一本うどんとは

・ 一本うどんとは、極めて太い1本の麺から成るうどん料理。京都市にある老舗料理店「たわらや」の発祥だといわれている。一本うどんの見た目にはインパクトがあるため、SNS上に多くの写真が投稿され、一本うどんはインターネット上でたびたび話題となっている。

・ 一本うどんは、池波正太郎の時代小説『鬼平犯科帳』(文藝春秋)において、登場人物の好物として描かれたことでも知られている。1989年から2016年にかけて断続的に放送されていたテレビドラマ版『鬼平犯科帳』では、一本うどんが描かれるエピソードが「一本饂飩(うどん)」として放送され、一本うどんの知名度が上がるきっかけとなった。

一本うどん発祥の店「たわらや」

・ 一本うどん発祥の店として知られる「たわらや」は18世紀に創業され、一本うどんは創業当時からのメニューなのだと女将である久保克子さんは話す。10世紀に創建された北野天満宮が近くにあるため、「たわらや」には多くの参拝客や修学旅行生が訪れ、名物の一本うどんを食べていくという。

・ たわらやの一本うどんは「名物!たわらやうどん」(税込730円)として提供されている。かつてはうどんは1本のみだったが、食べやすさを考慮し、現在では2本に切られているという。また、一本うどんの食感をなめらかにするため、久保さんによれば、以下のような工夫がされている。

芯までしっかり火を通すために、60分かけてゆでています。うどんの表面が、ざらざらしていないでしょう? 強火で一気にゆでると、こうはいきません。芯まで火が通る前に表面から溶けていってしまいます。弱火でじっくり時間をかけてゆでるから、つるつるのうどんになるわけです

(引用元:at home VOX|太くて長くてご利益もたっぷり! 京都北野の三大名物「一本うどん」

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一本うどんが食べられる店

・ 「たわらや」のほか、一本うどんが食べられる店として知られているのは、埼玉県羽生市にある羽生パーキングエリア(上り線)内の店舗「五鉄」である。同パーキングエリアは『鬼平犯科帳』とコラボレーションを行っており、「鬼平江戸処」として江戸の街並みが再現された人気スポット。「五鉄」の「一本うどん」(税込800円)は、開発に3年を要したといい、とぐろを巻いた一本うどんの中央には温泉卵が載せられている。また、同じく「鬼平江戸処」内の店舗「船橋屋」では、一本うどんをイメージして作られた甘味「一本饂飩風くず餅」が提供されている。

・ 『鬼平犯科帳』を読み返しながら研究したという江戸料理を提供する、東京・浅草の「櫻田」でも、「一本うどん」(税抜800円)を食べることができる。店内には囲炉裏が置かれているほか、落語会が開催されており、江戸の風情を味わえるとして人気がある。

(参考)
京都北野たわらや 手打ちうどん 京都市上京区
ドラぷら|五鉄
鬼平江戸処店|鬼平江戸処に来たら、ぜひチェックして頂きたい“一本饂飩”
Facebook|船橋屋 鬼平江戸処店(羽生pa・上り)
江戸料理『櫻田』|鬼平犯科帳で忠吾が食べた一本うどん、江戸の三大屋台の味が復活!
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フジテレビ|第4話「一本饂飩」(いっぽんうどん)
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