IoTとは

・ IoT(アイオーティー)とは、“Internet of Things”(モノのインターネット)の略称で、モノをインターネットに接続して、仕事や生活を便利にすることを指す。家電用品・オフィスの設備・ウェアラブル端末など、さまざまなモノをインターネットに接続することで、仕事や生活がより効率的になるため、IoTという概念は近年ますます広がりを見せている。

・ IoTの明確な定義は定まっていないが、IoTに携わる専門家たちの見解は、ある程度共通している。たとえば、IoTに関する情報の収集・発信を手がける株式会社アールジーンの代表取締役である小泉耕二氏によれば、IoTとは「ありとあらゆるモノがインターネットに接続する世界」を指す。また、工学博士であり『IoTとは何か 技術革新から社会革新へ』などの著書がある坂村健教授(東洋大学)は、IoTについて「会社や組織、ビルや住宅、そして所有者の枠を超えてモノがつながれる、まさにオープンなインフラを目指す言葉」だと説明している。このように、あらゆるモノをインターネットに接続することがIoTと呼ばれている。

東洋大学におけるIoT

・ 東洋大学は2017年4月、情報連携学部を新設し、上述した坂村教授が学部長として就任した。情報連携学部ではIoTについての学習・研究が重視されており、同学部が位置する東京都北区の赤羽台キャンパスは、坂村教授の設計によってIoT化されている。

・ たとえば、赤羽台キャンパスの各部屋では、ICカードやスマートフォンで鍵を開ける。また、研究室には照明や空調設備のスイッチがなく、設置されたセンサーが環境を認識して自動制御する。さらに、ICカードで入室すると、入室した人の好みに合わせた設定で照明・空調設備が作動するという。

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家庭やオフィスにおけるIoT

・ IoTは家庭内にも導入されはじめている。日用品を簡単に注文できるとして話題になった「Amazon Dash Button」のほか、「スマート冷蔵庫」と呼ばれる多機能冷蔵庫も登場し、冷蔵庫内の食材を外出先でも確認できたり、音声認識機能によるメニューの提案を受けられたりといった新しい機能が注目されている。

・ また、2016年、IT企業の株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズが自社の個室トイレにIoTを導入したことも、インターネット上で話題となった。同社が開発した、個室トイレの状況を確認するツール「Toilet IoT」は、各個室のドアに取りつけられた開閉センサーによって個室トイレの利用状況を把握し、それを社員がPCやスマートフォンで知ることができる。これにより、社員が混雑しているトイレを避けて空いているトイレに向かえるようになるほか、個室内でスマートフォンを使用し、長時間出てこない利用者の意識を変えることも目指されている。

(参考)
Study Hacker|スマート冷蔵庫
モノワイヤレス株式会社|IoTとは?|IoT:Internet of Things(モノのインターネット)の意味
株式会社エスキュービズム|IoTとは何か。モノのインターネット徹底解説
東洋経済オンライン|「IoT」とは何か、今さら聞けない基本中の基本
東洋経済オンライン|結局「IoT」で何ができるようになるのか
株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ|【もうトイレ難民にはならない!】個室トイレの利用状況が一目でわかるアプリを開発、社員の生産性の向上に一役
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