し、ランニングやサイクリングの最中に加速・減速をリアルタイムでアドバイスする機能を持っている。さらに、「HUAWEI FIT」をスマートフォン用のアプリケーション「Huawei Wear」と連携させることによって、日々の運動記録を確認し、健康促進に役立てることができる。

(参考)
ファーウェイ・ジャパン
HUAWEI JAPAN
HUAWEI Consumer|HUAWEI P10 smartphone
ファーウェイ通信 on ASCII.jp|「HUAWEI P9」「HUAWEI P9 lite」の高性能カメラで休みを楽しむ!!
ファーウェイ通信 on ASCII.jp|2017年の生活を強化するファーウェイのスマホやデバイスはこれだ!
日経トレンディネット|日本でも勢力拡大 ファーウェイはどんな会社なのか?
日経トレンディネット|「アンドロイド端末でナンバーワンに」、ファーウェイの世界戦略を担当者が語る
日本経済新聞 電子版|華為技術、欧州で新型スマホ脚光
日本経済新聞 電子版|中国経済をどうみるか(中)民間のダイナミズムが鍵
日経テクノロジーオンライン|2016年世界スマホ出荷台数13.6億台、中国勢が躍進